56日間に及ぶ入院生活

9月29日から北大病院へ入院して

11月23日に退院してきました。

予定通り10月3日に肝臓癌の手術

を行い無事に2か所の腫瘍を摘出

してもらいました。

今回は4年前に味わった苦痛は無く

全然痛みが少なくてとてもラッキー

でした。

ですが、今回もエコノミー症候群を

防ぐ為のフットマッサージが一日中

気になって1分たりとも眠ることが

できませんでした。

病理診断の結果ではやはり悪性の

癌とのことでした。

無事に手術は終わったのですが

術後3日目に腸閉塞を引き起こし

てしまいました。

クローン病を診てくれている内科の

担当医が駆けつけてくださり何とか

しなければということでイレウス管

挿入術という処置を行いました。

簡単に言えば鼻から内視鏡のカメラ

を入れて次にワイヤーのようなもの

を入れ最後に太めの管を入れて小腸

で詰まった内容物を吸い取るという

作業をしていただきました。

これが10月6日の出来事だったので

丁度連休前にと急いで迅速に処置を

してくれたお陰でとりあえず事無き

を得ました。

ですが3日間鼻に管を入れっぱなし

の状態だったので大変苦痛で地獄を

味わいました。

10月10日に小腸造影を行い翌日に

大腸カメラの検査もした結果、小腸

から大腸に繋がる部分（回盲部）が

大変狭く（狭窄）なっているとの事

で担当医から急遽手術を勧められ

ました。

ですが私としては肝臓の手術を終え

たばかりで腸の手術までするという

心の余裕はありませんでした。

何とか手術以外の方法でとのことで

お願いしたところバルーン拡張術の

選択をいずれするということで今回

の入院でエレンタールを4本飲めれ

ば退院でOKということでした。

14日からエレンタールが始まって

2日置きにレントゲンで小腸の様子

を観察していましたが19日に突如

ドクターストップが掛かりました。

イレウス管を行ったにもかかわらず

小腸の辺りでガスのようなモヤっと

した状態になっているとレントゲン

の結果で指摘され、これ以上飲み物

を摂取すると再び詰まる恐れがある

と言われました。

最後に食事をしたのが手術前の10月

1日の夕食でそれ以降は点滴のみ。

おまけに飲み物さえもストップさせ

られるという更なる地獄も味わいま

した。

やはり腸の手術をする方向で相方と

一緒に医師からの説明を受けました

そして23日からは栄養のことを考慮

されて中心静脈カテーテル留置術を

腕から行いました。

これにより高カロリーの点滴を投入

することができるようになりました

入院当初から腸の手術を予定して

いた訳ではないので手術日が中々

決まりませんでした。

それでも内科の担当医師が外科医師

に働きかけてくれたお陰で11月7日に

正式決定しました。

結果的に回盲部を30cm弱切除した

ようで狭窄部は実に20cm程あった

みたいです。

手術後の全身麻酔が切れてからと

いうもの痛み止めを使おうが痛くて

痛くて堪らないほどでした。

痛すぎて冷や汗が止まることなく

一晩を迎えました。

もちろん今回もフットマッサージを

使用していたので一睡もできなか

ったことは言うまでもありません

言いようのない地獄をまたしても

味わいました。

手術後2日目にエレンタール1本から

スタートしました。

1週間をかけて3本ずつにまで飲める

ようになり残りの1週間はIBD食との

組み合わせで体調を回復させていき

ました。

ちなみにIBD食とは院内でクローン

病患者に出る治療食のことです。

今回は3分粥からスタートしている

のでアップしておきます。

私の場合は日中にエレンタールを

飲んで夕食のみ治療食を1食だけ

食べておりました。

11月14日　夕食　3分粥↓

11月15日　夕食　3分粥↓

11月16日　夕食　5分粥↓

11月17日　夕食　5分粥↓

11月18日　夕食　全粥↓

11月19日　夕食　全粥↓

11月20日　夕食　めん↓

11月21日　夕食　米飯↓

11月22日　夕食　米飯↓

ご覧のような食事内容になります。

決して美味しいというほどではあり

ませんが私の場合はこのような食事

を日頃から心掛けなければいけない

ということです。

ま～

無理ですが（笑）

そりゃそうですよ。

カロリー制限や脂質、食物繊維の量

まで管理されたメニューを素人が調理

出来るわけがないですから（笑）

なので今まで通り1食しか食べない

ので食べたいものを少量食べると

いうふうにしていくつもりです。

あれもこれもダメとなるとストレス

になっちゃいますからね。

というわけで1度の入院で肝臓癌の

手術と腸の手術、カテーテルも入れ

たら3度の手術をする羽目になって

しまいましたが腸の狭窄に関しては

クローン病を患って17年間で出来た

病変なので結果的には大変でしたが

手術をして良かったと思いたいです

ですがその代償として下痢の回数が

今まで以上にハンパない位になって

しまいました・・・

手術前に担当医から聞かされていた

とは言え仕方のないことですが。

それと入院中仲間からの心配の連絡

や相方の熱心な往来には素直に嬉し

かったですね。

この場を借りてお礼申し上げます。

多分ですが、こういった部分で人間

の本性というか性格的なものが現れ

るんだと思いました。

次回は11月7日に外来での予約が

入っており新たな治療がスタート

いたします。

永かったレミケードとアザニンの

組み合わせの治療は9月で終了と

なりました。

今後も新たな治療と飲み薬、食事

内容にも気を付けてまた頑張って

生き抜いて行こうと思っております

9月の検診（レミケード投与92回目）そして入院

昨日はクローン病の定期検診でした

採血結果になります↓

さほどいつもと変わらない結果です

が今回はCRP数値が基準値越えで

した。

レミケードの治療をしてきましたが

昨日で最後になりました。

長いようであっという間の10年間で

したが退院後は別の治療に切り替わ

ります。

そしていよいよ今日から北大病院へ

入院します。

7階の2病棟だったかな

はっきりとした退院日はまだ分かり

ませんが1日も早く元気な姿で退院

できることを願うばかりです。

4年前の記事の中にも書いており

ますが当ブログが半年～1年以上

更新されていない場合は、当人が

4んだと思ってください（笑）

ブログを辞める時はその旨記載する

つもりでおりますので・・・。

それではこれより逝って参ります。

北大病院にてGSAシンチ

肝臓の検査で北大病院に今日行って

きました。

9時から核医学検査室でGSAシンチ

という肝臓が手術に耐えられるか

を数値で計測して問題無いかどうか

という検査をしてきました。

画像を撮る為、横になっているだけ

なので楽でしたが1時間半も掛かり

疲れました。

医師による説明では全く問題が無い

とのことでまずは一安心でした。

入院は予定通り9月29日から3週間

程の日程で手術日は10月3日との

ことでした。

次回は9月28日にクローン病の検診

があるのでまた病院です。

次回でレミケードの治療は多分終了

するかも知れないので今後の治療の

方針が気になるところです。

本当に、病院通いや手術ともなると

精神的、身体的、経済的負担が重く

のしかかるので結構大変です。

2年ぶりに砂川ソメスサドルへ。

先日の休みに久しぶりに砂川にある

革専門店に行ってきました。

ソメスサドルというお店です。

2年前のお盆に初めて訪れたお店で

もも太ちゃんの首輪とリードを当時

受注したのです。

国道12号線をのんびり走行しながら

のドライブ。

目的地に到着した時には既に夕方で

他の客もおらず貸し切り状態でした

店内は相変わらずお洒落で沢山の

商品が陳列されております。

少し大きめの鞄を探していた相方は

気に入った物を見つけたようで購入

してきました。

ベージュ、ワインレッド、ブラック

と3種類ある中からベージュカラー

をチョイス。

在庫限りの商品で売り切れ次第廃盤

になるみたいだったので選んだよう

です。

こちらで購入した首輪とリードを

付けていたので店員さんが店舗用

にサンプル画像を撮らせてほしい

とのことで快く快諾しました。

嬉しい事にお礼にとキーホルダー

をいただきました。

革の切れ端で製作してくれたと思わ

れる金文字の刻印　Momota

有難い一点ものです。

広い敷地内には馬も2頭いて、もも太

くんも興味津々でした。

人慣れしている馬で、とても可愛い

です。

芝も整備されているのでワンちゃん

を遊ばせられます。

気温も快適になってきていたせいか

ボール遊びにも夢中でした。

明日から2連休を迎えますが入院の

準備を済ませなくてはならないので

釣りには行けそうにありません。

29日から約3週間程の入院なので

恐らく10月の釣りも行けそうにあり

ません。

多分ですが・・・。

来週25日も肝臓癌の検査で28日は

クローン病の定期検診もあり忙しい

です。

まずは23日にVOXYのタイヤ交換と

散髪、買い出し等野暮用から済ませ

ようと思います。

本日、消化器外科を受診

本日、いつもお世話になっている

北大病院の消化器外科を4年振り

に受診してきました。

普段は消化器内科でクローン病と

肝臓定期検査を受けており外科は

4年前に肝癌で腹腔鏡手術をした

時以来の再訪です。

当時は北大病院の肝臓手術といえ

ば神山先生という超有名な先生が

おられましたが去年定年退職され

てしまったようです。

なので今回は他の先生に診てもらう

ことになりますが偶然にもクローン

病の担当医と学生時代の同期だった

というのだから驚きです。

そして今日は手始めに採血・採尿を

した後、心電図 レントゲン CT造影

を終えてから再び診察でした。

採血結果↓

診察では手術に関する大事な説明を

詳細に分かりやすく聞いてきました

18ミリの方は肝臓の中心付近の血管

が沢山ある箇所にくっついている為

前回のラジオ波術では難しいという

ことです。

なので今回も4年前同様腹腔鏡手術

一択しかありません。

場合によっては手術中に開腹も想定

しているとのことでした。

しかも手術時間は6時間以上に及ぶ

可能性も指摘されました。

現時点で肝臓に癌は2つあります。

その内の1つは大きさが約18ミリで

もう一つが5ミリ前後とのことです

しかも3か月前のCT検査では癌が

まだ無い状況だったので、この直近

で再発したようです。

ステージは今のところ2のようです

1回の手術で2つまとめて取るよう

なのであまり心配はしてません。

それにしても肝臓癌は再発率が非常

に高いそうなので今後も不安が続き

そうです。

次回は25日に検査が入っており28日

はクローン病の検診もあります。

今月は既に手術予定の患者が沢山

居るようなので10月に入ってから

の3週間程の入院になるようです

正直言って肝臓癌の手術は4年前に

とても苦しくて大変だった記憶しか

ないので精神的にも身体的にもまた

辛い思いをするのかと思うともう既

にしんどくて現実逃避したいです。

自分自身の中にある悪性の癌細胞に

よって殺されかけている訳ですから

そう考えると大変恐ろしい現実です

生涯お金持ちになれなくても貧乏

でも構わないから一生健康な身体

でその人生を最後まで元気に全う

してみたい・・・

と思うのが最近の夢ですかね（笑）