10月23日 | インドネシアでわたしがする10のこと

インドネシアでわたしがする10のこと

1を求める前に10を与えよ。

…でわたしは36歳になった。


35歳は本当にいろいろな出会いや刺激があり、

25歳で結婚して以来の、人生の大きなターニングポイントとなった1年であった。


ここ数年、自分からはあまりプレゼントを買ってくれない夫

(わたしは毎年必ず買っている!)に、

誕生日の数週間前から「プレゼント、ないと寂しいなー。」と言い続けたところ、

ジャカルタの高級ショッピングモールで、鞄、時計、財布、アクセサリー、

そしてワインを買い、「10年分」と言ってプレゼントしてくれた。


「ありがとう!これまでの10年分ね(私たちは今年結婚10周年を迎えた)」


と言ったら、


「違う違う、これから10年先までの分。これでしばらく買わなくて済む」


と照れ隠しのようなことを言っていた。

でも、その顔はちょっと嬉しそうだった。


誰かのために、「何がいいかな、何が喜ぶかな」とあれこれ考えながら

プレゼントを買うのは、実はもらうよりもウキウキする作業かもしれない。


自分の親の誕生日にでさえ、何も買ったことのない夫であったが、

今回、愛する妻(?)のために、たとえ最初は義務感からであっても

プレゼントを探しているうちに、その楽しさに気づいたようである。


今年は夫からたくさんのプレゼントをもらったので、この気持ちを誰かと

分かち合いたいと思い、わたしと誕生日が1日違いの我が家の運転手の

奥さんに、かわいらしいバッグを買ってみた。

どうせ彼(運転手)は奥さんにプレゼントなんか買わないだろうから、

きっと喜んでくれるだろう。


プレゼントはあげる方も、もらう方も幸せになる良い行いだと思う。