大阪市西区の南堀江にある、本格フランス菓子の人気店『パティスリー ルシェルシェ』。
店名の『ルシェルシェ(Rechercher)』はフランス語で「探求」を意味する言葉だそうです。
公式ホームページによると、店主の方は「なかたに亭」で3年間修業した後、東京・横浜のパティスリーで4年間修業し、再び「なかたに亭」に戻ってスーシェフとして活躍されたそうです。
そして『パティスリー ルシェルシェ』を2011年1月にオープン。
2019年8月25日までは南堀江4丁目で営業していましたが、2019年10月19日に南堀江3丁目に移転してリニューアルオープンしたとのこと。
前回の食べログ店舗情報を見ると、2017〜2019年まで3年連続で百名店に選出されている実力店。
私は南堀江4丁目にある時に1度行ったことがありますが、とても美味しかったのでまた行きたかったお店です。
この日は日曜日、お店には15時前に訪問。
ケーキのショーケースのみ撮影させていただきましたが、店内にはショコラや焼き菓子など、種類豊富なお菓子が沢山並んでいます。
一部商品はホームページやインスタグラムなどでも紹介されています。
ケーキのショーケース内は種類も数も結構減っていた印象。
価格は大体500〜600円台が中心です。
1番人気は「プランスノワール」というショコラのムースケーキ。
以前買いましたが、とても美味しかったです！
今回は未食のものを選ぼうと思い、美味しいと友人が絶賛していて、以前から食べたかったモンブランと、気になったケーキを2個、合計3個を購入しました。
価格はいずれも税込表記です。
フランス栗と和栗をブレンドしたマロンクリーム、中には塩を効かせたバニラ風味のシャンティー(生クリーム)、土台はノワゼット(ヘーゼルナッツ)のメレンゲ。
周りのマロンクリームは密度が高く、洋酒の風味がほんのり効いてとても濃厚な味わい。
メレンゲ生地はサクシュワッとした食感で香ばしいです。
中のクリームの塩気が強めに効いていて、最初はかなり驚いたのですが、全体の甘さとのバランスが絶妙でクセになる美味しさ。
食べ進めていくと深みにドンドンハマっていく、絶品モンブランでした。
【ポワール】651円
キャラメル風味のショコラ・オ・レのムース、中には洋梨とババロアと香り高い洋梨のソース。
ポワール(洋梨)という名前そのまんまのビジュアルが可愛いケーキ。
外はパリパリしたチョコで覆われていて、底はカリッとザクザクした生地。
中のムースは口溶けが良く、チョコとキャラメルの味わいが強く濃厚。
中からトロッと溢れる洋梨のソースは香り高くフルーティ。
そしてお酒がガッツリ効いているので、かなり大人風の味に仕上がっています。
意外に洋梨よりもキャラメルとチョコの味わいがメインでしたが、これはこれでとても美味しいケーキでした。
【ピスターシュ ア ラ ピスターシュ】620円
各パーツ全てに惜しみなくピスタチオを使用し、グリオット(サクランボ)を組み合わせたケーキ。
ガツンと響く力強いピスタチオの味わいに、甘酸っぱいグリオットの相性は抜群。
下の方の生地が少しかためで、ねっとりした独特の食感なのも面白かったです。
ピスタチオ大好きなので、好みにドンピシャのケーキでした。
前回食べた時よりも更に衝撃が大きく、益々大好きになったお店。
特にモンブランはここ最近で食べた中でもトップクラスの美味しさでした。
まだまだ未食のケーキが沢山あるので、また再訪必至です。
今年はクリスマスケーキも注文したので、楽しみです！
ご馳走様でした！
