Mental Cafe 『メンタル カフェ』セラピストのブログ


悩みの原因には24種類あるのをご存知ですか?




悩みの原因は殆ど場合、幼少期の両親との関係でつくられます。


セッションでは、あなた悩みの原因を特定し、その原体験まで遡ります。


そして、その時代につくられてしまった悩みの大元を、


ピンポイントで取り除くことにより、現在の悩みを解消します。




では、どうやって原体験をとりのぞくのでしょうか?


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こんにちは、心理セラピストの中野です。




前回、言いたいことを言えないという悩みの人の

特徴について書きました。






では、なんでそうなってしまうでしょうか?





ちょっと、想像してみてください。




あなたが、2歳の赤ちゃんだったとしましょう。

お腹がすいたことを母親に伝える方法は?






そうです、泣いてアピールすることだけです。






その時に、お母さんが毎回面倒くさそうだったり、

他の事が忙しくて、あなたのことは上の空で

母乳を飲ませていたとしたら、


赤ちゃんのあなたは、どう感じるでしょう?






これをパターン1とします。







今度は反対に、毎回お母さんが嬉しそうに、愛おしそうに

ミルクを飲ませてくれてたとしたら


赤ちゃんのあなたは、どう感じるでしょう?







これをパターン2とします。









パターン1の場合、



赤ちゃんのあなたは、自分が素直に欲求を表現することは、

愛するお母さんに迷惑がかかる(歓迎されない)

ことだと体験的に習得します。





また、少し成長してからだと

「あなたはお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、我慢しなさい」と過度に言われて育ったり、

両親が仕事などで忙しくて大変そうなのを見て育つと、

迷惑をかけないように我慢しようという選択をしがちになります。





こうして、「自分の気持ち、欲求を優先することを我慢して、

自分より相手の気持ち・欲求を優先する」ようになります。





逆に親からみると、世話が焼けなくて

言うことを聞くイイ子にみえます。





これは、いわばあなたが生きていくために身に付けた

サバイバルテクニックなんですね。







一方、パターン2の場合、


赤ちゃんのあなたは、自分が欲求を表現うることは

愛するお母さんも喜んでくれることだと、体験的に習得します。



そして、「私は愛されている、困った時はお母さんが助けてくれる」と

思えるようになります。





成長してからも、

「言いたいことを言っても大丈夫」という安心感や信頼感を

心の根底に持っているので、臆することなく言うことができるんですね。







あっ、 そうそう

これはあくまでわかりやすいように

極端な例として話しています。




「パターン2のようであらねば」的に受け取らないでください。

お母さんも、人間なので機嫌のいい時もあれば

もちろん悪い時もありますから。






話をもどしますが、

言いたいことをいえない(言わない)ということは、

小さかったあなたが、生きやすくなるための

サバイバルテクニックだったんです。





「でも、ちょっと待てよ」と

自分ツッコミしてみてください。






自分は、このサバイバルテクニックが、

大人の自分にまだ必要なのか? と。









ということで、疑問を投げかけて今日は終わります。