突然ですが、個人面接とグループ面接、どちらが緊張しますか?
私がお聞きする範囲ですと、どちらかというと
グループ面接の方が緊張するという方が多いようです。
なぜでしょう?
今日はグループ面接で、特に緊張を引き起こしやすいシーンをもとに
3つの症状と対策についてご紹介します
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【グループ面接 あるある症状】
1.トップバッターが長く話すと、自分も同じくらい話さなきゃ損!と焦る
2.隣の人とエピソードがかぶると、すごく動揺する
3.隣の人の話が素晴らしく聞こえて、どんどん自信がなくなる
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■トップバッターが長く話すと、自分も同じくらい話さなきゃ損!と焦る人へ
処方箋⇒他の人のペースは気にしない。
あなたが気にするのは「面接官が聞きたいこと」
「はじめの自己紹介で、トップバッターが3分以上も話してるんですけど」
こんなこと、よくありますね。
でも、あなたがそれに違和感を感じたなら、自分の違和感を信じて◎。
「隣と同じ分量だけ話さなきゃ損だわ!」という
オバチャン的な(失礼)考えは捨てて
あなたがその問いに対して、必要と思った回答をしてください。
面接は一方通行ではなく、
面接官と就職活動生のコミュニケーションです。
限られた面接の時間で、ほとんど1つの回答にばかり時間がとられてしまい、
結局ほかの質問ができなくなってしまう事例もいくつもあります。
また、隣につられた結果あなたまでもが「コミュニケーション能力に欠ける」と
思われてしまっては、もったいないですね。
時間が指定されている場合や、プレゼンテーションの場でない限りは、
基本的な質問に対する答えは45秒~1分以上になることはないでしょう。
■隣の人とエピソードがかぶると、すごく動揺する人へ
処方箋⇒同じエピソードでも気にせず自信をもって話す。
エピソードは「主題」ではなく「手段」にすぎない。
「隣の人も、接客業のアルバイトを通じて経験している!かぶった!」
こんなことも、よくありますね。
同じエピソードでも自信をもって話しましょう。
「私も」で話をはじめる必要もありません。
あなたの経験と、それを通じて伝わる内容は自信を持って
世界に1つ、あなただけのものです。
面接は、「経験ご披露コンテスト」ではなく、
「経験を具体例(説明のための手段)として、あなた自身を表現する場」なのです。
言い換えると
面接官は、「アルバイトの話がすごいかどうか」ではなく
その話を通じて「あなたの能力や価値観」を知りたいのですから。
■隣の人の話が素晴らしく聞こえて、どんどん自信がなくなる人へ
処方箋⇒隣の人が面接に通過するかどうかは、
実はあなたの面接通過には「まったく」関係がない。
同じ面接を受けている人が、
「すごい学校ばっかりだ!」
「○○の大会で優勝している!」
「なんか、まぶしいくらい笑顔でキラキラしている!」
こんなとき、自分なんて、自分なんて・・・と、
どんどん小さくなって緊張してしまう人もいると思います。
就職活動の本には、「周りは関係ない」とか「味方だ」と書いてありますが
その本当の意味を、なかなかつかみにくいのでは、と感じています。
なぜ関係がないのかというと
実際に面接官の立場からしますと,
グループ面接の段階では最終面接でない限り
「内定の可能性のある人は、全員通過させるから」です。
だから、大切なのは「あなた自身」だけ。
隣の人が面接に通過する・しないは、あなたにとって「全く関係がない」のです。
むしろ、周りの人の雰囲気や話を気にしてしまって
いつもの力を発揮できないことの方が、「大いに関係がある」のです。
いかがでしょうか。
周りと比べてしまう気持ちは、よ~くわかります。
かくいう私も、日頃から周りと比べて落ち込むの、得意ワザですから!
でも!面接では
自分の感覚とこれまでしてきた準備を信じて、
自分がその場でベストを尽くすことだけに集中するのがいちばんですよ。
そう思っていても、まだなかなか難しい・・・なんていう方には
もっと視点を変えた裏技もありますので、レッスンで聞いてみてくださいね
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