昭和7年に開場したという市民の台所『神戸市中央卸売市場本場』。
一般人への小売は行っておらず関係者以外は入れないようですが、市場について知れる展示コーナーが設けられたり、料理教室などのイベントを開催したりと、「開かれた市場」を目指して市場の普及啓発活動を行っているとのこと。
中央市場関連中央棟では、1階に一般人も購入出来る市場関連の食品や商品を販売する専門店があり、2階は飲食店街になっているそうです。
今回はこの2階の飲食店街でご飯を食べようと思い、訪れたお店が『丸高食堂』。
創業は昭和23年で、なんと早朝5時から営業しているそうです。
様々な定食や丼物、麺類など食堂らしい豊富なメニューラインナップですが、特に市場から仕入れる魚を使った海鮮系メニューが気になり、行ってみることにしました。
アクセスは電車でなら神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前駅」からすぐ。
車でなら駐車場は守衛室で臨時の入場許可証を貰うことで利用できると市場のホームページに書いてありました。
ただ、実際近くまで来てみると少し入りにくい雰囲気だったので、北に離れた場所にあるコインパーキングに止めてから向かいました。笑
この日は平日の火曜日、お店には9時過ぎに訪問。
この時先客は1人のみと空いていました。
目当ての海鮮系メニューを見てみると、過去の情報では海鮮丼系のメニューもあったと思うのですが、この時店内には見当たらず、お造り定食系ばかり。
お店の方に確認はしてないので、聞いてみるとあったかもしれません。笑
色んな方が食べているのを目にするのが「まぐろトロ」なので、これが特に人気という印象。
数量限定で売り切れるという情報も目にしました。
今回はこのまぐろトロに、この時期限定という天然ぶりが付いた「二種盛合せ定食」を注文！
【二種盛合せ定食】1500円(税込)
まぐろとぶりは4切れずつ、後は小鉢に漬物、みそ汁も付いていました。
ご飯は大きめの茶碗で、結構量が多いです。
まぐろはしっとり柔らかく、脂の乗りも抜群でとろける食感。
ぶりはもっちりと弾力がありますが、噛むと脂がジュワっと染み出し、こちらもとても美味しいです。
どっちもこってりした刺身ですごくご飯が進みました。
食べる前は少し高いかなと思ったのですが、食後には質も高く感じ値段にも満足！
美味しかったです！
ご馳走様でした！
