(※訪問時期が3月中旬の時間差更新です。)
三重県鈴鹿市野村町のサーキット道路沿いにあるサンドイッチ専門店『鞍馬サンド』。
こちらのお店は1997年3月にオープンし、現在地へは2016年6月に移転してリニューアルオープン。
『鞍馬サンド』という店名は、京都の鞍馬寺まで山越えをする客から弁当を頼まれた茶店のおかみが、和食材を使ったサンドイッチを作って客に持たせた物語が由来。
サンドイッチのメニュー名には、鞍馬地方に関連した名前をつけているとのこと。
運営は「パンタロン株式会社」という会社が行っていて、『鞍馬サンド』の他にも三重県津市に「高虎DOG」、三重県四日市市に「STEPS Sandwich Bar」というお店も展開。
現在の代表である鈴村さんはサンドイッチの魅力にハマり、全国だけでなく海外でもサンドイッチの食べ歩きをしていたそうで、いつか自分でサンドイッチ店をやりたいという夢を持ち、地元の三重県にあった『鞍馬サンド』で働き始めたそうです。
当時鞍馬サンドは、他にも様々な飲食店を展開している別会社の一部事業だったそうですが、その後鈴村さんが鞍馬サンドを別事業として引き継ぐ形で独立し、「鞍馬サンド有限会社(後にパンタロン株式会社と名称変更)」を立ち上げたとのこと。
かつて鞍馬サンドは直営やフランチャイズ店など、名古屋や東京にも店舗があったそうですが、現在は鈴鹿の本店のみのようです。
サンドイッチは50種類以上あって惣菜系もスイーツ系も種類豊富。
納豆とコーヒーゼリーをクリームと共に挟んだサンドイッチ「醍醐」など、奇抜なサンドイッチがあることでも有名。
以前からとても気になっていたお店で今回初訪問。
場所は鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩20分、鼓ヶ浦駅から徒歩24分くらいの距離。
駐車場は店前にありました。
この日は平日の金曜日、お店には15時半頃に訪問。
この時店内は先客がおらず私のみでした。
店内はイートインが可能ですが、15時~17時まではショーケース内のサンドイッチのテイクアウトのみになるそうなので、今回はテイクアウトで購入。
しかしこの時ショーケース内はほとんど売り切れていて、食べたかった納豆コーヒーゼリーの「醍醐」も見当たらず。
今回は残っていた中から気になった3種類を購入。
価格はいずれも税込表記です。
【鞍馬】691円
具材は照焼チキン、しめじのたまり漬け、ゴーダチーズ、焼海苔、大葉、白髪ねぎ、ごま、盛り沢山の和テイストサンド。
パンはパサつかずふんわり柔らか、モチモチ感もあってとても美味しいです。
照焼チキンはあっさりした甘辛の味わいで、プリプリ食感でよく味の染みたしめじの存在感が大きく、海苔や大葉の風味がとても和風の味わい、これめちゃくちゃ好みでした。
【京極】421円
カラメルとプリン、生クリームのシンプルな構成。
パンはモチッと、プリンはプルッとまろやか、カラメルのコクのある甘さに、フワフワ生クリームは甘さのバランスも丁度良く、美味しさに震えました。
【名月】669円
季節限定&数量限定というサンドイッチ。
こちらも気になっていた商品の一つで、残っていてとても嬉しかったです。
マロンクリームに覆われているので、見た目はサンドイッチというかケーキですが、横から見るとちゃんとパンに挟まれていて、中にはカスタードと生クリーム、確か細かい栗の粒も入っていました。
テイクアウトの箱の中にフォークが入っていて、紙皿は車にいつも積んであるものを使いました。
パン生地がモチモチすぎてフォークだと少し切りにくかったですが、濃厚なマロンクリームとパン生地の相性が抜群で、こちらもめちゃくちゃ美味しかったです。
今回買ったものはどれも美味しくて大当たり!
お気に入りのお店になったので、また次回「醍醐」を買いに再訪必至です。
ご馳走様でした!
鞍馬サンド 鈴鹿店
059-380-0313
三重県鈴鹿市野村町110-4
https://tabelog.com/mie/A2402/A240202/24013986/