こんにちは
memrera(メムレラ)です。
*私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」
ずいぶん前のことですが、
勤め先の先輩が、
旅行に出かけている間、
その家の猫さんの
お世話を頼まれることがありました。
その先輩のお宅に行って、
お世話をしてあげることが
ほとんどだったのですが、
ある時、
私の家にお預かりして、
お世話をすることがありました。
おとなしい男の子で、
我が家にお迎えしてから、
隠れたりすることもなく、
不安や緊張も見せずに、
すぐに仲良しになれました。
そして数日後、
お勤めに行く前は、
一緒に朝ご飯を食べて、
私のお腹の上でのどを鳴らしていた、
その猫さんが、
帰宅すると様子が変わっていました。
部屋に入ると低いうなり声が聞こえ、
どうしたんだろうと思って見ると、
すっかり興奮して、
怒ってしまっていました。
こうなっては、
無理することはせず、
その猫さんが上ってこられない
ロフトに避難をして、
またたびを上からまいて、
興奮がおさまるのを待ちました。
朝方には、
猫さんの興奮もおさまっており、
元の様子に戻っていました。
ロフトから降りて、
猫さんと一緒に過ごしていると、
家の外から、
近所の猫さんの
低い鳴き声が聞こえてきました。
あぁ、そうか。
その時やっと、
猫の繁殖シーズンだったことに
気がつきました。
たぶん、
外の猫さんの、
繁殖シーズンの鳴き声を聞いて、
いろいろな刺激を受けた猫さんが、
興奮状態になり、
気がつくと
自分が知らないお家にいて、
怖くなってしまっていた、
そこに、
私がちょうど帰ってきたんだろうと、
自分で理解できました。
猫さんは、
自分がしてしまったことを、
わかっているので、
申し訳なさそうでした。
大丈夫だよ、
私こそ、不安にさせてごめんね。
そうなんです。
今回のことは、私のミスです。
猫は好奇心旺盛だけど、
基本的には慎重でちょっと怖がりさん。
新しい環境に馴染むのに、
時間がかかるものです。
でも、
今回お預かりした猫さんは、
めずらしく、初日からくつろいでいたので、
この猫さんは大丈夫だろうと
私が油断をして甘く考えて、
ケージに入れることなく、
フリーでお預かりしてしまったので、
猫さんが安心できる場所を
用意してあげませんでした。
不安を感じた時に、
猫さんが安心できる場所を
用意してあげることは、
基本で大切なことだったのに、
わかっていたことだったのに、
私が至らなかったばっかりに。
ごめんね。
怖かったよね。
ごめんね。
そしてさっそく、
猫さんの安心な場所をつくり、
数日後、
その男の子は、
家に帰っていきました。
私は自分の人生で、
猫さんを怖いと思ったの
は初めてでした。
猫さんがあんなに力があって、
私は本気の猫さんには、
まったく歯が立たないのだと
初めて知りました。
今まで、
私と一緒に過ごしてくれた、
猫たちにも、
同じ力があっただろうに、
私にそんなことを感じさせなかった。
自分たちが本気を出したら、
私が傷つくとわかっているから、
本気を出さずにいてくれたんだと知り、
その
動物たちの思いやりに感謝しました。
今まで私が、
お世話をしていると思っていたけれど、
大事にしていると思っていたけれど、
愛されていたのは、
大切にされていたのは、
私の方だったんだと気がつきました。
そのいのちを
大切にしたいからこそ、
過信しない
油断しない
甘くみない
そのことを学ぶ
大切な経験の1つになりました。
今私が、
本当のいのちの安心のために
そのいのちの特性を
学び始めたのは
この猫さんとの出会いと、
この出来事のおかげです。
大好きだからこそ、
大切だからこそ、
いのちへの敬意をもつこと
私の勝手な判断や、
何の根拠もない思い込みではなく、
猫さんは猫さんであること
犬さんは犬さんであることを忘れずに、
今、一緒に暮らしています。
