レギュラーを落とされた小5の少年の気持ち (見守り力) | そらいろ ビジョン・メンタルトレーニングジム(旧 目の学校本厚木校)

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勉強がキライ・運動が苦手・集中力がない・コミュニケーションが苦手・・・それは目の使い方・身体の使い方に問題があるのかもしれません。開校以来の生徒さんの変化や楽しい子育てのヒントをメンタルサポート面も含めて率直につづってます!

みなさん お元気ですか
目の学校 本厚木校の河岸です

今朝の朝焼けです



昨日は大雨の後の季節外れの暖かさと強風で

驚いた方も多かったのではないでしょうか。

今朝も そんなに寒くなく、きれいな朝焼けがみえました。


この お天気の移り変わりのせいか 先月とても

メンタルが荒れた小5の野球少年の よう君のことを

思い出しました。



先月のレッスンに来るなり、

『もうやってらんねー!野球も勉強もトレーニングもやだ!

何もしたくない!』と大声で叫んでいたのが

よう君でした。

『先生の言うとおりビジョントレーニングしたのに

野球のレギュラー落とされた!意味ないじゃん!

ひいきする監督もムカつく!』


その場にいた全員が みんなびっくりしていました。



もし、みなさんだったら どう対応なさりますでしょうか。



おそらく、普通の対応ならばこんな感じでしょうか。


叱責型


『何言ってるの!練習不足だった よう君が悪いんでしょ!

人のせいにしていたら 全然伸びないし


監督は ちゃんと細かい所まで平等に見ているんだから

そんなこと言うんじゃない!


ビジョントレーニングだって まだ足りないところが 

たくさんあるんだから!文句言ってる暇があったら


ちゃんとやりなさい!』


おそらく ほとんどのスポーツ少年は このように 

親や教師や監督に叱責されて


『うまくいかないのは 自分が悪い』ということを 

徹底的に教えらこまれます。


ポジティブな時は 自分の責任だから がんばろう!という

メンタルの強さにもなりますが


たいていは ネガティブな時に この時の自動思考が働き

『うまくいかないのは 自分が悪い、だからもっと

がんばらないと!』と 自分を追いつめ


完璧主義になったり

突然キレたり、引きこもってしまう傾向が高くなっていく

のです。


これが スポーツをしていた大人(特に男性)が 

『うつや引きこもり』に

なってしまう 1つの原因ではないでしょうか。


ですから 


身体を鍛えている = メンタルが強い の図式は

あてはまらないのです。



無理やりポジティブ型


『まーまー そういうのは運もあるし、今回たまたま

だったって考えれば いいし。


よう君は本当はもっと実力があるんだし、だから

ちゃんと トレーニングをしたら チャンスも来るから


がんばろうよ!きっと次はチャンスがあるよ!』


一見よさそうですが、言われた よう君の 表向きは 

『励ましてくれて ありがとう!そうか がんばるよ!』

となっていても 


内心は 『人にグチを言ったり、イヤな顏を見せては

いけない。期待されても そんなうまくいくわけはない!

誰もわかってくれない!』という


感情の2面性が出てきてくる可能性があります。


おそらく『あんな イイコがどうして こんな事件を

起こしたのかしら。信じられない!』


というパターンは ここに大元が あると思います。



社会に適応するための

パーソナリティが強化されて


本当の自分であるキャラクターの気持ちを押し殺す

ようになるので


だんだん 自分は二重人格なのではないか?という

矛盾に 苦しむようになっていく傾向があります。


それが 何度も重なり 心の病気になっていくのが

パーソナリティ障害と言われるものです。


ただ 心の病とは 複合的なものなので 1つの原因では

なく、その人 その人 に合わせて 考えていく必要が

あります。



しかし、はっきりわかることは 心の病とは


生まれてから(生まれる前から)の積み重ねの 

歪んだ自動思考から来る 


ということです。



では どう対応したらいいのか?


それが 『共感から来る 見守り力』 です。



とりあえず 私は よう君の 言葉をそのまま受け取らず


よう君の レギュラーを落とされた 悲しみ、辛さ、怒りに

共感することにしました。


『んーそっかー。それは 辛かったね。そっかー今日は

悔しいから やってられないから 何もしたくないんだね。』


そうしたら よう君は 『そうだよ、したって意味ないし!』と 

言うので


どう対応していいのか家でも困っていたお母さんの了承を

得て 『何もしない』 という 時間に

しました。


『よう君 今日は そんなことがあったのに

来ただけでえらいよ。


だから何もしなくて いい時間にしたから 何もしなくて

いいよ。』



よう君は 『やったー!もうこれからも 何にもしない~』と

喜んで ゴロゴロ寝転んだり

自分が好きなパズルだけ して帰りました。



しかし 次の週に よう君が こう言いました。


『先生 すみませんでした!ボク ビジョントレーニング

しないとダメです。エラーが増えました。』


それを聞いて私は 


『でもさ、先週 私が提示したメニューだと 意味がないって

言ってたよ。 自分で考えてよ。どうしたらいいと思う?』


と 伝え、よう君に 自分が言ったことの責任と


自分でこれから

どうしていきたいのか 考えてもらう 

ことにしました。



最初は それを考えるのが先生の役割でしょ!と

言ったり、ごめんなさい もう言いません とか

言っていましたが


真剣に お互いに話し合って 好きなパズル以外の

部分の こういったところが弱いから

このトレーニングで 強化していこう!


と 決めました。


これが メンタルトレーニングであり


『自主的に自分の未来を考えて選択し、責任を

とっていく力』だと思います。


よう君は これならできそうだ、またレギュラーに

戻るために がんばる!と ニコニコして

帰りました。



つまり やる気 とは 周りからの批判やアドバイスから

ではなく


共感 から 生まれるものだと思います。




ぜひ この冬休みに 

『本厚木校オリジナル 

冬の3日間集中トレーニング』


で お子さんの力を伸ばしてみませんか。


自主性のあるお子さんが 社会で必要とされて

いくのです。





いつもみなさんを応援してますよ

また明日('-^*)/



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目の学校とは


目と体感覚を鍛えることを通じ、脳のバランスの良い発達

を目指す、トレーニングジムです。



トレーニングで動体視力が良くなり、周辺視野が広がり、

空間認識力が身につき、脳内に描くイメージ力が

向上していきます。



最近の小学生、中学生のお子さんに見られる

発達の改善、運動部、スポーツ選手の能力向上



対人コミュニケーションなど、

情緒面、精神面の改善が期待できます。


目の学校・本厚木校とは


心理カウンセリングルーム 『そらいろ』 を運営母体とし

心理ノウハウを積極的に活用した

『そらいろメンタルトレーニングジム』を併設。



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そらいろメンタルトレーニングジムの 

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