(※訪問時期が9月中旬の時間差更新です。)
新潟県のご当地ラーメンといえば、主に「新潟五大ラーメン(新潟あっさり醤油、燕三条背脂、長岡生姜醤油、新潟濃厚味噌、三条カレー)」が有名ですが、他にも様々なご当地ラーメンがあり、『麻婆麺』もその一つ。
『麻婆麺』は1967年創業の「広東飯店」(現在は閉店)というお店が元祖で、新潟は雪国で寒いから温かくなれる食べ物はないかということから、四川料理の辛さをヒントに生まれたメニューという情報が出てきました。
新潟市を中心に県内全域に提供店が広がっていて、第6のご当地ラーメンといわれることも多いようです。
今回私が訪れたお店が、新潟市中央区にあるお店『麺や忍』。
こちらのお店では普通の麻婆麺ではなく、平成23年に考案したという燕三条背脂ラーメンと麻婆麺を合体させた『背脂マーボー麺』が人気だそうです。
新潟のご当地ラーメンの中では特に燕三条背脂ラーメンが大好きなので、これは面白そうと思い行ってみることにしました。
場所は新潟駅から徒歩9分くらいの距離。
駐車場はありませんが、「三井のリパーク米山3丁目」の駐車証明書を提示すれば100円分のサービス券がいただけるそうです。
この日は平日の水曜日、お店には18時過ぎに到着。
この時満席だったので、店内の名簿に名前を書き、食券を購入して外で待ちました。
待っているのは1人だけだったのですが、オープン直後の満席だったので待ち時間は30分くらいかかりました。
迷わず目当ての背脂マーボー麺を注文!
【背脂マーボー麺】800円(税込)
中央にこんもり麻婆豆腐とネギが盛られ、その周りをたっぷりの背脂が囲みます。
ベースのスープは煮干しとゲンコツからとった出汁に生醤油を合わせて作るとのこと。
煮干しの味わいがしっかり効いた濃口で、新潟の背脂ラーメンらしい醤油スープ。
麻婆豆腐はピリッと程よい辛さに、後からビリビリとした山椒の痺れがしっかり効いてきます。
辛さが足りなければハバネロパウダー?みたいなものも持ってきてくれるようでした。
個人的にはそのままで丁度いい辛さ、とても美味しいです。
麺は燕三条背脂ラーメンの大きな特徴でもある極太の縮れ麺で、モチッと力強いコシのある食感。
具材は主に豆腐がたっぷりですが、挽肉も多くてこれが旨味のアクセントに。
麺も極太で食べ応えがありますが、具材のボリュームでもお腹が膨れて満足。
麻婆豆腐の味かメインになると思っていたのですが、思った以上に背脂ラーメンの特徴も活かされていて、2つの名物が上手く融合した素晴らしい一杯でした。
ご馳走様でした!
麺屋 忍
025-246-5281
新潟県新潟市中央区米山4丁目1-1 伏見ビル2
https://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15011289/