Heart Harmonizer Reikoのブログへようこそ。

それから、ぽんずままのブログへようこそ。


今日は、ぽんずのままとして、私の愛猫アメショーのぽんずのことを記録しようと思います。


ぽんずと出会ったのは、18年前の2003年9月。

記憶もおぼろげですが、以前付き合っていた彼と別れてしばらく経ってから、その彼が私の誕生日プレゼントとして連れてきたアメリカンショートヘアの子猫がぽんずでした。


生まれて2ヶ月位だったのでしょうか?

9月に家にやって来て、7月生まれと言うことだけを記憶しています。


当時は一人暮しをしていました。

実家を出た後は、姉と一緒に暮らしていました。姉が結婚することになり、一人暮しを始めることになり、一人暮しを始めたと同時に彼氏が出来て、本当の一人暮しを経験したのは彼氏と別れてからだったかも。

相当凹んでましたから、当時の彼も見るに見かねたのでしょうか(笑)


ぽんずは私にとって癒しの存在でした。

まさに私の天使。
猫を飼うのは初めてで、戸惑うことも多少はあったと思いますが、本当に何をしても可愛らしかった。

一度、お湯をはった浴槽にドボンと落ちてしまったときは仰天しました。

二度目は、私がお風呂に入っているときに、ぽんずが様子を見に来て浴槽に落ちそうになり慌てて私の胸を蹴って難を逃れたことがあります。
私の胸がぽんずの爪の犠牲になり、一生傷になるだろうなぁと思っていましたが、今ではどこにその傷があったのかすら分からなくなってしまいました。
少し寂しく感じています。


猫を飼ってから知ったこと、猫ってよく吐くんです。
最初は何事かと思いました。
ケポーッ、ケポーッ、ゲボッ!!
と、しょっちゅうフードを吐くことがありました。
毎度お掃除が大変。
ぽんずを飼ってすぐに本で猫の習性を勉強しました。
私はぽんずを飼うまで犬しか飼ったことがなくて、猫よりは犬が好きと公言していました。

ぽんずを飼ってから、犬派、猫派関係なくどちらも大好き。もともと動物は大好きですし、祖母や、叔母は猫を飼っていましたから抵抗は全くありませんでした。

夫と出会ったとき、ぽんずはまだ1歳と数ヶ月でしたが、猫を飼ってるんだとガッカリされた記憶があります。
そして、すごく悲しくなったことを思い出します。
夫は断然犬派で、その時はアフガンハウンドと言う犬種のブリーダーさんのところに入り浸りでしたから。

私はアフガンハウンドをワンレンモップ犬と言っていました(笑)
そうそう、余談ですが夫はアフガンハウンドに似ています。

何だかんだぽんずの文句を言いながらも、夫は夫なりに仲良くしてくれました。
それも、17年間。

ぽんずには優しいんやで~。

という言葉を話半分に聞きながら、時々怪しいなぁという視線を夫に向けていました(笑)

2003年から2015年12年間は伏見で箱入り家猫さん暮らしをしたぽんずでしたが、2015年の9月に実家に引っ越しをしてからは家猫だけど、たまに家の周りをお散歩をすることも。玄関が引戸なので勝手に開けて出入りをしてました。


2年前の夏の終わりごろだったと思いますが、私が仕事から帰宅した20時頃にぽんずの姿がなくて、四方八方を探しましたが見つからず、胸がつぶれそうなくらい心配で涙が止まらなかったところ、夜中1時頃だったでしょうか、ぽんずの声が聞こえて慌てて玄関に行くと帰ってきてくれました。

ぽんずはいったい何処で何をしていたのか未だに分かりません。長時間のお出掛けはその一度きりでした。

猫は死期を悟ると姿を隠す習性があるときいていたので、その時はぽんずが高齢であることを意識し、覚悟もしました。
猫の平均寿命は15年位と言われてますから、ぽんずもその時は17歳。色んなことが頭を過りました。

そんなことがありながらも、そこそこ元気に過ごしてくれていたように思いますが、昨年の3月頃にシンクにジャンプ出来なくなったり、落下したのもあり、動物病院に連れていきました。
 
診察の結果、腎臓病と診断され、食事療法を始めることになりました。

腎臓病のフードはリンや、タンパク質の制限があり不味いらしく、ぽんずも療法食は嫌だったようです。

色んなメーカーのフードを取り寄せ、あれやこれやと試しました。何種類買ったかな?
口コミも参考にしましたが、その子によって好みが違うので、ぽんずの様子を見ながら試しましたね。

サイエンスダイエットのk/dや、キドニーキープ、キドニーケアのチキンやフィッシュ、ベッツセレクションに、ロイヤルカナンの腎臓サポート等々。

食べないと痩せてしまうので、おやつをあげたり、普通のフードと混ぜてみたり。
水分を取ってもらいたいので、色んな種類のチュールや、その他のパウチタイプのおやつも常備していました。

5月頃からは点滴も始めました。
2日に1度、100mlの点滴。
その後、120ml、150mlと量を増やし、点滴も毎日することになり、毎週の通院と点滴、毎月の血液検査。

動物病院まで車で片道約50分のドライブをぽんずも頑張ってくれました。
診察が終わり、帰宅するときは私の膝に座って寝ていました。

ぽんずの病気が分かってからは、毎日自宅で皮下点滴をするのですが、私ひとりで点滴は出来ませんでしたので、母と夫がお手伝いしてくれました。
シリンジは50mlのものを3本、21Gと18Gの針を使っていました。

私がぽんず中心の生活を送っていたことも、夫と母の理解があったからこそ出来たこと。
二人にはとても感謝をしています。

何より、一番しんどいぽんずが私の思いに一生懸命応えてくれていたと思います。

ぽんずが虹の橋を渡ってから今日で1ヶ月。
今日はぽんずの月命日。

なかなか心の整理が出来なくて。
でも、覚えていることは残しておきたくて。
ブログに記録しておこうと。

家のリビングの窓からわかる場所。
ぽんずも寂しくないよね~。

この山桜の木の下に、ぽんずが眠っています。
今日はお花と、ぽんずの好きなおやつを持ってお墓参りに行ってきました。

ぽんずを思うとまだまだ涙が溢れてきます。

大好きなぽんずの思い出がとても大切な愛おしいものとして残っていることに感謝をしています。

私のぽんず。
ぽんずのことずーっと愛してるよ。