こんにちは。就活モード・いのうえまりです。
天気のいい今日のテーマは、積極的にいきたい「会社への質問」です。
面接や説明会で、必ずと言っていいほど聞かれる
「それでは、何かご質問があればどうぞ。」
「何か聞きたいけど聞けない~!」と、なりませんか?
そもそも、企業はなぜ質問を問うのでしょうか。
就職サイトや説明会などの場では、企業は
不特定多数に対して限られた時間とスペースを使って、
最低限の情報や、会社としてアピールしたいポイントを提供しています。
でも、あなたと、たとえば隣に座っている人は
興味のポイントも違えば、会社選びの軸も違う、きっと知識も違いますよね。
つまり、ひとりひとりが会社を選ぶために
必要としている情報は、就職サイトや説明会で
発信される内容だけでは、不足するのが自然なのです。
だからこそ企業は、
「あなた自身が、会社への理解と興味を深めるための情報を得てほしい」
という気持ちで質問を受けているのですが、
最近、FacebookやTwitterなど大量に流れている情報を受け
うまく整理することに慣れた反面、自分に必要な情報を自ら考え、
取りに行くことが苦手な人が増えたように思います。
面接レッスン
でも、「逆面接」という形でのトレーニングをしていますが、
質問がどんどんわいてくる考え方を練習してみましょう
おこりがちなケース:
説明会で聞いた情報で、知りたいことは聞けたので
質問が思いつかないという状態。
まだ、働くということへのイメージが深まっていない段階に起こりがちなのが、
「説明会で、充分に情報は聞けた(気がする)」というパターンです。
こんなときは、企業について、自分が「いいな!」と思ったことや
逆に「心配だな、困ったな」と思ったことに着目しましょう。・・・①
次に、そのいいな!と感じる根拠になった情報について・・・②
「自分が聞いた情報だけで、よいという判断ができるのか?」
と、たちどまって自分に「疑ってみる」という作業をします。・・・③
すると、「これも聞いた方がいいな」「ここはもう少し詳しく聞いておこう」と
いうことが1つは出てくるはずです。・・・④
そこが質問のポイントです。・・・⑤
例:
①いいな」と思ったきっかけ:
グローバルな展開に魅力を感じた!
自分も海外で活躍できる人材になりたいと思ったからだ。
②自分が聞いた情報:
海外にある支店の数と都市
③疑ってみる:
これで、本当に自分が海外で活躍できると判断できる?
⇒この情報だけでは、
自分が海外で働ける可能性があるのか、わからない・・・
もしチャンスがあるとして、事前にどの程度の語学力が必要なのか心配・・・
④不足している情報:
入社後の海外赴任のチャンスや、必要な期間・能力
⑤質問したいこと:
■入社後何年程度で海外赴任の機会があるのか、
■海外赴任にあたって条件としている経験や英語力はどの程度なのか
例:
①「いいな」と思ったきっかけ:
子育てをしながら働ける環境に魅力を感じた!
私は出産後も、同じように仕事を続けたいと思うからだ。
②自分がもっている情報:
子供が○歳になるまでの、時間短縮勤務ができること
③疑ってみる:
これで、本当に出産前と同じように仕事が続けられると判断できる?
★この情報だけでは、
自分が、いままで通りの仕事を続けられるのか、わからない・・・
制度があるのはわかったが、活用されている実態がわからない・・・
④不足している情報:
制度を利用した人の例や、任される仕事の変化について
⑤質問したいこと:
■制度を利用する人はこれまでどのくらいいるのか
■制度を利用するときは、今までと同じ仕事を続けられるのか、
それとも部署を異動するのか
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質問がないという状況からの脱出ポイント
・与えられた情報だけで満足しない。
・自分の聞いた情報だけで、「いいな」と思ったことや
心配に思ったことが判断できるのか、一度疑ってみる。
・しっかり判断する(=理解を深める)ために
まだ不足している情報を質問する。
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いかがでしょうか?
はじめは少し時間がかかるかもしれませんが、
与えられる情報を全部吸収するのが得意なのに
「質問が思いつかない!」というあなたは、
慣れるまでは、ぜひこの考える順番を意識して、
本当に自分にとって必要な質問を考えるという練習をおすすめします。
この練習を積んで出てくる質問は、「場つなぎ」でも「とりあえず」でもない
「本当に企業選びに役に立つ」「意欲が伝わる」ものになるはずです
もちろん、社会経験がない状態で、「足りない情報」をすべて
拾うのは、難しいこともあると思いますので、
やっぱり思いつかないときは、遠慮なくご相談くださいね
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