弟の引っ越し準備(私とログパパの対話) | シンガポールで好太太

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台湾人の旦那さんに嫁いでからのシンガポール・台湾生活をすいすいっと書いています☆
ただいま、台北で夫の実家で義理の両親と同居中。毎日がドラマチックです。





ー昨日の日記ー

ご無沙汰しています、もんらです^^☆
先日までログパパ;義父のお客さんがいらしていて、ようやく4日間のお世話任務を完了しました:) 
お家に泊まってくれたニー博士(ニックネームです:p)と前回お会いしたのは、
私がログさんとお付き合いし始めた頃だったので、かれこれ6、7年ぶりになるのでしょうか。
ニー博士はお変わりなく元気で、特に外国のお話はとても興味深く聞かせてくださいました。
ニー博士のいる時に一日だけログパパのスーツ姿を久しぶりに見かけたのですが、
ちょっとかっこ良かったです*^^*フフフ。


ログさんはというと、ニー博士が来てくれた月曜日から弟と二人で一週間生活を共にしています。
これまでも色々とあったのですが、ログさんが定住することを機に、弟との接点を強め、
全員が「一人で住むことは弟くんにとって良くない」という意見に合致した上で、
今後、一定期間、ログパパと生活を送ることになりました。


それによって、ログさんが事前に弟と一緒に生活をし、
弟の生活習慣を見直したり、小さな課題をあげて励ましたりなど、ログパパと暮らす前に、
気持ちの切り替えや心得などを伝えることになりました。
ログさんも私の父親に「もう少し時間をください」と話したので、責任感を感じてくれているそうです...。


ログさんが弟のところにいる間、
私も今晩、ログパパに時間をいただいて、二人きりで弟について話をさせていただきました。
鬱病の話や、私の友達の事例、できるだけ弟の心を代弁するように話しました。

ログパパは弟と正反対の性格で、とにかく、軍隊のように心身を鍛え抜くのがログパパのやり方。
エネルギーと自信に満ちあふれている人で、家族や友達に対してもそのような感じです。
だけど、弟のような者の立場からすると、ログパパのような方は眩しすぎる存在。
ログパパの前では益々自分が小さく思え、目を合わせて話すことすらできなくなるのです。


ログパパには色々な形でお世話になっているので、
こちらから注文なんてできる立場ではないのですが、弟のことを思うと心配になり、

「「がんばれ」のような励ます言葉は返って負担になるんです」
「叱ったり、強い眼光で話すと、過去の思い出が蘇り萎縮してしまうんです」
「本当は心の内を表現したいのですが、自分の力で意識的にすることができないんです」
など、伝えました。


ログパパは今年64歳で、観念の確りしているお年にとって理解してもらえるか心配だったのですが、
私の考えに耳を傾けてくれていました。すると...、

「いい話ができて良かった。この時間がなかったら、間違った対応をしていたかもしれないね」
と私の気持ちをくんで、理解を示してくれたのです。
ログパパは、強い人なのですが、こんな風に、私と対等に話してくれ、
柔軟性をもたれているところが本当にすごいなぁと尊敬します。


明日になると、ログさんも弟と弟の荷物を持ってきてくれ、私と弟が住まいを交換。
今晩二人が話した内容も含め、ログさんもログパパと時間を持って、
弟の心境や彼への対応について話をする予定です。


台湾に来て1年、弟の中国語や心については特別大きな進展はありません。
弟や実家の両親の年齢を考えると、現状を含め、心配と焦りが募るばかりです。
弟のことについては、ログさんと何度も口論になり(私が一方的にイライラしている感じです)、
ログパパや親族の皆さんに迷惑をお掛けするのも気が気でならないのですが、
台北に滞在する残された時間を大切に、出来る限りのことをやってあげたいと思います。


いつか、帰国時に、弟の心の中に何か芽生えるようなものがあるのなら、それで充分だと思います。








今日の午後3時頃に私と住まい交換です。