塾でいろいろな子を見ていると、
小学校低学年で、手が器用じゃないのかな、と思う子がいる。
鉛筆を持つのがおぼつかない。
きれいな鉛筆の持ち方・・・。わかるけど、手が思うように動かない。
だから、字もきれいに書けない。書くのが大変だから、書くのが嫌い。
イライラすると、騒ぎたくなっちゃう。
こういうのも発達障害だ、という人もいる。
同じ年齢の中で、比較をしたら、不器用すぎるのかもしれない。
書くのが嫌いだから、勉強しない。
しないから、よくわからなくなる。
学習障害と言われる。
そんな子もいると思う。
私はそういう子に会ったときは、
今は大変だね。でも、あなたが大きくなるにつれて、きっともっと上手に使えるようになるよ。
今は、うまく字が書けないかもしれないけど、書いているうちに変わっていくよ。
って声をかけている。
同じ学年の中で、横をみたら、きれいにたくさんの字をかける子もいる。
そういう子と比較すれば、障害?って言いたくなるのかもしれない。
でも、親や周りの人がそういう風に言ってしまったら、本人は傷つくと思う・・・。
傷つかせていいことがあるのだろうか?
私が小さいころ、うまくできなかったことはたくさんあった。
一生こんなに不器用なのかな、と落ち込んだこともあった。
でも、大人になったら、あんなに苦手だったことが簡単にできる。
小さいころは、そんな風に成長できるなんて知らなかった。
知っていたら、あの時、あきらめなかったかもしれない。という出来事もある。
だから、子どもたちには、「今できないこと」と見るのではなく、「できないことにも、まだまだ伸びしろがあるんだ」ということを伝えたい。