「ちゃんぽん亭 イーグル」(愛媛県八幡浜市)『八幡浜ちゃんぽん御三家』の一つという人気の洋食店! | 全国のグルメ食べ歩き

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愛媛県八幡浜市(やわたはまし)を代表するご当地グルメとして知られる『八幡浜ちゃんぽん』。
 
 
ちゃんぽんといえば長崎のものが特に有名ですが、 豚骨などをベースにした白濁濃厚スープである長崎のものとは異なり、『八幡浜ちゃんぽん』は鶏がら、鰹、昆布などで出汁を取った黄金色のあっさりした和風のスープ。
 
 
麺は太めの中華麺が使用されることが多く、具材には野菜や豚肉の他、八幡浜の特産品である蒲鉾やじゃこ天などが使われることが多いのも大きな特徴。
 
 
八幡浜市の公式サイトには、八幡浜市は四国の西の玄関口として、古くから九州や関西地方との海上交易が盛んだったことから、長崎・神戸・横浜をはじめとした全国各地の港町に見られる本場の中国の食文化と、地元の食文化が融合し、八幡浜ちゃんぽんが生まれたと書いてありました。
 
 
市内の食堂やレストラン、カフェ、居酒屋、ホテル、お寿司屋など様々なジャンルの飲食店で提供されていて、八幡浜市役所商工観光課が作成している「八幡浜ちゃんぽんMAP」には令和4年9月時点で32店舗が掲載されています。
 
 
 
 
今回八幡浜ちゃんぽんを食べに訪れたのが、「丸山ちゃんぽん」、「ロンドン」と共に「八幡浜ちゃんぽん御三家」と呼ばれる人気店の一つ『ちゃんぽん亭 イーグル』。
 
 
創業は1962年で現在は3代目になるとのこと。
 
 
お店を取材した記事によると、「イーグル」という店名は、創業者が東京で叔父が経営していた洋食店「イーグル」で働いていたことから来ているそうです。
 
 
イーグルの創業者は「ロンドン」の創業者の弟で、ロンドンを手伝った後に「イーグル」として独立したそうです。
 
 
ロンドンからの流れでちゃんぽんも提供していますが、「イーグル」のベースは洋食店で、ちゃんぽんの他にもオムライスやカレー、デミグラスソースを使った個性的なカツ丼も提供しています。
 
 
2016年に一度ちゃんぽんを食べに来たことがあり、今回2回目の訪問。
 
 
場所は八幡浜駅から徒歩18分くらいの距離。
 
 
駐車場は店舗のすぐ横に30分無料、以降30分60円のコインパーキングがありました。
 
 
この日は土曜日、お店には11時過ぎに訪問。
 
 
前回は夜に来ましたが、現在は昼営業のみになっているようです。
 
 
この時外待ちは無かったですが、ちょうど満席で数分待ち時間がありました。
 
 

 

 

こちらのお店に来たらやっぱり食べたいのはちゃんぽん。
 
 
前回は普通のちゃんぽんを食べたので、今回は『赤ちゃんぽん』を注文。
 
 
【赤ちゃんぽん(1辛)】850円(税込)
 
 
スープは鶏ガラがベースのようで、あっさりしつつも旨味がグッとくるコクのある味わい、そして1辛でも結構辛味のパンチは効いています。
 

 

 

麺はシコッと歯切れが良い食感の中太麺。
 
 
具材はネギ、玉ネギ、人参、もやし、キャベツなどの野菜に、豚肉も入っています。
 
 
野菜はしんなりと優しい甘味が効き、豚肉の旨味が良いアクセントに。
 
 
こちらも美味しかったですが、個人的には鶏の味わいが際立つ普通のちゃんぽんの方が好みという結果でした。
 
 
まだちゃんぽんしか食べたことがありませんが、店内のほとんどの人が注文していたチャーシューダレで焼き上げる黒い「焼き飯」や、自家製デミグラスソースの「かつ丼」も食べてみたいと思います。
 
 
ご馳走様でした!