事業計画書の作り方 | 自宅ワンルームで始める30代女性起業

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良い事業計画書の条件

誰かを説得するべく作成する書類である以上、求められる要素があります。最低限必要な条件として必要な情報が網羅されていることが挙げられますが、良い事業計画書にはそれ以外に『3つの要素』が備わっていると言われています。

 

パワーポイントで事業計画書を制作している方は多いかと思いますが、もちろん見やすさ・読みやすさに配慮するのは当たり前として、以下の3つをいかに取り入れるかを考えることをオススメします。

その1.事業を1分で説明できる

これから立ち上げようとしている事業だけに、込めた思いは相当なものでしょう。相手を説得するにはもちろんスジの通った数字のロジックは必要ですが、それと同じくらい「明快に物語れるか」も重要となってきます。

 

何十分でも何時間でも語れるかもしれませんが、残念ながらそこまで気長に話を聞いてくれる人はいません。相手がしびれを切らさないうちに、自分の事業について伝えるのに与えられた時間は、およそ1分。

 

たったこれだけの時間で相手に興味を持ってもらわなければなりません。

そこで必要なのは、事業立ち上げの経緯や儲けのしくみ・市場分析に提供サービスの概要など、あらゆる説明項目にサマリー(要約)を設けること。

 

長くなりがちな事業計画書も、サマリーだけ読めば大体わかるようにしておけば、相手の理解を早めることができます。

説明できない・しにくいことは、伝わりません。まずは理解させることから始まります。

その2.実行計画が明確

当たり前の話ですが、計画は実行されなければ価値はありません。

だから、「いかに計画が優れているか」が評価されることはありません。計画が優れているということは、結果ではなく前提に過ぎないのです。

 

事業計画書に書かれる未来の内容は抽象的になりがち。仕方のない面もありますが、その計画を成し遂げるために、「いま何をすべきなのか」が書かれていない計画書は信頼されないでしょう。

先ほどサマリーを設けることが重要だと述べましたが、それに加えて「今やるべきこと」が書かれている事業計画書こそ、真の信頼に値します。

その3.きれいなロジックより、徹底的なファクト&テスト

ある程度論理的に書かれていることは前提となりますが、事業計画段階であまりにきれいなロジックを描くとそのロジックに溺れる可能性があります。

 

しっかりとしたロジックを立てつつも、それがあくまでも仮説であることを前提としていなければなりません。

いろんな仮説を立てている中でも、大きく外れやすいと言われるのが売上について。これは市場の分析やマーケティング戦略が、まだまだ仮説段階にあるからと言えます。

 

そういった状況下ではより信頼が置けるファクト&テストをオススメします。

ファクト&テストとは客観的な情報としてファクト(市場の規模や売上高・ライバル企業の数字情報など)を収集し、それをベースとした商品やサービスをテストすることで、商品・サービスに需要があるかどうかを検証することです。

 

事実は仮説よりも強いもの。動かしようのない客観的事実を知った上でこそ、立てた仮説は価値を持ちます。サマリーに客観的事実(主に数字)を入れこむことで、よりよい事業計画書となるでしょう。