(※訪問時期が12月上旬頃の時間差更新です。)
2011年4月オープン、大阪の中崎町にある、個性的すぎる店名のラーメン店。
その名も「フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン」。
フスマは小麦粒の外皮部分のことで、栄養価も高く風味も豊かなので、麺などに使われることも多い食材。
「リングにかけろ」と「出前一丁」からフスマにかけろ、中崎壱丁が決まり、住所を屋号にしたら面白そうということで、こんな正式名に決まったそうです。笑
しかしあまりに長すぎるので、「ふすかけ」という略称で親しまれています。
店主の方はイタリアンなどの経歴を持つ方。
レギュラーメニューの他に積極的に限定メニューを提供しており、独創的なラーメンを次々生み出し続けるお店。
こちらの店舗のすぐそばには、トリュフオイルを使ったまぜそば専門店『麺屋 頭上注意 ふすかけ1.8号店』もあります。
ふすかけは何回か来ていてお気に入りのお店でしたが、気付けば最後の訪問から2年以上経っていました。
そんな中、約7年半続けてきたレギュラーメニューが2018年の9月からリニューアルしたという情報を目にし、また近いうちに行かなきゃと思っていたところです。
お店は中崎町駅が最寄、1番出口よりすぐ近く。
天五中崎通商店街の中にあります。
この日は平日金曜日、22時40分くらいの訪問。
飲み会終わりのお客さんも多いのか、遅い時間でもほぼ満席で賑わっています。
注文は券売機での食券購入。
メニューはレギュラーメニューの塩と醤油ラーメン。
この時限定メニューには蛤の白味噌ラーメンと、塩と醤油の中間というラーメンがありました。
リニューアル前のラーメンでもこちらのお店では特に塩が好きだったので、今回もまずは塩ラーメンから頂くことにしました。
【鶏魚貝塩らーめん並盛+玉子】900円(税込)
驚かされるのが提供時に丼を覆っている有明産の海苔。
トッピングとしての役割はもちろん、塩ラーメンの鶏の香りを閉じ込める役割も担っているそうです。
しかし見た目のインパクトはすごいですね。笑
そして海苔の下にはレアチャーシューやカラフルなあられの色味も映える、綺麗に盛り付けられた華やかなビジュアルのラーメン。
スープには若鶏、煮干、昆布、アサリ、ホタテなどの出汁を使用しており、メニュー名は香りや味を感じられる順番から名付けられたとか。
風味豊かでコクのある鶏出汁、濃厚な魚介系の旨味、塩気もしっかり効いてあり、あっさりながら力強い味わいのスープ。
麺は麺屋棣鄂製の特注麺で、ツルシコ細麺。
チャーシューは鶏胸肉とジューシーなレアチャーシューがあり、特にレアチャーシューは柔らかい食感に脂身も適度で美味しいです。
そしてトッピングの中で何よりの目玉はでかい海苔ですね。
これがスープ吸いまくってまた美味しいという。
なんとなく前回の塩ラーメンの方が好みかもしれませんが、どっちも美味しいのでまた来たいお店には変わりありません。
むしろリニューアル版醤油も食べたいですね。
久しぶりながら、改めて美味しいお店だと感じました。
ご馳走さまでした!
フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン
06-6371-3456
大阪府大阪市北区中崎1-6-18