龍山寺は、私が最初か二度目の台湾のときにログパパに連れて行ってもらった場所。
1738年に建設され、その後も戦禍に見舞われながらも改修と再建を繰り返して今の姿となっています。
台湾の最古の寺院と言われ、ご利益があると言われる龍山寺なので、
地元の方はもちろん、観光客にも人気のスポットです。
6年前に一度来られたKazumaruさんと一緒に、再度運気をみてみるべくやってきました。
2月3日の春節前だったのですが、既に人は集まり始めている時期。
参拝に来られる方、お供え物を持ってこられる方、お願いをする方でいっぱい!
参拝の方法としては、先ず、お線香を購入し、神様にご挨拶。
お線香を両手で持ち、その両手をおでこの前に位置させて、3回お辞儀をします。
上写真のところで、火を付けさせてもらったのですが、
私が熱くて困っていると、見かねたおじさんがライターを使って私のお線香に火をつけてくれました。
おじさん、真的很感謝...。
お寺の中に入ってすぐに見える本堂の中に見える仏像さまは、
第二次世界大戦の頃に、お寺が炎上したのにも関わらず、
その仏像さまだけは傷一つなく残ったらしく、それにより参拝者も絶えないそうです。
神様に挨拶も済み、いよいよお願い事をします。
お願い事というよりかは、神様に自分の悩みや迷いを「○○でいいですか?」と
YES/NO Questionを尋ねるような感じです。
順序は、(1)まず「筊杯」と呼ばれる赤い三日月のような木片を2個両手で持ちます。
(2)神様に自己紹介(名前、住所、年齢など)をし、お願い事を唱えます。
(どこの誰かと分かるようにとのこと^^)
(3)お願い事をした後に、「」を地面に落としてみます。
この「筊杯」の様子で神様のお答えが分かるのですが、
立体面を表、平面を裏とすると、
2個とも裏を向いていると「ダメ」
2個とも表を向いていると「もう一度投げてみて」
1個が表で、1個が裏の場合は、「OK!おみくじで詳細を確認して!」
と言う意味にになります.
2個とも裏、表である場合は、引き続き2回、表裏が1個ずつ出るか投げてみてください。
合計3回まで神様の意思を問うことができるようです。
(3回どもダメなら、もう一度最初からお願い事をすることができるようです)
一度で、「OK!」と出た私。
その次は、「筊杯」が置かれていた隣のおみくじ;長い竹の棒を1本引きます。
引くと、先に番号が書いていて、その番号がおみくじの結果として、神様の真意を表します。
おみくじの結果は、お願い事をする場所の近くに設置されている木製の引き出しの中から確認できます。
それぞれの引き出しに番号が書かれているので、
先ほど引いた竹の棒に書かれた番号と同じ番号の引き出しを開いて、中身を確認します。
中身は日本のおみくじの樣になっていて、
漢字なので、日本人でも想像することはできますが、更に意味を知りたい場合は、
入り口近くの「處籤解」に行くと、係の方が日本語で詳細を説明してくれます。
ちなみに、私のお願い事は台湾での仕事の件。
「中中」の出た私は、「最初に苦労するんじゃないかな~。光は見えているけど」と解説してくれました。
苦労は全然平気ですよ~だ(笑)
ちなみに、その後、お願い事が叶ったりすると、神様にお供え物を持ってお礼をするそうです。:)
そして、こぼれ話ですが、お願い事をする場所にある柱の一つに、
龍と三本の足のカエルがありました。
龍は、撫でるところによってご利益があるとのことなので、
皆さんに撫でられたのでしょう、その場所場所の色が落ちていました。
口は、美味しいもの、食べものに困らないように。
目は、将来を見据えれるように、
頭は、聡明になるように、
耳は健康で、角は全体運だったような気がします...(うろ覚えでごめんなさい)。
そして、三本の足のカエル、説明をしてくれたおじさんによると、
カエルは元々金運を象徴する動物なのですが、
三本足のカエルは、三脚蟾蜍と呼ばれ、四方八方からお金を集めるといういわれがあるので、
龍と同じく、三本足のカエルも撫でられています。
龍の後ろ側にいるのですが、少し高い場所なので、私は背がとどきませんでした^^;
この龍や三本の足のカエルの説明をしてくれたのも、ボランティアの方。
お願い事の仕方が分からないいと言うと、係の方が丁寧に教えてくれました。
お寺で出会った方はみんなとても優しくしてくれました。
春節ならではの黄色のランタンが周囲いっぱいに飾られ、年越しを迎える雰囲気。
この時期には、気分を新たに家や車、家具を買い替えたり、転職をしたりする人が多いようです。
お願い事がたくさんで、年越し前後は神様も大忙しですね!
明日・明後日はお野菜の買い出しに行きます~(;;)