こんにちは
memrera(メムレラ)です。
*私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」
写真に写っているのは、
近所の公園の桜の木の幹です。
昨年秋、ここに
ニホンミツバチが引っ越してきました。
ニホンミツバチが大好きな私は、
本当にうれしくなり、
それからずっと、観察を続けていました。
縦に入っている数センチの溝。
ここが出入り口となっていて、
たくさんのミツバチが、
出たり入ったりする様子を
飽きることなく見続けています(笑)
実際に観察をすると、
頭で知っていた知識と実際に
違いがあることがわかります。
引っ越してきた時期も、
私の中での引っ越し時期よりも
だいぶ、遅いものでした。
いつ休眠するだろうと思いながら
観察を続けていた私にとって、
12月になっても、
1月になっても、
まだまだ元気に活動している姿は、
本当に驚きました。
そして3月。
私が個人的に忙しくなり、
観察を休みがちになっていたころ、
無事に冬を越して、
群れの活動は再開されていました。
女王バチが元気でいてくれて、
群れが寒さに耐えられる大きさで、
引っ越してきてから数か月で、
冬越し分の食料をしっかり貯蓄できて、
外敵や病気に会うことなく、
元気に春を迎えること
この街の環境の中で、
それはあたり前ではないと感じました。
そんなニホンミツバチの観察は、
自分の人生にも大きな学びをいただきました。
それは、
知識としてしっていることと、
実際にそれを生きて知るということは、
違うということ。
これは、ごくごくあたり前のことなのですが、
私はこのあたりを混同してしまい、
知識で知っていることや、
見聞きした誰かの体験談や、
目の前で誰かが頑張る姿を見て、
なんだか、
自分もそれを一緒にやっているような
そんな気持ちになってしまい、
そのうち、
自分もそれができたような、
そんな気持ちになってしまって、
実際には自分は何もしていないのに、
何かを成していたかのように、
何かをわかったかのように、
勘違いしやすい自分に気がつきました。
私が知っていたニホンミツバチは
誰かが観察してまとめた
ミツバチの姿のでしかなく、
それは私のものではありません。
知識と出会ったら、
それが大切だと思ったら、
それが実際、
どうなのかな?
そう思い、
実際に自分で見て、触れて、行動して、
ある時は身体を動かし、汗をかき、
いつもこころを動かして、
自分で生きてみること。
ニホンミツバチとの出会いで、
気づいた自分で今、
そのことをこころがけています。