寒さで固まっていたバッタさん | Everyday is a new day!

Everyday is a new day!

私が私を生きてみようと思っています

こんにちは

memrera(メムレラ)です

 

*私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」

 

 

先日、玄関の前に、

バッタが佇んでいました。

 

こんなところまで、

どうやってきたんだい?

 

なんて、

こころの中で思いながら、

このままここにいては

人と接触して傷つくかもしれないので、

なんとなく、手の上に乗せました。

 

すると、

その子はまったく動きません。

 

でも、

生きてはいる(感じる)。

 

昆虫は変温動物。

自分で体温を一定に保つことはできません。

 

そしてその朝は、

とても寒い朝でした。

 

寒さで凍えているんだろうな。

 

そう思って、

しばらく手の中に包んでいると、

少し動き始めました。

 

その日はそれから、日が昇ってからは

気温が上がるという予報だったので、

そのまま近くの花畑に移動することにしました。

 

その移動中に、

自分と向き合いました。

 

このバッタを見た時に感じた感情が

まず私の内側にあって、

それが解放されたくて、

引き寄せた現実、この出会い。

 

寒さで凍えているんだろうな。

 

そう感じた時の、

何とも言えない悲しいような、

もうここまでだというあきらめのような

そんな感覚でした。

 

自分の無力感

自分のあきらめを、

思いっきり感じました。

 

それは本当に暗くて、寒くて、冷たくて。

身体が固くなって、感覚がなくなるような

そんな感覚でした。

 

それを感じて、感じて。

 

これが私のこころの中にあったんだ。

いつもこころのどこかに

「しょうがない」

「あきらめたい」

「私なんかにはできない」

そんな思いがあったんだ。

 

ずっと、ここいたんだね。

今まで気がつかなくてごめんね。

 

また、感じて、感じて。

 

出てきてくれてありがとうございます。

感じさせてくれてありがとうございます。

今までありがとうございます。

どうぞ、お幸せであってください。

 

いつかどこかの人生で、

こんな風に感じて苦しかった私、

今この人生で、

こんな風に感じて固まってしまった私。


私は、ここを超えて、幸せに向かうよ。

ここからは、すべてとつながっている

あたたかさと愛で、進んでいくよ。

喜びと幸せから、進んでいくよ。

 

できないままでいい。

緊張することもあるかもしれない。

でも、ここからは一緒にいこう!

 

そんなことをこころに思い、

今まさに、バッタを手に包んでいるように、

自分の中の冷たく固まった部分を、

包んであたためて、

やわらかく、軽やかに、

宇宙にお還しするイメージで解放しました。

 

 

そして、

それが終わったころに、

目的のお花畑に到着したので、

バッタを日の当たる草の上に置きました。

 

バッタは、大きく跳ねて、

すぐにどこかに行きました。

 

こころも身体もあたたまった私は、

その自分で1日、動いていきました。

 

できない、やれない。

これは無理、このくらいがちょうどいい。

私がやったって、何の意味もないかも。

 

そんな気持ちがストップさせていた、

やりたいと思っていたこと。

やらないでそのままにしていたこと。

ちょっと迷っていたこと。

 

自分のこころが喜びを感じたら、

少しでもいいから動かしました。

ちょっとでいいからやってみました。

 

すると、そうしたことで、

結果結論はまだまだですが、

私のこころが、

晴れやかで軽やかになりました。

 

気づいたら、

気づいたところから動いてみること。

 

今は、そのことで自分が

軽やかになっていくこと、

心地よくなっていくことを大切にしています。