こんにちは
memrera(メムレラ)です
私たちと一緒に
ペットとして暮らしてくれる
いのちたちは
私たちよりも
その寿命が短いものがほとんどで
どんなに愛していても
どんなに手を尽くしても
私たちは
ペットとのお別れの時を迎えます
私には
幼い自分の無知と至らなさで
亡くしてしまった小鳥や
その時の私には
なんの知識も力もなくて
ただ見送るしかなかった
動物たちとのお別れの記憶があります
それは
長い間罪悪感や後悔として
深く深く私のこころに刻まれていました
触るのも怖い
決して触れたくない
そんな私のこころの中の
真っ暗な闇の部分に
まっすぐに光を届けてくれた
言葉と出会いがありました
それは
姫乃宮亜美先生の
「聖なる母性より愛をこめて」という
本の中にあった一文でした
動物たちにとって、
「自分が魂をこめて送った愛を、
ご縁を持った人々が活かし続けてくれている」
ということが喜びであり、魂の向上につながります。
そして、
「ありがとうね。
ずっと愛しているよ」という
あなたからの想いが彼らを包み、
迷わず神様の元へ戻っていく
道しるべになるはずです。
肉体がなくなった後も、
ペットだった小さき友は、
あなたを愛し続けてくれています。
そんな彼らに恥じない愛を持って
生きていきたいですね。
*姫乃宮亜美著
聖なる母性より愛をこめて」より
この一文を読んだ時
泣けて泣けて
涙があふれてとまらなかったことを
今でも覚えています
そうだった
あの子達の愛は
まっすぐできれいで
いてくれるだけで
私のまだ幼いこころに
「優しくしたい」とか
「大事にしたい」とか
「大好き」という
大切なぬくもりを教えてくれていたのに
自分の罪悪感や後悔で
本来大切にするべきだった
あの子達から受け取った
まっすぐできれいな愛情と
いのち安らぐ優しい時間を
真っ暗い闇にして
なかったことにしてしまっていた
それどころか
思い出すのが苦しくて嫌だから
思い出さないようにして
こんな思いをするくらいなら
動物との出会いはもういらないなと
思って暮らすなんて
なんという間違いだったろう!
と自分の間違いに気がつくと
その瞬間に
罪悪感と後悔だったところに
詰め込まれていた
たくさんのいのちとのぬくもりと
たくさんの子達と過ごした
楽しい時間の笑顔が思い出されて
ごめんなさい
今まで気がつかなくてごめんなさい
みんな今どうしていますか?
みんな今幸せですか?
たくさんの愛を教えてくれて
たくさん愛してくれて
本当にありがとうございました
とやっと伝えることができました
伝えると
私のいのちが喜んで
そして
みんなも喜んでくれているように感じました
それからの私は
もちろんお別れは
愛していたからこそ
大切だったからこそ
悲しくて寂しくて
たくさん泣いてしまいますが
たくさん泣いて
こころが一息ついたら
「愛してくれてありがとう」
「これからもずっと私も愛しているよ」と
笑顔で伝えることにしています
それからは
姿は見えないその子達ですが
思い出しては胸をあたためて
いつも一緒に暮らしているように
話しかけています
そんな自分の体験があり
その後過ごしていく中で
いのちとのお別れは
本当に苦しくてつらくて
「こんなに悲しいなら
もう二度とペットは飼わない」という
そんな声を聞くたびに
私のこの気づきを
伝えたいなと思っていました
すると
ある保護団体様とのご縁をいただき
里子に出た子のその後の様子を
里親様が送ってくださったら
そのお返事を書かせていただく
「里親だより」の窓口として
お手伝いをさせていただくことになりました
里親だよりは通常
1年ごとのその時の様子を
お届けしてくれるものがほとんどですが
里親様の悲しみや後悔と共に
亡くなってしまったという連絡を
いただくことも少なくありません
そんな時は
里親様のメールを
大切に読ませていただき
お返事にこんな一文を
祈りと共にお届けさせていただいています
「大好きだった分だけ
さみしく感じられ
愛おしかった分だけ
苦しみさえも感じられ
今はとてもつらいですね
時間が過ぎて
少しでも
そのおこころが落ち着きましたら
時々
一緒に過ごした楽しい時間
愛して
愛されて
幸せだった時間と
大好きで愛おしかった笑顔や
そのぬくもりを想い出して
胸をあたためてくださいね」と
私たちに
愛することを教えてくれた
いのちたちに
教えてもらった愛を活かして
生きる姿をみてもらいたい
この役割を
大切に続けていきたい
そう思いながら暮らしています