あたし、なおせるよ。 | 3姉妹のそのまんま、やさしい暮らし。

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うちの3姉妹のこと。
三女の闘病、両眼性網膜芽細胞腫(眼の小児がん)のこと。
かわいい3人の小人との やさしくて、ていねいな暮らし。

haru(3歳0ヶ月)

3歳になるちょっと前から、
義眼ケアのため義眼を外した時に、

「メメ、もっててあげる」

と言って両手を広げて
ニヤニヤ待つようになった。


それまでは、
目脂が多い時だけ
眼周りに触れるくらいで
その他ほとんどと言っていいほど
義眼を気にする行動がなかったharu。


本人が意識するようになってきたら
少しずつケアに参加させるといいよ

と聞いていたので、
その時が来たのだなぁと覚悟し、

ここのところ毎度
眼周りを洗っている間、
義眼を持たせるようにしている。


ちっちゃな両手で義眼を
やさしく包み、
大事そうに持っているのだが、

こちらはやっぱり怖いので、
コンタクト用シートを流しにセットして、
排水溝に流れないようにして
万全の体制で臨んでいる。

「メメ大事だから落とさないように、
やさしく持っててね」
と何度も伝えている。


haruはいつも、
「かわいいね」
とか、
何やらもじゃもじゃ
義眼に話し掛けている。


自分の身体の一部として、
どんな風に自覚しているのだろう⁇



それからしばらくして

義眼装着中に、
(大体暇そうにしている時)
義眼をチョンチョンと、
触るようになってきた。


義眼はさわれると、
自覚したらしい。


「メメが変な感じじゃなかったら、
触らないでね。
バイキンはいっちゃうからね」
というと、

「わかったよ~」
と軽快な返事が返ってくるのだが、

しばらくするとまた触ってたりする
(; ̄ェ ̄)


困ったなぁと思っていた矢先。


やっぱり暇そうにしてる時に
義眼を触り、、、。

白目になっていた( ;´Д`)


洗面所に誘導するが、
なかなか動かない。


洗面所から、
「おーい」
と呼んでも来ない。


haruをリビングに迎えに行くと、


自分で鏡を出し、
鏡を覗きこんで、
義眼を元の位置に戻していた
!(◎_◎;)


それから得意気に、

「あたし、なおせるよ」

って、、、(; ̄ェ ̄)

あぁ
教えなくても、
分かるんだね( ;´Д`)

スゴイね。


でも、母ちゃんは、
まだまだ心配だよ。

この先は母娘二人三脚で
ゆっくり確実に行きましょ。

って、無理かな~(-_-;)

成長は誠に嬉しき事。
ははは。

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只今かくれんぼ中。
毎日楽しいね。