イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。 生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」ヨハネによる福音書 11:25‭-‬26 新共同訳https://bible.com/bible/1819/jhn.11.25-26.新共同訳

復活後主日。
主はラザロを復活させられた。その主が十字架にかかって死なれ、3日目に復活された。
「決して死なない」と言われたその言葉を、物理的にそのまま受け止めることはできないかもしれない。ただ、転んでもただでは起きない強さを主は与えてくださるし、人が人の中でいつまでも生き続けることも知っている。その復活によって、人が神のもとでいつまでも朽ちない命を与えられるという希望を与えてくださるのがキリストであるイエス。
「君の膵臓を食べたい」という物語のヒロインは、病で余命わずかというところであったにもかかわらず、その余命すら全うさせてもらえずにその生涯を終わらせられた。けれども彼女の命は、友人たちの中でたしかに「復活」していた。

春の景色が目にまぶしいこの時に、復活の命を思う。