ニキビが治ったと思ったらなかなか赤みが消えない・・・。

ニキビ跡の赤みは自力のスキンケアで消すことができないのかな・・・。

 

男とはいえ、ニキビ跡の赤みが残ってしまうと目立つだから気になりますよね。

 

この記事では日本化粧品検定2級の資格を持っている僕が、自力でできる赤みニキビ跡のスキンケア方法を紹介しています。

 

できることなら美容皮膚科の治療ではなく、スキンケア方法から試してみたいという方には、自力でスキンケアするやり方の参考になる内容になっています。

 

肌がデコボコになるクレーター肌、赤みのニキビ跡で悩んでいる方は下記記事で自力でできるスキンケア方法について紹介しています。

 

 

 

ニキビ跡の赤みが消えない・治らない原因

ニキビ跡の赤みはひどい炎症のニキビが治った後に残る炎症後紅斑という症状です。
 
でも、なぜニキビが消えているのに赤みが消えないの?
 
これはニキビの炎症を修復するために毛細血管が増えたり、広がったりすることで肌がピンクや赤色に見えている状態です。
 
このニキビ跡の赤みは自然に消えていくものもあれば、時には数ヶ月~数年続くこともあるそうです。
ニキビの炎症が強く、皮膚の深い部位にPIE(炎症後紅斑)が起こった場合には、真皮の代謝は非常に遅いため、PIEが治りにくくなります。

小さなニキビの炎症であれば、肌のターンオーバーで少しずつ消えていきますが、炎症が大きい場合は、なかなか消えないようです・・・。

 

もし、赤みのニキビ跡がなかなか消えないし治らない場合は、ニキビの炎症がひどかったことが原因かもしれません。

ニキビ跡の赤みを自力でスキンケアする方法

ニキビ跡の赤みを少しでも早く改善するために自力でできるスキンケア方法について紹介していきますね。
 
ニキビ跡の赤みのスキンケアで大切なことは2つあります。
  1. 色素沈着するのを予防する
  2. 肌のターンオーバーを促す

色素沈着するのを予防する

赤みのニキビ跡をスキンケアせずに放置してしまうと色素沈着して茶色シミとして残ってしまうこともあります。
 
そのため色素沈着を予防するために、紫外線対策をする必要があります。
具体的には「日焼け止めクリームを使う」「炎症作用を抑える化粧品(美白化粧品)を使う」ことです。
 
炎症を抑える成分としては「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」などの成分があります。
 
個人的には肌の修復作用や過剰な皮脂分泌を抑えるなど万能美容成分として人気のビタミンC誘導体を配合している化粧品がおすすめです。
ビタミンCは美白としてではく、炎症を抑えたり肌の修復を促すために使われます。(P198引用)
とくにオイリー肌で繰り返しニキビができてしまうような方にはおすすめです。

肌のターンオーバーを促す

肌のターンオーバーを促すことは赤みのニキビ跡ケアに限らず大切なことです。肌のターンオーバーが乱れているとニキビや毛穴つまりや黒ずみ、シミなどといった肌トラブルができる原因になるからです。
 
肌のターンオーバーを促すには「レチノール」や「ナイアシンアミド」といった成分が効果的です。
 
もちろんスキンケア以外にも睡眠時間、運動習慣、食生活なども肌のターンオーバーを整えるのには必要不可欠な要素になっています。

まとめ:なかなか赤みが消えなくても自力でスキンケアすることは大切

ニキビ跡の赤みはニキビの炎症が原因で残る症状です。
 
ニキビの炎症が小さい場合は肌のターンオーバーで少しずつ消えていくこともありますが、炎症が大きい場合はなかなか消えない・治らないこともあります。
 
だから自力のスキンケアをしたからといって赤みがすぐに消えることはありません・・・泣。
 
ただ、この赤みのニキビ跡を放置してしまうと色素沈着して茶色シミとして残ってしまうことがあるので、しっかりとビタミンC誘導体を配合している化粧品でスキンケアで対策する必要があります。
 
参考までに僕が実践していたスキンケア方法を紹介させてください。
  1. 朝晩の洗顔
  2. ビタミンC誘導体化粧水を使ったケア
  3. 保湿乳液を使った保湿ケア
  4. ピーリング化粧水を使った角質ケア(週に2、3回)
4の角質ケアは肌のターンオーバーを促す目的で実践しています。
 
スキンケアを実践していても半年以上、1年も2年も改善されないという方は、美容皮膚科での治療を検討してもよいかもしれません。