私には
ある夢と、願いがあった。





それは、
この仔を苦しめている病を
身体から取り除いて欲しいと
言うこと。




そして、





どうぞ、この家族から
今の幸せを
奪わないで欲しいという
願いだった。




何故なら、
【家族一丸】という言葉は、



この3にんの家族にあると
思うしか、他なかったからだ。





そして、夢があった。




この仔の
温かなぬくもりを
感じて、



この仔の
おでこを撫でて、



この仔の
吐息を聴いて、




この仔の トクトク奏でる
命の音を聴いて、




この仔の
ツヤツヤな 頬を撫でて、




優しく……
抱き締めたかった。。。




本当に、本当に……
抱き締めたかった……



今は18日になると……
エアではあるけれど、



私の手の中で
愛しく、撫でて
確かめる。






ころっけみたいに
写真を見るのが……




とっても辛いの。



どうしても、辛いの。









擦りおろしたリンゴ、
ヨーグルト、素麺……


貴女の好きな物は
白い食べ物が多いんだなって、
いつも 思ってた。



今日は我が家にも
立ち寄って、
食べていって下さい。



好きなだけ
食べていってね……
ハルちゃん……



今でも
ずーっと後悔してる。
本当に抱き締めたかったよ……



苦しくて……苦しくて……
今でも、堪らないんだよ……。