カスタムテーラーフェア | シン・メンズビギ横浜店ブログ

シン・メンズビギ横浜店ブログ

メンズビギ横浜店スタッフによる、何でもアリのフリースタイルブログ

GMです。


今回は今週末からスタートする

こちらのお知らせです!



『カスタムテーラーフェア』

        8/27(土)~9/28(水)


ここ最近「新作生地はいつから?」

というお問い合わせも多く、

待ちに待ったという方も

いらっしゃると思います!


恒例となったカスタムテーラーフェアは、
年2回の新作生地の入荷に合わせて
オプション料金¥5000分が無料になる
お得なキャンペーンです。

人気のスーツやジャケットに加え、
トレンドのイージーセットアップの
オーダーも可能です。
お好みの生地やボタンや裏地など、
ショップスタッフと相談の上、
ご自由にカスタマイズができます。
このONLY ONEの一着を作る体験は、
既製服を購入するのとはまた違った
悦びと感動をもたらします。

そこで、すでに体験された方はもとより、
初めての方にも是非体験して頂きたく、
カスタム(パターン)オーダーの全容を
詳細に記した以前の記事を
ここで再掲載させて頂きます。
興味はあるけどちょっと不安…という方に
是非お読み頂ければと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

パターンオーダーのススメ


いつもありがとうございます。
メンズビギ・マルイシティ横浜店
GM(ゼネラルマネージャー)の
橋津です。
 
今回は以前からじっくりご紹介
したかった、メンズビギ・パターン
オーダーについて書いていきたい
と思います。
 始めに…
 
《オーダーの意義とは?》
 
一般的にオーダーの魅力は、
 
◎既製品のスーツではサイズ感が合わない
◎自分だけのオーダーメイドを楽しみたい
◎お洒落なスーツで周りと差をつけたい
◎時間が掛かってもいいスーツが欲しい
 
といったところでしょうか…。
 
もちろん表面的にはその通りですが、
私はもっと深い意義があるのでは?
と思っています。
  
『日本人の生活の根底には
“ハレ”と“ケ”という世界観がある…』
そう見出だしたのは、民俗学者の
柳田國男です。
 
“ハレ”とは非日常で晴れがましいこと。
 
祭りや儀礼などの
「晴れの舞台」
「晴れ着」
「晴れ姿」のこと。
 
“ケ”とは日常で普段の生活のこと。
 
単純な“ケ”ばかりが続くと次第に
“ケ”が枯れてケガレる。
 
そして“ケガレ”は“ハレ”の非日常を
通じて回復するというのが 
日本人本来の健康的な
生活リズムだと言います。
 
このバランスが崩れると
精神的エネルギーが枯渇し
健康にも悪影響を与えます。
 
私は狂乱のバブル時代をかろうじて
経験した世代ですが、今思えば
“ハレ”が多過ぎるのも
考えものです(笑)。
 
では、現在はどんな時代でしょう。
経済の行き詰まりや先行きの
不透明感からくる閉塞感を考えると
“ケ”の比重が高い時代と
言えるのではないでしょうか。
 
ここ数年話題になる渋谷のハロウィン
騒動などは、生活の中でのハレの
機会が減っているが故に巻き起こる、
現代ならではの現象だとも思えるのです。
 
でも考えてもみてください。
ハレは自分で簡単に作り出す
ことが出来ます。
 
家から一歩でも外に出ると、
そこは“公”の世界です。
 
特別なイベントや祭りや儀礼で
なくとも、何気無い日常における
仕事や遊び、食事や買い物での
外出が、ちょっとした工夫だけで
ハレな気分が味わえるのです。
 
 そして、ハレな気分を味わうのに
欠かせないものこそ衣装(服)なのです。
 
 だからこそ“晴れ着”であり、
ハロウィンの場合はその“晴れ着”に
代わる“仮装”となるのです。
 
そしてある意味現代は“個”が
尊重される良き時代でもあります。
 
現代の男性にとっての晴れ着とは、
スーツやジャケットです。
 
そしてそれぞれのシーンで気分を
高揚させるには、自分自身の嗜好や
体にカスタマイズされた服が一番
ではないでしょうか。
 
そんなスーツやジャケットを
着ている時こそ自信が湧き、
その人が持つ本来の魅力を
最大限に発揮して輝くのだと
思うのです。
 
だからこそ、世界に一着しかない
貴方だけの服をオススメしたい
のです。
 
2018年6月から本格的にスタートした
メンズビギのパターンオーダー。
 オーダーされたお客様には大好評を
頂き、すでに2着目、3着目をオーダー
された方もいらっしゃいます。
 
私自身もそうでしたが、一度経験
するとその魅力に取り憑かれる
はずです。
 
とはいえ、何となくご興味がある方
でもパターンオーダーのことが
よく分からず、二の足を踏んで
いる方もいらっしゃるかと思います。
 
そこでパターンオーダーについて、
できるだけ詳しく分かりやすく
説明したいと思います。
 
 
《パターンオーダーとは?》
 
オーダーには大きく別けると3つあります。
パターンオーダー、
イージーオーダー、
フルオーダーなどです。
 
この中で最もポピュラーで気軽に
オーダーできるのが
パターンオーダーです。
 
それはゼロから作るのではなく、
あらかじめ用意された型紙の
ゲージ服(サンプル服)を着用し、
自身の体型に一番近いものを選び、
そこから袖丈、着丈、肩幅、
ウエスト、股下などの各部位を、
自身の体型や好みのサイズに
調整し仕立てていくからです。
 
そういう意味では初めての方でも
既製品に近い感覚でオーダーできます。
そのため、オーダーメイドの中でも、
 
①価格が安い
   *スーツ¥49,000~ ¥108,000
   *ジャケット¥34,000~¥72,000
   (いずれもオプションなしの場合)
 
②納期が早い
   *通常約2週間 
   *特急納期7~10日
   (オプション料金¥5,000)
 
③完成品がイメージしやすい
   *7サイズのゲージ服(サンプル)を用意
    (ジャケット・パンツ・ベスト)
 
などのメリットがあります。
 
 
《オーダーの流れは?》
 
1. フィッティング
 
さて、初めてのパターンオーダー。
まず最初は生地選びからでも
よいのですが、ここではゲージ服を
試着してのフィッティングと採寸
から始めます。
 
 
 
メンズビギの既製スーツをすでに
お持ちの方なら、そのサイズを
目安にするのが良いでしょう。
 
ゲージ服のサイズと型紙は
既製モデルとほぼ一緒だからです。
 
いつもジャストサイズでお直しを
しない方ならそのままでも
良いですが、ご希望があれば
各部位を調整することができます。
 
また、いつもお直しをされる方なら
最初からその寸法で仕上がるので、
お直し代はかかりません。
 
 
 
メンズビギの型紙は現代的な
ブリティッシュスタイルのシングル
二つ釦です。
 
程よく細身のシャープなシルエットで
肩パットも薄めなので、古臭い
ガチガチの英国調ではなく
ソフィスティケートされています。
 
 
ゲージ服は既製品よりも多い
7サイズ。
(SS・S・M・L・LL・XL・XXL)
 
調整できる範囲はそれぞれ
以下の通りです。
 
【ジャケット】
    袖丈 ±5㎝
    着丈 ±5㎝
    肩幅 ±1㎝
    身幅 ±3㎝
【パンツ】
    ウエスト ±4㎝
    股下 60~98㎝
    裾幅 ±2㎝
【ベスト】
    背丈 ±5㎝
    身幅 ±3㎝
 
 
2. ディテール
 
フィッティングによる採寸を
済ませたら、スタイルを確立
する為に各ディテールを
選びます。
 
〈ラペル(衿)〉
 
全体の印象を左右するラペル
デザインには2種類の選択肢が
あります。
どちらも無料です。
 
【ノッチ・ド・ラペル】
 
【ピーク・ド・ラペル】
 
一般的なビジネスシーンでは
ノッチドラペルが主流ですが、
制約のない方やお洒落着として
英国クラシックな雰囲気を
強調するならピークドラペルも
おすすめです。
 
 
〈ポケット〉
 
腰ポケットのデザインには大きく
別けるとフラップ有りと無しが
あります。
 
フラップとは雨蓋のことです。
一般的にはフラップ有りですが、
カジュアルなジャケットなら
フラップ無し(パッチポケット)も
よいでしょう。
 
【スラントポケット】
ブリティッシュスタイルを継承する
メンズビギの基本デザインが
こちらです。
 
傾斜のあるデザインは手を入れやすい
だけでなく、ウエストラインをさらに
美しく見せます。(無料)
 
【水平ポケット】
アメリカントラッドやクラシコ
イタリアにみられるデザインです。
(無料)
 
【チェンジポケット】
チェンジとは両替のこと。
小銭入れのことです。より英国調
クラシックなデザインです。
(別途オプション¥1,500)
 
【パッチポケット】
よりカジュアルな雰囲気が
味わえます。
(別途オプション¥2,000)
 
 
〈袖仕様〉
 
袖口のデザインには「開き見せ」と
「本切羽」の2種類があります。
 
開き見せとは、袖口が閉じた状態で
ボタンホールとボタンが縫い付け
られたデザインです。
それに対し本切羽とは、
ボタンホールが開いており実際に
袖を開閉できる仕様です。
 
【本切羽】
(別途オプション¥3,000)
 
【袖釦】
袖ボタンの縫い付け方にも
「キッシング」(キッスボタン)と
「重ね釦」の二通りあります。
 
キッシングとは、ボタンとボタンを少し
触れるくらい重ねた縫い付け方です。
 
 
重ね釦とは、その重なりがさらに
大きい縫い付け方で、これらは
イタリアのサルトリア(仕立て職人)の
遊び心からきています。
 
また、縫い付けるボタンの数も
3~5個で指定できます。
袖釦の仕様は全て無料です。
 
 
〈ベント〉
 
ベントとは、ジャケットの後ろの裾に
付いている切れ込み(スリット)の
ことです。
 
元々は昔のイギリスの兵隊が
馬に乗る際に裾が突っ張らない
ように考えられたものです。
 
ベントには主に3種類のデザインが
ありますが、どれを選んでも
無料です。
 
【サイドベンツ】
ブリティッシュスタイルが基本の
メンズビギのスーツではこれが
定番です。
 
両サイドにベントが入っていため、
ヒラヒラと風になびき足が長く
見える効果があり、パンツの
ポケットに手を入れても様に
なります。
 
 
【センターベント】
軽快でスポーティーな印象で、
アメリカンなスーツによく見られます。
また、単品ジャケットに相性がよいでしょう。
 
【ノーベント】
切れ込みが無いスタイルです。
アクティブさが求められない
フォーマルなスーツに向いています。
 
 
3.  生地選び
 
さて、ここからがオーダーの醍醐味といえます。
 
まずはその服の顔となる
生地選びです。
 
メンズビギでは国内外の
老舗高級生地メーカーから
選りすぐった80種類以上の
サンプルをご用意しています。
 
既製品ではイメージ通りの色・柄が
見つからないという方にも最適です。
 
ちなみに、生地サンプルは
年2回(春夏・秋冬)2月と8月に
入れ替わります。
 
(*一部オリジナル生地あり)
(*一部ジャケット専用生地あり)
 
 
  
 
4. 付属品選び
 
生地選び同様、これもオーダーの
醍醐味です。
 
〈ボタン〉
 
ボタンには色だけでなくデザインや
素材や光沢感などの多くの
バリエーションがあります。
 
メンズビギでは全35種類の中から
選べます。
各ボタンの下に表記しているのが
オプション価格で、記載のない
ボタンはすべて無料です。
 
尚、オプション価格はボタン一個の
価格ではなく、オーダーする
1アイテムすべて含まれています。
 
【無料ボタン】
 
【有料ボタン】
(*上段左3つは無料)
 
【有料ボタン】
 
これだけ種類があると選べない
という方もいらっしゃるかも
しれませんが、落ち着きのある
雰囲気を重視するなら
表地と同系色を選ぶと良いでしょう。
 
アクセント重視ならその逆もありです。
また高級感重視なら本水牛ボタン
(¥2,000)をおすすめします。
 
イメージしづらい時は既製品を参考に
すると良いと思います。
 
 
〈裏地〉
 
裏地はジャケットとシャツの
すべりを良くし、着心地の向上と
型崩れを防ぐという重要な役割を
担っています。
 
それと同時に着用時には見えない
部分だけに、羽織ったり脱いだり
するシーンでさりげなくチラッと
見えると個性を主張できるのです。
 
秋冬用、オールシーズン用なら
「総裏」と呼ばれる全体で
裏地を使うタイプを、
春夏用なら「背抜き」でよいと
思います。
 
メンズビギでは35種類の裏地を
用意しています。カラーだけでなく
素材や柄のバリエーションも
あります。
 
各裏地の下に表記してあるのが
オプション価格と素材で、
価格表記のない裏地は無料です。
 
【無料裏地】
 
【有料裏地】
 
【有料裏地】
 
【有料裏地】
 
【有料裏地】
 
ボタン同様、表地と同系色にすると
落ち着いた雰囲気に。
敢えて華やかな裏地を選ぶのも
オーダーならではの遊び心です。
 
また、着心地を重視する方には
キュプラ素材
(¥2,000~¥3,000)を
おすすめします。
夏向きのメッシュ素材(¥2,000)も
あります。
 
 
〈袖裏・衿裏〉
 
袖裏(SLEEVE LINING)は、
裏地と同素材
(ポリエステルかキュプラ)のみの
組み合わせになります。
 
カラーはそれぞれ2種類です。
衿裏(COLLAR CLOTH)は、
10色の中からお好みのカラーを
選べます。
袖裏・衿裏ともそれぞれ無料です。
 
 
 
〈ボタンホール〉
 
部分的にボタンホールのカラーも
選べます。全てオプションで価格は
各¥1,000です。
(カラー指定なしは無料)
 
*前ボタンホールを全て配色
*フラワーホール(左衿)配色
*セッパ(袖口)1ヶ所配色
 
 
こちらはセッパ配色の例です。
 
 
〈AMFステッチ〉
(別途オプション¥3,000)
 
AMFステッチとは、ジャケットの
ラペル(衿)から裾にかけての
縁に入れるステッチのことです。
 
「AMF」は実際はミシンですが、
まるで手縫いのような不揃い感が
特徴です。
これが入っていると、まるで職人の
手仕事感が味わえます。
 
 
通常AMFステッチは生地と同色
ですが、カラーを変えるとアクセント
にもなりますので、ご興味のある方は
是非試してみてください。
 
 
 
〈ネーム入れ〉
(無料)
 
既製品のスーツやジャケットでは、
ネームを入れる方がほとんど
いらっしゃらない時代ですが、
オーダー服には是非おすすめです。
 
世界に一着だけの証しになります。
字体は5種類、カラーは白・黄・緑・
青から選べます。
 
 
 
〈シロセット加工〉
(別途オプション¥3,000)
 
シロセット加工とは、パンツの
センタークリース(折り目)がとれない
形状記憶加工のことです。
 
雨に濡れたり、クリーニングを
してもシャープ性は持続します。
(*一部の生地は不可)
 
 
《価格体系は?》
 
さて、最後に一番気になるのは
ここではないでしょうか。
 
基本価格は生地のランクと
アイテムの組み合わせに
なりますので、こちらの価格表を
ご参照ください。
 
〈基本価格〉
 
横列(A~G)が生地のランクです。
縦例(1~7)がアイテムの組み合わせです。
 
例1)Aランクの生地でアイテム5(単品ジャケット)を
オーダーすると、基本価格は
¥34,000となります。
 
例2)Cランクの生地でアイテム2(スリーピース)を
オーダーすると、基本価格は
¥89,000となります。
 
標準仕様の場合はこの価格の
ままです。
 
〈オプション料金〉
記事の中でご説明した、
各オプション料金をまとめたのが
こちらの料金表です。
 
 
オプションを希望される場合は、
基本価格にオプション料金を
加えた金額が合計価格と
なります。
 
 
最後に…
 
ここまで長々と(笑)ご説明して
きましたが、 いかがでしたか?
 
お客様が事前にご検討頂けるよう、
できるだけ詳しく書いたつもり
ですが、却って細か過ぎて
分かりにくかったかもしれません。
 
気になる点はお電話でも結構です。
是非お気軽にスタッフにお尋ね
ください。
 
また、実際にオーダーされる
場面でも、お客様の意向を
伺いながらスタッフが最後まで
サポートいたしますので
ご安心ください。
 
 
冒頭で書いた通り、
服には社会性が伴うと同時に、
とてもパーソナルで精神的な側面が
あると思います。
 
服にはパワーがあります。
新しい服に袖を通す時の高揚感は、
老若男女問わず皆さんがすでに
体験しているはずです。
 
心身ともに健やかな生活を送る
ために、服の力を借りない手は
ないと思います。
 
そして、人それぞれの
パーソナルな魅力を引き出すには、
その人の内面と外面に最も相応しい
服を身に付けるのが一番だと
思うのです。
 
それが可能なのが、オーダー服
ではないでしょうか。
 
どなたにも既製服では味わえなかった
満足感と愛着をきっと感じて
頂けるはずです。

……………………………………………

  メンズビギ横浜店からのお知らせ♬

《伝説のスタジャンが復刻》←完売御礼


《レザージャケット オーダー会》


《新作も続々登場!こちらもチェック!》


 

気になる商品がありましたら、

そのままオンラインストアで

お買い求めいただくか、

やっぱり店頭でナマGMに

会いたい♡というお客様は、

ご来店を心よりお待ちしています!

…………………………………………


ファッション

世界を明るく平和に!

 NO MORE WAR!


メンズビギ 横浜店

JR横浜駅東口徒歩🚶すぐ

マルイシティ横浜 6F

 お問い合わせは