ラーメンプロデューサー「イソベ」のblog

ラーメンプロデューサー「イソベ」のblog

~ラーメンプロデュース、商品開発、ラーメン学校講師など~
~弟子、教え子、サポート店はミシュラン、食べログ百名店などを含めた200軒以上!~
~ラーメンに関わるサポートならどんなことでもやってます♪~ 

●お問い合わせ●


仕事の依頼や相談など全てのお問い合わせは
↓こちら

isobegin@gmail.com




■初回相談  無料(※遠方の場合は交通費別途)

どんなことでもまずは一度ご相談ください。メールや電話による問い合わせ、直接訪問しての相談、試食、診断、簡単なアドバイスなどは全て無料で行っています。

■基本報酬   1日3万円~

商品プロデュース、商品開発、レシピ制作、現場指導、コンサルなど様々な業務における1日の稼働に対する基本報酬です。拘束時間内であればやれることは何でもやっています。

■顧問契約  月額5万円~

月に1回程度の訪問を目安に電話、メール、スカイプ等による相談など。
期間限定メニュー商品の商品開発、既存メニューの商品改善、販売戦略提案などのコンサルまで何でもやります。新規出店、フルリニューアルなどで無い限りレシピ料はいただいておりません。


■レシピ制作費  20万円(サブ1品につき+10万円)

自身が作成したレシピを店舗で継続的に提供する場合は別途レシピ製作費をいただきます。その後の味の調整、ブラッシュアップまで対応します。期間限定商品、店舗で提供しない場合はいただいておりません。

■フルプロデュース  応相談

ラーメンを全く作ったことのない方、新業態でラーメン事業を始めたい会社、既存店舗のフルリニューアルなど様々な形で対応しています。立地調査、診断からオープン後の現場指導、広告関連の作成、業者紹介までゼロから店舗を創り上げます。


■その他  

交通費、宿泊費等の実費は別途いただきます。フードコーディネート、セミナー講師、ライティング、アドバイザーなど、ラーメンづくりに関わる仕事は何でもお受けしています。

■ International Consulting Package from 2,000,000JPY~

海外のラーメン店出店プロデュース、商品開発、レシピ制作などもお受けしています。

少し前から聞かれることが増えてきたこともあり、ラーメン店専門のコンサルの会社

 

(株)繁盛塾

 

についてお話をさせていただこうと思います。

 

まず、こちらの代表の木村康宏さんですが、残念なことに数年前に若くして病気でお亡くなりになりました。

 

そして会社も継続出来ない状態になっています。

 

実は自分は個人事業でのラーメン店のサポート事業もやりつつ、この会社の商品開発事業部に所属するような形で、2018年ぐらいから会社に在籍していました。

 

なので、そのことを知っている方から問い合わせなども今までに結構あったりしたのですが、木村さんが亡くなられてから時間も経過しましたし、今回は報告なども兼ねて書かせてもらうことにしました。

 

 

 

ラーメンコンサルタントの先駆け的な存在である木村さんは、今では上場企業にまでなった某ラーメンチェーン店から、誰もが知る全国区の人気店、繁盛店を数多く手掛けられたお方です。

 

TV出演や本なども出されていますし、ラーメン業界に詳しい方なら知っている方も多いかと思います。

 

 

自身もラーメン店主時代から木村さんのセミナーに参加したり、本も読んでいたので、元々少し繋がりは少しありました。

 

そして、経営する店舗を閉めて、ラーメン店のサポート事業を始めてから少し経ったときに、ラーメン職人でもあり商品開発を得意とする自分を木村さんからお誘いいただき、一緒に仕事をすることになりました。

 

自分のこのブログに書いた記事の一つに感銘を受けてくださり、色々と話をしていく中で、ラーメンに対するお互いの想いや考え方など共通することも多く、自分のスキルを出来る限り協力出来ることがあればと思い、会社に所属するような形で外部から支援していた感じです。

 

 

この会社では自分がプロデュース的な形で新規出店の全てをサポートすることもあれば、コンセプトや業態の構築は木村さんが担当して、自身はその商品開発だけを担うみたいな形もやりました。

 

木村さんはあの船井総研でラーメン店のコンサルを専門にやっていて、そのノウハウ、知識、経験から独立後も多くの繁盛店を手掛けられていて、当時既にかなりの数の有名ラーメン店のコンサルをやっていましたし、定期的に開催されていたセミナーにも多くの有名店の方が参加されていました。

 

自分もマーケティングに関しては相当勉強していたつもりですし、その理論、知識、作り手としての経験をラーメン事業に落とし込んでやっていましたが、この会社に所属して一緒に仕事をすることで、自分の知識やノウハウなども格段に上がったと思っています。

 

今もサポート事業の一つとしてやっている「立地調査」もこの繁盛塾で実践していたことがさらに大きな力になっています

 

そして「売る」「作る」という2つのスキルを自分はこの会社でさらにパワーアップさせていただいたと思いますし、何より数多くの「経験」をさせてもらいました。

 

今までに200軒以上の店舗のサポートをさせていただいていますが、もちろんこの会社に所属していなければ、そこまでの数にはなっていません。

 

 

さらにこの会社ではラーメン学校を主催して、そのメイン講師として自身が作るカリキュラムでのラーメン学校の講義もやりました。

 

他にもラーメン産業展ではライブキッチンの講師、セミナーの講師などもさせていただき、本当に多くのことをこの会社で経験させていただきました。

 

 

2年弱ほどで繁盛塾からは離れることになりましたが、その後も商品開発的なことはサポートする形で繁盛塾に協力していました。

 

所属している期間も多くの繁盛店を手掛けられていましたし、その後の活躍ももちろん知っています。

 

しかし、そんな方でも病魔には勝てず本当に残念ですが若くして亡くなられてしまったというわけです…

 

 

 

自身も自分なりのマーケティング論や現場での経験は多く仕事で取り入れていますが、木村さんから受け継いだ木村さん独自の理論も多くあります。

 

よく考えるとその多くの繁盛店を手掛けてきた理論やノウハウを一番深く受け継いでいる人間でもあると自負しています。

 

繁盛塾に所属することで、木村さんの「マーケティング力」と自分が培ってきた「ラーメンをつくる力」の2つを持っている自分はある意味この業界では最強なんではないか…と思ったりすることもあります。

 

自分はこの会社に所属する形で、木村さんから多くのことを学べたことを本当に感謝しています。

 

 

 

木村さんが亡くなられてから少し経ち、木村さんにお世話になった会社、お店の方からも相談を受けることがあります。

 

そんな中で自分がこの会社との関係性やどういう関わりだったのかをあまりお伝えしてなかったので、今回は文章にさせていただきました。

 

今後も繁盛塾から学んだこと、木村さんから学んだことをしっかりと受け継いで、多くの店が繁盛店になるようにサポートしていければと思っています。

 

ラーメン業界の進展に深く関わった、ラーメンが大好きだった木村康宏

さんの意思を少しでも引き継いで、自分も今後も多くのラーメン店のサポートをしていければと思っていますので、今後もよろしくお願いします!

 

 

 

※「㈱繁盛塾」で主催したラーメン学校のパンフレットの表紙

なんかAVの長いタイトルみたいな感じですいませんw

 

 

先日食べに行ったラーメン屋で悲惨な目に遭いました。

 

ラーメンの提供を待っていたら、店員さんが片付けた丼が自分の肘にぶつかり、そのスープが自分の服と靴に思いっきりぶっかけられてしまいました…

 

幸いにも食後のスープだったので、熱さもほとんど感じず火傷とかはなかったんですが、その店は二郎系で、ギットリ油&ニンニクの匂いまみれになったしまったわけです…

 

 

しかし、自分も飲食店経営に長く携わる身。

そういうミスがあることは理解してますし、怪我したわけでもないので怒ったりもせず、まずはその店員さんの対応を待ってみることにしました。

 

もちろん「すいません」という謝罪の言葉は最初にありましたが、その後に何を始めたかというと、自分は放置したまま、こぼれた床のスープを拭きだしたり、あげくには次に入ってきたお客さんの対応もしていたので、流石に

 

「服にかかっているので何か拭くものかおしぼりとかありますか?

 

とイライラはしながらもまだ優しく(多分w)声をかけました。

 

少し待っておしぼりは持ってきてくれましたが、そのおしぼり使って自分自身で服を拭いたりしてるときも片付けみたいなことを優先しているので、流石にカチンときて(※怒鳴ったりはしてないですw)

 

「あの、まずは被害受けた自分を優先すべきじゃないですか?」

 

「またスープがぬるかったから火傷はしてないけど、それについての確認もないんですか?」

 

みたいなことを伝えました。

 

そこでようやくことの重大さに少し気づいたのか、そこからクリーニング代がどうとか謝罪的な言葉が出てきたものの、面倒くさそうな対応されているのにさらにイラっとした上に、この人では埒が開かないと思い

 

「店長さんか責任者の方はいますか?」

 

と伝えました。

 

 

そして隣にある店が同じ経営なのか、その隣の店舗から店長さんが来て状況を説明。

 

もちろん謝罪やらはしてくれたのですが、飲食店経営者でもあり、サポートをしている立場という性もあるからか、この事の重大さに気づいてないことに対して、少し説教的なことを伝えてしまいました…(汗)

 

そして、自分はこの店の近くのホテルにチェックイン予定だったので、そこで自分で洗うことにしてクリーニング代ももらうことなく、ラーメン代だけ返してもらって、そこで食事をすることなく汚れた服のままホテルへ…

 

 

 

 

 

…ということがありました。

 

これ、ラーメン屋の方であれば、相当重大な事件が起きたということは理解してもらえるのではないでしょうか。

 

このかかったスープがもし提供直前のモノであれば確実に大火傷になっている大事件です。

 

そして二郎系のニンニク臭いスープがかかったわけで、その相手がもしその後大事な仕事が控えてる人だとしたら… 

 

スープにかかった靴が世界に何足しか無いプレミアのスニーカーだったら…

 

かかった服が超高級ブランドだったとしたら…

 

クリーニング代だけで済むような話ではないですよね。

 

 

 

自分の経営に関わっていた店舗でもスープが少しかかってしまってクリーニング代を弁償するというケースはありましたが、ここまでの量のスープがかかったというケースは未だにありません

 

しかし、その店員さんがその事の重大さに気づいてないことに思わず同じ飲食店事業者として強く伝えたくなってしまったんですね。

 

 

 

自分の店では最初の研修的なことをするときに、まず最初にこういうケースの場合の対処を伝えるようにしています

 

ラーメン屋の店員が配膳している丼は大事件になりかねない凶器である

 

90度にもなる熱々のスープがもし人にそのままかかったら…

 

下手したら全身大火傷で人を殺しかねないぐらいのモノを運んでい

 

…というのをしっかり認識するように伝えています。

 

 

 

万が一そのような事が起きたら、他のお客様がいようが、後からお客様が来ようが、とにかくその被害を受けたお客様を優先して、お店をそこで閉めてもいいし、手当や救急車の手配などをするように…と。

 

飲食店をやっていると、どうしても「接客」というモードになってしまい、同じお客様という目線で見てしまいがちなんですが、これは

 

緊急事態

 

なんですよね。

 

起きてしまったこと、やってしまったことは取り返しはつかないかもしれないですが、まずそこでやれる限りの最善は尽くさないとなりません。

 

その緊急事態ではミスどうこうよりまずは相手の健康被害を一番に対応しなければなりません。

 

 

またこれが店のスタッフで起きたとしても同じこと。

 

スタッフがもし怪我などをしたら、お客様よりまずはそのスタッフを最優先にするようにしなければなりません。

 

スタッフの方が怪我などのリスクは多いですからね。

 

ちなみにこの緊急事態の対応は師匠のお店で最初に働いたときに一番最初に伝えてもらった内容なので、その受け売りだったりしますw

 

 

 

 

 

自分が今回のケースですぐに怒ったりしなかったのは、自分は

 

ミスは誰でもする

 

と思っているんです。

 

 

なので自分は仕事上のミスだけでは怒ったりしません。

 

もちろん仕事上のミスは経営者としては困りますが、起こってしまったことは仕方ないし、そのミスをどのようにカバーするかが重要だと思っているんですよね。

 

しかし、その時点でお客様に対する対応の認識の甘さなどに関しては叱って伝えることもあります。

 

 

また、ラーメン屋をやっているからか、バッシング中の丼をこぼしてしまうなんてことはあり得ると理解もしています。

 

ミスはしてしまったとはいえ、その後の対応がしっかりしていれば謝罪を受けただけでそのまま帰ったかもしれません。

 

今回、説教じみたことを伝えてしまったのは、その緊急事態という意識が全くなかったことが非常に危険に感じでしまったんですね。

 

同じ飲食店事業者としてそれが凄い気になってしまい、思わず店長さんも呼んでそのことを強く伝えてしまいました…

 

 

 

今回の件はラーメン屋にとって10年やってあるかないかぐらいの非常事態的なケースです。

 

ただ、食べてから時間経過していたスープで無傷だったこと。

 

自分がたまたま近くにホテルあって、着替えも持っていたこと。

 

クリーニング代や損害賠償請求される相手ではなかったこと。

 

それらが重なって大事にならなかったのはお店としては良かったかもしれませんが、それぐらいの可能性がある大事件が起きたというを認識して欲しかったんです。

 

 

 

そして、このブログを読んでいただいてる飲食店事業者の方も、ぜひこの

 

緊急事態&非常事態におけるリスクヘッジ、ミス後の対応

 

について、再度深く考えてみてはいかがでしょうか

 

 

お店をやっていると様々な事が起こります。

 

それらが挽回出来ることであればいいですが、謝って済む、カバーするだけでは済まされないことも多々あります。

 

それだけ多くの危険性のある中で商売をしているわけで、マニュアルが無い店でもこの

 

緊急事態&非常事態におけるリスクヘッジ、ミス後の対応

 

についてはスタッフ全員で共有しておくべきだと思います。

 

 

 

ただ、自分も今やってるお店の2人のスタッフは共に飲食店経験豊富なので、このあたりの話をちゃんとしてなかったなぁ…なんて自分が被害を受けて、しっかり共有の確認しようと反省もしました(汗)

 

他人の振り見て我がフリ直せ

 

そんなことを強く感じる事件でした。

 

飲食店事業者の方はぜひ強く感じていただければと思います。

 

 

 

 

ただ、翌日も服は着ないとだったり、靴はニンニク臭のままその後に動かないとだったので、やっぱりクリーニング代ぐらい貰えばよかったかな…w

 

油まみれのニンニク臭い服を風呂場で手洗いして、ドライヤーで乾かしてる姿はなんか惨めだったなぁ…w

 

 

 

 

 

麺アシスト!

↑お問合せ、相談、ご連絡はこちらのHPからお願いします

 

 

 

 

 

 

 

ブログ再開を宣言してまたもや少し期間空いてしまいました(汗)

 

コラムのストックはあるんですが、文章まとめるのに少し時間かかっていたというわけで…

 

 

ということで今回は

 

キャッシュレス

 

に関するお話です。

 

 

少し前に新札が導入されて、もうほとんどの店が旧札の対応も終わり、ここ最近オープンするお店、リニューアルするお店は新型の食券機やスマホのQRコード型、タブレット注文や完全キャッシュレスの導入も進んできましたね。

 

今回はそんな飲食店におけるキャッシュレスの導入についての考察的なお話です。

 

 

自分も結構相談されることがあるんですが、新しい食券機などを導入する場合や、買い替えなどを検討している場合に

 

完全キャッシュレス

 

キャッシュレス併用

 

現金のみ

 

この3つの中でどれがいいか?という相談があったりします。

 

完全キャッシュレスを導入すれば最初のコストはある程度かかりますが、マネジメントの管理も楽になりますし、個人的には完全キャッシュレスの方がいいとは思っています。

 

しかし、地域やその店舗の業態、規模などにもよるんですが、自分はほとんどのケースで

 

キャッシュレス併用

 

を薦めることが多いです。

 

 

これはいまだに日本では

 

現金派

 

がかなりの割合で一定数いる…というのが一つの理由です。

 

ただ完全キャッシュレスを導入したお店で特に何の問題無い…というお店も多くあります。

 

しかし、都心部や繁華街などでは受け入れられても、いまだに現金しか使わない(使えない)という層が一定数いるのが現実です。

 

コンビニなどのキャッシュレス利用率もまだまだ現金派が結構いるんですよね…

 

地方にいくとさらに現金派は多くなりますよね。

 

データ的な話は常に変わるので気になる方はググっていただいて…

 

 

 

さらに完全キャッシュレスに対応する食券機などの型の絶対数がまだ少ないこともあり、導入コストが高い、用途に合っていないモノがまだ多いというのもあります。

 

メーカーなども併用型の方の需要が多いために、まだ完全キャッシュレスより併用型に力を入れてるんですよね。

 

なので完全キャッシュレスの食券機や併用型でもまだまだ使いにくいのもあったりします…

 

これはキャッシュレスというものがさらに浸透すればもっと安価でいいモノが出てくると思うのですが、これにもまだ時間がかかると思っています。

 

 

またもう一つの問題に

 

キャッシュレス手数料

 

というのがあります。

 

お店側がその手数料を負担するわけですが、基本的にはその手数料は販売価格に上乗せして販売する必要があるわけです。

 

しかし、昨今の事情でなかなか値上げに踏み込めないお店も多いですし、この手数料分を上乗せが当たり前というのが一般ユーザーにも浸透していなかったりします…

 

お店側も販売価格の値上げには慎重なお店も多いですし、この手数料の関係で現金対応のみにしている店も多くあるのではないでしょうか。

 

 

個人的にはキャッシュレスの手数料がもう少し下がらない限り、日本ではまだ少しの間は完全キャッシュレスは浸透しないと思っています。

 

そして他の外国のようにキャッシュレスが当たり前になるには、日本という国の現状や国民性的にも完全にキャッシュレス移行するにはまだまだ時間がかかると思うので、併用型を薦めている…というわけです。

 

 

 

ただ個人的には完全キャッシュレス化することによるメリットは多々あるので、お店の場所や規模によって検討するべきかと思います。

 

しかし現在の状況では現金対応も出来るというのが一つのサービスになっている現実があるわけです。

 

 

 

ちなみに自分がやっている沖縄のお店。

USENのレジを導入しているので、キャッシュレスにほぼ全て対応出来ます。

 

しかし、現金支払いはいまだに60〜70%程度あります。(※友人、知人などは気を使って現金使ってくれる方もいるので多い方かもしれませんw)

 

この割合が極端に変わるようであれば値上げなどの検討もしないとですがこの現金払いの多さもあるので販売価格もサービス的に安価な設定が出来ていたりします。

 

なので、今の状況は店としてはありがたいぐらいなんですよね。

 

 

 

今後数年で急激に状況は変わる可能性はありますが、キャッシュレスによる手数料や値上げに慎重にならざるを得ない状況もあると思うので、しっかりと導入の判断をしていきたいですね。

 

キャッシュレス手数料というものがお店の利益率にどのように影響しているのか、しっかりとマネジメントをすることが重要です。

 

こういう感じの相談にも乗ったりしてますので、いつでもお問い合わせください♪ 

相談だけは完全無料ですので

 

…という営業的な〆で今回も終わりにさせていただきますw

 

 

 

麺アシスト!

↑お問合せ、相談、ご連絡はこちらのHPからお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前にネット上で化学調味料に関する話題が盛り上がっていましたよね。

 

いつの時代にもこの話題は定期的にあがるような気がしますがw、この話題について検証してみようと思います。

 

 

まず最初にワタクシが化学調味料に対して「肯定派」「否定派」かをお伝えしましょうか。

 

曖昧な返答で申し訳ないですが

 

70%以上肯定派

 

ですw

 

 

その理由は後述するとして、自分はラーメンも含めて料理をする際に

 

・味

・うま味

・香り

 

この3つを軸に考えることが多いです。

 

他にも「温度」「見た目」など色々ありますが、基本の軸になるところです。

 

その中で自分は「うま味」というものが非常に重要だと思っています。

 

そう、その「うま味」こそが話題になっている「味の素」などを代表する化学調味料(うま味調味料)のことですね。

 

※某企業からは「化学調味料」と表記すると怒られるみたいな話を聞きますがw慣れ親しんでる呼び名で統一します。

 

 

 

ラーメンという料理の味作りにおいて自分は「不味い」と表現される3大要素があると思っていて、それは

 

・味が薄い

・うま味が弱い

・スープがぬるい

 

です。

 

味は濃いのは不味いとはならないけど、味が薄いのは不味い」になる。

 

うま味が強いのは不味いとはならないけど、うま味が弱いのは「不味い」になる。

 

スープの温度の価値観に関しては国によって違いますが、日本人は圧倒的にスープに関しては「熱々」が大好きで、少しでもぬるいと「不味い」になります。

 

 

そう、その「不味い」ということになってしまう「うま味」がどれだけ重要なのかわかりますよね。

 

その「うま味」を補う化学調味料は非常に大事な調味料というわけです。

 

 

 

話は変わって、今でこそ多くの人が知る「無化調」というワード。

 

これってラーメン業界で使われることが多く、メジャーなワードになったような気がしますね。

 

化学調味料を使わずに「うま味」をしっかり感じられる美味しいスープを作れればいいわけですが、昔は「無化調」と謳ってるだけでペラいスープも多かったですよね…汗

 

自分がお店を一番最初にオープンした2007年のお店は実は無化調」で始めました。

 

そしてその後も化学調味料を使わないでスープを作ることの方が多かったです。

 

おそらく初めて使ったのは二郎インスパイアの『ラブメン』を作ったときで、そのときに使っていたのが画像の「フレーブ」。

 

ただこれは自分が化調の使わずにラーメンづくりを始めてしまったので、使い方がよくわからなかったというのもありますw

 

 

 

そしたら無化調派で化学調味料否定派じゃないの??…と思われるかもしれませんが、でも書いてるように使わないわけではありません。

 

自分は

 

化学調味料を使った方が商品として美味しくなるなら使う

 

というタイプの作り手です。

 

 

ということは

 

化学調味料を使わない方が美味しくなるなら使わない

 

という考えでもあるということです。

 

 

 

自分の場合は

 

・動物系のみの白湯スープ

・味噌ラーメン

・まぜそば、汁なし

 

この3タイプではほぼ化学調味料を使います。

 

これはこれらのタイプのラーメンを作るとき化学調味料を使った方が完成度が高くなると思っているからです。

 

ただ、使わなくても美味しく作ることは出来ますし、無化調でも美味しい商品を提供してるお店は多々ありますが、あくまで自分の基準というだけです。

 

 

逆に魚介素材などうま味の強い素材をしっかり使えるタイプの場合は使わない方が完成度が高くなったりするので、そういう場合は使わないというわけです。

 

食材が持つ本来のうま味をしっかり出せている場合は化学調味料を使うことでうま味過多になったり、味がぼやけてしまうこともあります。

 

素材を重ねて作る清湯ラーメンなどの場合は素材の良さを引き出せていればそれだけで美味しくなりますし、その素材の持つ本来の良さも消えてしまうこともあるわけですよね。

 

 

しかし、素材のみではうま味を補えていない場合、素材だけではラーメンらしい味を表現出来ないケースがあります。

 

そういうときは自分は躊躇することなくw、化学調味料を使います。

 

それが上記のようなラーメンを作るときに必要なケースが多いからなんですね。

 

 

自分は「食の道場」というラーメン学校のメイン講師や、『繁盛塾』という会社主催のラーメン学校などをやっていたんですが、そのときには必ず

 

無化調

 

のラーメンから教えるようにしていました。

 

 

実はこれは

 

化学調味料の使い方を教える

 

のが一番の目的でした。

 

 

まず、素材のみでうま味がしっかりあるスープを作る。

 

その後にあえてうま味が足りないスープも作って、そこで無化調で仕上げたときのうま味が弱いことによる物足りなさを教えるんですね。

 

そして、そこに化学調味料を加えて補完することで完成形になるようにして、「うま味」という概念を作りながら理解してもらうようにしています。

 

その「うま味」を理解するようになると、自然の素材からのうま味も化学調味料のうま味も使えるようになっていくんです。

 

 

 

ただ、根本的に化学調味料がバチっと使われてる味が元々好きではなかったりするので、使わないで美味しく出来るならそっちの方がいいですw

 

そして、元々は無化調で作っていたわけですし、以前は化調否定的な考えもありました。

 

しかし、ラーメンだけでなく料理をしていく上で経験を重ねていき、自身で飲食店を経営して、さらに飲食店へアドバイスまでする立場になってからは「うま味」「化学調味料」に対しての考えはかなり変わりました。

 

化学調味料を使わないことでうま味が足りない、美味しくないモノになってしまっては本末転倒ですよね。

 

そしてその自己満足のせいで根幹にある「商売」に響いたりすることもあるわけです。

 

 

 

自分の考えとして化学調味料は

 

足りない「うま味」を補う調味料

 

という認識です。

 

 

 

また

 

素材だけで補えない「うま味」を補う調味料

 

でもあります。

 

 

スープだけでなく、料理の中においてはどうしてもそのままではうま味が足りないと物足りなさ」を感じてしまうわけで、その場合は前述の「不味い」という感覚を引き起こしてしまうわけですね。

 

その「不味い」に繋がるようであれば、使った方が絶対にいいと思っています。

 

他にも料理の種類によっては使った方が美味しくなる…と個人的に思っている料理も結構あります。

 

 

他にも化学調味料や他の添加物についての不安要素みたいな話は色々ありますし、個人的にも思うことは色々とあるのですが、自分はその論争に加わるつもりはありません。

 

ただ、この「うま味」という概念を遥か昔から実践していて、調味料まで作り出した日本人は本当に凄いなぁ…と思うし、『食』においては日本が絶対に世界一の国だと思っています。

 

 

 

 

 

 

…とまあ、色々語ってみましたが、結局は

 

 

美味しくなるなら使っちゃえばいいんでないの!

 

 

ってことですw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麺アシスト(公式HP)

 

↑お問合せ、相談、ご連絡はこちらのHPからお願いします

 

 

少し前に大阪にあるマクドナルドのとある店舗がバズって行列が出来ている…という話を知っているでしょうか。

 

詳細はこちらの記事を読んでいただければと思うんですが、要はマニュアル化されたチェーン店で同じ食材、同じ手順、同じ商品を提供しているにも関わらず、その一つ一つを丁寧に作っていて、それがお客様に伝わって

 

他のマクドナルドより美味しい

 

と話題となり、その店舗に人が殺到したというお話。

 

これは十数年前では考えられないような事態だと自分は思っていて、今回はこのマクドナルドの話から現代の飲食店、さらには他の事業においても重要なポイントになると思ったので、それについて検証したいと思います。

 

 

この話は簡単に説明すると

 

QSCの高さがお客様に伝わった

 

ということなんだと思います。

 

他の店舗と全く同じバンズとパティとソースを使ってマニュアル通りにハンバーガーを仕上げる。

 

しかし、その手順をしっかりと守り、さらには一つ一つ丁寧に仕上げることをしっかりやることで商品のQ(クオリティ)が高くなったわけです

 

 

これがそのマクドナルドのハンバーガーといわれる写真です。

 

おそらく使ってる材料は同じなので、味も本来であれば変わらないはず。

 

しかし、チーズの角がしっかり均等に出ていて、綺麗に重ねられているということ。

 

 

 

ここでポイントなのが、その丁寧な作業やちょっとした差が

 

お客様に伝わっている

 

ということなんです。

 

そして、その口コミや情報が拡散されて、その違いを理解してもらえるようになったと。

 

さらに口コミを調べてみると接客やお店の清潔感もしっかりしていると。

 

この2つはマニュアルを徹底しているチェーン店ですから、他の店もしっかりやっているでしょう。

 

しかし、この商品の微妙な差が伝わる、そして拡散されるというのが凄いことだと思っています。

 

お店としてはマニュアルを丁寧にしっかりとやっているだけ。

 

ただ、それが僅かな差となってお客様に伝わっているということです。

 

 

自分はこの話題を聞いたときに凄い時代になったなぁ…と同時に飲食店事業者として少し恐怖も感じました。

 

個人店や店舗展開している飲食店であれば、こういうわずかな差やQSCの違いで話題や売上などに直結することはあったと思います。

 

しかし、今回の話題はチェーン店。それも国内でも最大級の飲食チェーンであるマクドナルドです。

 

 

自分はラーメン店のサポートをしているときによくチェーン店の凄さを力説したりします。

 

しかし、個人店の多くは「商品力」に差があるのを自負していますし、その差で勝ち残っているお店も多くありました。

 

それが今回のようにチェーン店でもQSCの差が可視化されて伝わるようになると本当に個人店はうかうかしていられません。

 

 

自分が今までサポートしていたお店だけでなく、友人のお店、その他流行っているお店を見ているとシンプルに

 

QSCが高い店は必ず売れている

 

と断言出来ます。

 

もちろん、商品だけがズバ抜けている、接客が神がかっているお店などもありますが、そのバランスが取れているお店はもちろん、こういう基本レベルが本当に大事なんです。

 

そして、こういう話題が出ることでさらに

 

QSCの徹底はお客様に伝わる

 

というのがより鮮明になったのではないかと思います。

 

ということは、今あるお店が、味を変えたりすることなく

 

商品をより丁寧に作って提供する

接客、サービスをしっかりやる

お店を徹底的に綺麗にする

 

このあたりを徹底に進めるだけで

 

QSCの改善は必ずお客様に伝わる

 

と思います!

 

売れないから美味しい商品を作らないと! 商品開発しないと!

 

…という前に、まず目の前のお店で出来ることをしっかり洗いだしてみるだけで、売上改善はもちろん、多くのファンがお店につくと思います。

 

 

 

もちろん、自分は商品クオリティを上げるためのお手伝いは最大限しますし、ご相談にもなんでも乗っています。

 

そんな要望があればぜひご連絡を…

 

…という最後は宣伝で終わるという形を久しぶりにやって終わりたいと思いますw

 

 

麺アシスト(公式HP)

 

↑お問合せ、相談、ご連絡はこちらのHPからお願いします