広島県のご当地ラーメン、「尾道ラーメン」の人気店『尾道ラーメン壱番館』。
こちらは「フジレックス株式会社」という会社が運営しているお店。
元々は平成8年5月から「尾道ラーメン壱番館」のブランドで、尾道ラーメンの全国通信販売を行っていたそうです。
その尾道ラーメンが好評だったことから、その後平成11年3月に尾道ラーメンの専門店をオープン。
壱番館以外にも、姉妹店に「鉄皿ギョーザ酒場 ちょい」というお店もあります。
尾道ラーメンは魚介を効かせた醤油味ベースのスープに、平打ち麺、トッピングには大粒の豚の背脂ミンチが乗っているのが大きな特徴。
個人的に全国のご当地ラーメンの中で、特に好みのラーメン。
尾道に来たら必ずどこかのお店で食べに行きます。
こちらは前を通るといつも行列が出来ているので、以前から気になっていたお店。
今回前を通った際たまたま列が短かったので、これはチャンスと思い並ぶことにしました。
お店の場所は、JR尾道駅より土堂商店街を西へ歩いて10分の距離。
海岸通り沿いの立地で、尾道ロイヤルホテルの西隣になります。
駐車場は4台分あるそうです。
この日は祝日の月曜日、お店には17時前の訪問。
この時外待ちは7人、待ち時間は10分ちょいで入店できました。
私が並んだ後は、すぐに人が増えてあっという間に長蛇の列に。
退店時の17時過ぎには20人くらいの行列になっていました。
今回はタイミングが良かったです。
普通のテーブル席に案内していただきましたが、こちらのお店は尾道水道を望むテラス席があるのも有名です。
メニューはトッピングを色々変えたラインナップという印象。
今回は何も考えず味玉ラーメンを注文しましたが、1番人気は角煮ラーメンだったようなので、勿体無いことをしました。
【味玉ラーメン】740円
スープは豚、鶏ガラ、野菜をベースに、瀬戸の小魚も使った醤油スープ。
表面にはそこそこ油が浮いており、尾道ラーメンの特徴でもある豚の背脂も乗っていますが量は控えめ。
ほんのり甘さが効いた、旨味たっぷりでコクのあるスープ。
しょっぱさや脂っこさは感じない優しい味わいで、期待以上の美味しさ。
麺は伸びにくいことにこだわった中細くらいの平打熟成生麺で、尾道ラーメンの王道系という感じ。
シコっとしなやかなコシがあり、スープとの相性も良かったです。
具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、追加の味玉。
チャーシューはほろりと柔らかく、口の中でとろける脂の乗り。
味玉は結構黄身が固まったタイプでした。
正直突出した特徴というのはあまり見当たらず、オーソドックスな尾道ラーメンという感じでしたが、個人的に今まで食べた中でも特に美味しい一杯でした!
ご馳走様でした!