「きしめん あまの」(大阪府大阪市) 大阪で食べられる本格名古屋グルメ! | 全国のグルメ食べ歩き

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名古屋を代表するご当地グルメとして、全国的に知られる名物の一つ『味噌煮込みうどん』。
 
 
味噌を使ったうどんは他の地域にもあるようですが、米味噌や麦味噌が多い他の地域とは異なり、愛知県を代表する調味料である八丁味噌などの豆味噌をメインに使用し、濃厚な味わいと赤味噌特有の色味が大きな特徴とのこと。
 
 
歴史を調べてみると、戦国時代に武田信玄の陣中食だったほうとうが、武田家滅亡後に徳川家に召し抱えられた武田家遺臣によって徳川家に伝えられたという説や、明治時代に愛知県一宮市周辺で盛んであった繊維産業に従事していた女性従業員達が、ほうとうを参考にうどんと野菜を豆味噌で煮込み食していたものが名古屋市周辺に伝わった説などがあり、山梨名物の『ほうとう』がルーツだと考えられているのが一般的なようです。
 
 
数多くある名古屋グルメの中でも特に大好物で、時々無性に食べたくなります。
 
 
 
 
大阪にも本場の味噌煮込みうどんが食べられるお店があると知り、今回訪れたのが大阪梅田の地下街「ホワイティうめだ」のノースモール1にあるお店『きしめん あまの』。
 
 
こちらのお店は昭和36年(1961年)創業。
 
 
店名通り「きしめん」と「味噌煮込みうどん」も提供しているお店だそうです。
 
 
この日は平日の月曜日、お店には18時前に訪問。
 
 
この時店内は客入り7割くらいでした。
 
 
 
 
 
 
メニューを見ると、きしめんは特にバリエーション豊富。
 
 
味噌煮込みうどんは基本の味噌煮込みうどん、もつ入り、海老天入り、そして季節限定という牡蠣もありました。
 
 
牡蠣ともつで悩みましたが、今回はもつを選択、お腹が空いていたので麺大盛り(1.5玉)でお願いしました。
 
 
【もつ味噌煮込うどん 麺大盛り】1590円(税込)
 
 
熱々グツグツの鍋に入って提供されるうどん、飛び跳ねやすいので紙エプロンも用意していただきました。
 
 
 
 
本場の味噌煮込みうどんはしょっぱいくらい濃口なことも多いですが、こちらもかなり濃いめではあるものの、ややマイルドで食べやすい濃さ。
 
 
八丁味噌を使った芳醇で重厚な味わいがたまらない美味しさです。
 
 
味噌煮込みうどんの麺は「ほうとう」などと同じく小麦粉と水のみで塩を使わないのも大きな特徴。
 
 
つゆや汁を別に作らず、うどんを煮た汁はそのままの状態で食べるため、味噌の汁に塩が溶け込んで辛くなりすぎるのを防ぐようです。
 
 
また塩を使わないことで煮こんでも柔らかくなりにくいため、慣れてない人にとっては「生煮え」や「芯が残っている」ように感じるそうです。
 
 
平打ち形状の太うどんで、こちらの麺も本場同様歯応えのあるかための食感、これがまた好みでとても美味しいです。
 
 
写真ではわかりにくいですが、もつは結構たっぷり入っています。
 
 
こってりとしたプリプリ食感でとても美味しいです。
 
 
他にもよくつゆを吸った油揚げや、かまぼこ、ニラ、玉子などが入っていたと思います。
 
 
柚子皮らしきものも乗っていて、サッパリと香りが良く濃厚な味噌スープと相性抜群。
 
 
玉子は熱々のつゆで良い感じに火が通り、とろーりとまろやかに仕上がっていました。
 
 
大盛りでもまだお腹に余裕があったので、せっかくならご飯も追加して雑炊風にしても良かったかもしれません。
 
 
また味噌煮込みうどんが食べたくなったら寄りたいお店。
 
 
きしめんも大好きなので、次回はきしめんをいただきたいと思います。
 
 
ご馳走様でした!
 
 
 
 
きしめん あまの
06-6312-3470
大阪府大阪市北区角田町2-5 ホワイティうめだノースモール1