企業研究をするときに「IR情報」に必ず目を通した方がいい理由 | 就活女子応援☆今日からできる面接対策!

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毎日キャリアアドバイザーとして、または面接する人事として
いろいろな就活生と話しています。


(熊本の受講生が先日面接で東京に来て、お土産をいただきました。
ありがたい。やっぱり、くまモン。美味しかったです。)


日々面談していて思うことは会社説明会で聞いた内容だけを元に
エントリーシートや面接で伝えることを考えている人が多いこと。
あとは、配布される採用パンフレットや採用情報のページくらいでしょうか。

でも、意外と会社情報がわかりやすいのは
上場企業であれば「IR情報」です。
ここには、その企業の投資家向けの情報が公開されていますから
企業の中期経営計画や、決算資料などを読むことができます。

数値を分析するのは難しいかもしれませんが
書いてある日本語を理解するのは、大学生でも
そんなに時間がかかる作業ではありません。
むしろ「せめてこれくらいは読んでおいて当然」と思うくらいでいきたい。

しっかり情報開示をしている会社であれば1社あたり20分も読み込めば
会社の主力事業や今後の方向性が、よりはっきりと見えてきます。

あなたは新卒で入社したら、その会社の主力事業に携わる可能性が高いです。
また、数年後~10年後の会社の方向性について
公式に発表している情報がたくさん書かれています。

読み取ることができた特徴や方向性について「自分が働くなら」と自分事にして
いろいろなイメージをしてみてください。
自分はどんなポジションで力を発揮できそうか?
ワクワク語れるのはこの会社のどんな部分か?と
得意(できること)と興味(やりたいこと)の両方の観点で考えます。

はじめは同じ業界でそれぞれ違いがわからなくても、そういった内容を
詳しく読み考えていけば、エントリーシートに書く程度に具体的な
志望動機を書くのはそう難しくありません。

超人気企業を除けば、
どの就活生も意外とやっているようで、できていないので
OB訪問などができていない場合でも、一般的に公開されている情報から
ちょっとした企業研究の努力をするだけでも差はつきます。

もちろん、志望動機は進化していくものなので
面接のステップを進んでいくごとに
更に詳しく聞いてみたいことを質問することで
より志望動機が深まってくる企業もあると思います。
人と会って直観的に受け取る会社の情報もたくさんあるでしょう。


情報が増えすぎていて、入ってきた情報を取捨選択することに
いっぱいいっぱいの人は
自分で情報を調べるひと手間を大切にしてみてくださいね。



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