【訪問】2018年12月15日
【杯数】2018年 68杯目
【店名】Noodle Atelier UNO
【回数】初
【品名】醤油そば
【価格】830円
【ゆっけ度】★★★★
【備考】
この日は仙台市青葉区木町通の新店、Noodle Atelier UNOにてランチ。
12月の頭にオープンしたばかりのお店です。
地理的には晩翠通りの一本西側の細い道で、晩翠通り側からだとサトー商会のお店が目印になるでしょうか。
ツイッターやインスタは見つけられませんでしたが、Facebookを見ると、もともと仙台を中心に飲食ビジネスを展開している会社が出したようなお店のようです。
オープン直後だから、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、とにかく店内が綺麗でオシャレ。
ネットでは以前、CAFE風のお洒落なお店、というふれこみで求人広告が出ており、本当にそんな感じの店内でした。
特筆すべきは女性専用席があることでしょうか。
扉付きの個室のようになっているのかな。
訪問時は扉が閉まっていたので全容は不明です。
メニューは大別して醤油と塩の二種類。
そこにトッピングやらサイドメニューやら、といった構成になっています。
今回は初回なので券売機で上にあった醤油そばをチョイス。
しかしこの日はスマホのカメラがどうも不調で、券売機の写真も完食後の写真も、撮ったつもりで撮れていませんでした。
どうでも良い言い訳です、はい。
※と思ったら券売機の写真は見つかりました。
白と木を基調とした清潔感のあるカウンターで、お店のこだわりを読んで待ちます。
この記事の上から3枚目の写真がそれです。
写真は6ページ分を1枚にまとめたもの。
写真はありませんが、他にも、水はπウォーターだとか卵かけご飯は何とかの卵だとか、こだわりが満載。
ブログ的にはこのこだわり文を載せておくだけでレビューしなくていいんじゃないかとすら思ってしまいます。
もともと大したこと書いているわけではありませんが。
そういえば麺に関する文章は見つけられませんでした。
製麺所だとか自家製だとかその辺は分かりませんが、自家製麺なら麺のことは書きそう。
と、そんなことを思っていると到着。
デフォルトで豊富なトッピングが印象的です。
緑色があざやかな野菜はなんだろう、ほうれん草?春菊?
看板の英語表記ではなんちゃらかんちゃら pickles って書いてあったのかな。
pickles・・・漬物、おひたし、そんな感じでしょうか。
中央の黒いものは、海苔のペーストとタプナードソースらしい。
タプナードなんか知らんと思って調べたら、オリーブで作るペーストのようです。
これは途中で溶かして味変。
メンマは穂先タイプ。
チャーシューは2種類。
低温調理ですが、トッピングが多いので、いろいろ乗せているうちにどんどんスープの熱が移り、食べる頃にはほど良く熱の入った状態に。
この煩雑なトッピング量を継続するのなら、次行った時は別皿にしてもらおうかな、と思わないでもありません。
あ、別に火が入ってもやわらかで美味しいんですが。
スープはこだわり満載のトリプルスープ。
個人的に一番分かりやすく感じられたのは貝の滋味深い味わいでした。
トリュフオイルも加えられており、確かに深みがあるような気がします。
一口目は、実はちょっと「ん?」と感じるバランスだったのですが、食べ進めるうちに「こういう感じか」と思うような、そんなスープ。
食べ進めさせる力はあると思います。
ただ、若干ですが醤油のキレというか塩味が強いかなーという印象。
切れ味のあるシャープ目な塩味と、複雑マイルド系のスープが、バランスとれているようなそうでないような、絶妙感あふれる仕上がりに感じました。
スリリングっちゃスリリング。
麺は全粒粉配合でしょうか。
喉ごしの良い細麺です。
前述のこだわり文ではあまり存在感のなかった麺ですが、私は好きなタイプ。
ちなみに卓上調味料は一切なし。
それだけ繊細なバランスで構築されているってことですね。
貝も使ったトリプルスープ。
トリュフオイル。
トッピングのペースト。
低温調理チャーシュー。
その他たくさんのこだわり。
違うかもしれません。
違うかもしれませんが、私が食べた中であれば、金色不如帰とかそんな感じのニュアンスを想起させました。
東京っぽく洗練された雰囲気です。
そしてこれはツイッターでもちょろっと書きましたが。
こういうこだわりに囲まれてラーメンを食べていると、漫画「ラーメン発見伝」の中の「奴らはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ!」というセリフが脳裏をよぎるんです。笑
ということで、なんだかんだ言っておりますが、結局美味しかったです!
塩も食べたいのでまた行ってみます。