少し前から、
家の中のものすべて
自分の目で見て
自分の肌で触れて
自分のこころを感じて
今の私が
使いたい
着たい
一緒に暮らしたい
と感じるもの以外は、
こころからの感謝とともに
卒業させてもらっていました。
モノにもスピリットがあると
教えていただいてから、
私はそのことを大切にしています。
私の肉体に私の魂が宿っているように
モノにはモノのスピリットさんが
宿ってくれています。
まだ使える
もったいない
というこころは、
大切に感じて解放して。
いつか使うかもしれない
というこころは、
大切に感じて解放して。
高かったんだよね、これ
またいつか着られるかもしれない
というこころは、
大切に感じて解放して。
ずっと、そのままにしてしまって
ごめんなさい。
ずっと、わすれてしまっていて
ごめんなさい。
いつかいつかという自分のエゴで、
あなたの出番を奪ってしまっていて
ごめんなさい。
そんな想いを伝えて。
そして、
1つひとつのモノたちを
手にして、触れている時、
それぞれが我が家に
来てくれた時のことを思い出しました。
そのモノを欲しいと感じて、
我が家に迎えた時のこと。
その服が欲しいと感じて、
袖を通して鏡を見た時のこと。
そんな想いを思い出して、
共に過ごした時間に感謝して。
本当はどうしたかったかな?
今の私なら、どうするかな?
そうか、この感覚が欲しかったんだな。
そんな気づきと学びを
たくさん受けとりました。
「ありがとうございます」
そんなこころからの感謝を伝えて。
1か月ほどかかりましたが、
すべてが終わって、
改めて家の中を見てみると。
なんとスッキリした
心地よさなんでしょう。
こころが本当に
軽くなりました。
そして、
少しモノが減って、
スペースに余裕ができた家は、
本当に過ごしやすくなりました。
こころが軽くなり、
家が過ごしやすくなると、
私自身の行動も変化しました。
何かを感じて、
「よし、やろう!」と思ってから、
動き出すのがスムーズになりました。
自分が何かに出会った時、
「これ、素敵だな!」と思うのが、
なんだか軽やかになりました。
何よりも。
日々の私のこころの
心地よさのベースラインが
一段上がりました。
この1か月ほどの間、私は、
自分の身の周りのモノと向き合う時、
自分自身と向き合いました。
ときめきや楽しさ。
喜びや幸せ。
向上心や情熱。
罪悪感や後悔。
あきらめやなげやり。
飽きっぽさや忘れてしまうこと。
私の家の中にあるものは、
すべて、私自身でした。
過去の自分を
全部感じて
全部受けとめて
全部感謝して。
今の自分でまたここから、
すべてのいのちの幸せに向かって、
私を生きていきたいと思います。