(※訪問時期が7月中旬の時間差更新です。)
昭和30年(1955年)に開場した「長浜鮮魚市場(福岡市中央卸売市場鮮魚市場)」。
玄界灘をはじめ、日本海や東シナ海などで獲れた新鮮な魚介類が豊富に集まる、全国でも有数の鮮魚市場。
こちらの市場会館の1階には観光客など一般人も利用できる飲食店が沢山あり、早朝から営業しているお店もあります。
市場会館の中でも特に人気のお店として知られるのが『博多魚がし』。
公式ホームページなどが見つからなかったので、お店の詳細はあまりわかりませんが、同じ店名の系列店はいくつかあるようです。
こちらのお店は朝7時からの営業。
今回は朝食を食べに行ってきました。
市場は赤坂駅が最寄りで徒歩10分ほどの距離。
駐車場が1時間無料で利用出来るのも嬉しいですね。
この日は平日の水曜日、お店には開店直後の7時過ぎに訪問。
店内に入るとまだ他にお客さんはおらず1番乗りでした。
そのあと2人客が1組増えたのみで、平日の早い時間だからか空いていました。
メニューは席にレギュラーメニューのようなものが置いてあり、壁にはずらっと日替わりらしきものが貼られていました。
様々な海鮮料理が楽しめる豊富なラインナップです。
ちなみにこちらのお店は、全国丼グランプリ第一回(2014年)で金賞を受賞したそうです。
650円という格安の海鮮丼が特に人気のようですが、この時は完売と書かれていて、残念ながらありませんでした。
完売メニューが他にも沢山あり、朝イチだとまだメニューが制限されているのかな?と思いました。
悩んだときに嬉しいオススメメニューもありましたが、こちらのお店はオススメと書いたものが多すぎて逆に困りますね。笑
その中でも気になったのが、本日のおすすめと書かれた、1500円の安さのうに丼。
この値段のうに丼は、今までの経験上当たりの数が少ないので、あまり期待できないと思ったのが正直なところ。
しかし市場近くの人気店でそんなに微妙なものは出てこないかな?とも考えて、試しに注文してみることにしました。
【うに丼】1500(税込)
うに丼とは言っても、うには木箱に入っての別皿提供。
海苔をまぶしたご飯に味噌汁、ひじきの煮物付き。
うにはトロトロの柔らかい感じではなく、ミョウバンなど形状安定剤は使われているような少し硬めの質感。
食べるとプチュっとした食感に、クリーミーで濃厚な味わいが広がります。
甘さは少し弱いものの、臭みは皆無で苦味もそこまで強くなく、この値段でいただくには十分満足できる美味しいうに!
ご飯は多すぎず適量、うにがたっぷりなのでむしろうにが余るくらいでした。
写真ではわかりませんが、味噌汁には白身魚のアラが入っており、しっかりと出汁が効いていて美味しかったです。
ひじきは普通に美味しい感じですが、嬉しいおまけですね。
メニュー全般お手頃価格ですし、朝からやっているのが素晴らしいお店。
最近市場会館は私の中で朝の定番になりつつあります。
まだ行ってないお店も気になりますし、こちらのお店にも海鮮丼を食べに再訪したいところ。
ご馳走様でした!
博多魚がし 市場会館店
092-711-6339
福岡県福岡市中央区長浜3-11-3 市場会館 1F