(※訪問時期が7月中旬の時間差更新です。)
北海道山越郡長万部町(やまこしぐんおしゃまんべちょう)にある、海鮮をたっぷり使った看板メニュー「浜チャンポン」で有名なお店『三八(さんぱち)飯店』。
元々は寿都町で昭和40年頃に創業し、旅館も併設した飲食店だったそうで、こちらは現店主の祖母が営むお店だったそうです。
長万部の『三八飯店』は店主の父親である先代が独立する形で昭和57年(1982年)にオープンしたそうで、現在は長万部と札幌白石店の2店舗があるとのこと。
札幌の手稲にも浜チャンポンが看板メニューの『三八飯店』があるようですが、こちらは昭和54年に店主の叔父が出店した店舗のようです。
看板メニューである「浜チャンポン」は創業当初には無かったようですが、お客さんの要望に応えるうちに形になっていったメニューで、寿都町時代から名物になっていたことから「寿都浜チャンポン」という名前で商標登録されているそうです。
日本ラーメン検定中級の北海道編を受験した際にお店について知り、行ってみたいと気になっていました。
場所は中ノ沢駅から徒歩4分くらいの距離。
駐車場は店前にありました。
この日は平日の金曜日、お店には12時50分頃に到着。
この時店内は客入り7割くらいでした。
注文は券売機での食券購入。
今回は「浜チャンポン」目当てですが、塩味とみそ味があり、特製と普通バージョンがありました。
普通の浜チャンポンでもイカが丸一匹入るくらい豪快に海鮮を使っていることで有名ですが、値段が2.5倍くらいになる特製は何が違うのかネットで写真を検索してみると、タラバガニっぽい脚が入っていて、値段の高さに納得です。笑
今回はシンプルな塩味で、普通の浜チャンポンを注文！
【塩味浜チャンポン】990円(税込)
何より丸一匹入ったイカがインパクト大。
大量のワカメに隠れて見えにくいですが、他にもホタテ、ホッキ貝、大きなエビも丸一匹入っています。
スープは様々な海鮮出汁の旨味にたっぷり入ったワカメの風味豊かで、塩気は結構強めに効いている印象。
麺は北海道のラーメンでは定番の黄色い太縮れ麺。
最初はかためでしたが、時間が経つとプリプリモチモチした食感に変化。
食べ終えたころには満腹になって、とても満足感のある一杯でした。
訪問前は浜チャンポンのことしか知らなかったのですが、創業以来人気という「あんかけ焼きそば」もお店の名物メニューだそうです。
次回はあんかけ焼きそばの方を食べたいと思います。
ご馳走様でした！
三八飯店 長万部店
01377-2-5180
北海道山越郡長万部町中ノ沢56-1
https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010503/1004641/
