ビジネスで大切な「利益率」とは? | 自宅ワンルームで始める30代女性起業

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「利益率」の意味とは?

 

「利益率」とは売上高に対する利益の比率

「利益率」は投下資本や売上高などに対する利益の比率のことで、会社の収益性を見るための指標のひとつです。利益とは「儲け」を表しており、売上から費用を引いた残りを指します。

一般的に会社の規模に比例して資本や売上高は大きくなるため、利益の額も大きくなります。そのため、利益の額だけでその会社の収益性を見るのではなく、投下資本や売上高に占める利益の比率を求めたうえで判断するのです。

「利益率」は儲かる商売の目安

1個売れたときの利益が500円の商品Aと1,000円の商品Bでは、商品Bのほうがより利益が大きく見えるでしょう。しかし商品Aの価格が2,000円、商品Bの価格が8,000円だったとすると、商品Aの儲けのほうが大きくなります。

もし利益の額だけに注目して商品Aより商品Bの販売に力を入れていたとすると、効率の悪い商売をしていることになるのです。利益ではなく利益率こそが、儲かる商売を見定める目安としてふさわしいものといえます。

 

 

「利益率」の計算方法

「利益率」は利益を売上高で割ったもの

利益率はパーセンテージで表されるもので、利益÷売上高×100で計算できます。たとえば先に挙げた商品Aと商品Bの例で計算すると、以下のようになります。

  • 商品Aの利益率(%):500円÷2,000円×100=25%
  • 商品Bの利益率(%):1,000円÷8,000円×100=12.5%

計算からわかるように、商品Aの利益率は商品Bの2倍です。ところが商品Aと商品Bを100個ずつ売った場合の売上高は、商品Aは50,000円、商品Bは100,000円となり、商品Bが商品Aの2倍になるのです。

利益の種類によって変わる「利益率」

ひとくちに利益率といっても、対象となる利益の種類によって数値が違ってきます。売上高から売上原価(仕入原価)を引いたものが売上総利益(粗利益)、粗利益から販売費および一般管理費を差し引いた収益が営業利益、営業利益から本業以外の損益である営業外収益・営業外費用を差し引きしたものが経常利益です。

その他、一時的な損失や利益を加味した税金を納める前の利益である税引前利益、税金を引いた最終的な利益である当期純利益があります。

利益率の分子にあたるそれぞれの利益は金額が異なるため、分母である売上高が一定であっても数値も違ってくるので、目的に合わせて使い分けているのです。

「利益率」の基本はどの利益でも同じ

利益の違いによる利益率の計算方法は以下のとおりですが、どの利益率においても基本的に、売上高総利益率と同じように計算します。