前回の話はこちら
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モーテルで数日過ごし、シェルターに移動。
シェルターの事は詳しく書けませんが、住んでいた場所(ゴールドコースト)から1時間又はそれ以上離れている場所のシェルターを紹介してもらいました。
モーテルにいたのはシェルターの空きを待っていた状態だったと思います。
まず、DVコネクトに電話した時点で、携帯の位置情報をOFFにしてました。
(追跡され居場所を特定されないように)
シェルターに着いた当日はいろいろ説明してもらい、その後はとりあえず休みました。
次の日からスタッフの人と、これからどうしていきたいかというのをいろいろ話しました。
自分がどうしていきたいか、全て自分で決めれます。
DVオーダーを出したいのか、このままただ別居したいのか、戻りたいのか。
自分の意思と、決めた事に対してサポートをしてもらうことができます。
私はこの時点で、まだ戻る気はない。
主人自身が自分の問題に気付き、改善していく姿勢がみえる若しくは改善できた時に戻りたい。
時間がかかるのもわかるし、本人が気付いて直す意思がないと改善できないのも承知してました。
まだ好きな気持ちもあるし、この先自分の気持ちがどう変わるかわからない。
以上を伝えて、サポートを受け始めました。
あとは、私のビザのこと、私自身が自立できるようにサポートを受けてます。
この時の主人の問題は酒。
アルコール依存症の主人はほぼ毎日ビールを飲む人でした。
怒りっぽくなるのもアルコールが入っている時。
特にラム酒を飲んでる時の怒り方、怒りっぽさは酷かったです(私が以前伝えたので、本人もラム酒はあまり飲まないようにしてました)。
本人もアルコール依存症の自覚はあり、いつかは断酒すると何回か言ってました。
子供が産まれたら辞めると言っていたのも、辞めれず、むしろ悪化。
産前の方が飲む量も少なかったし、主人自身がコントロールできていたように思います。
そして大きなストレスが重なり、別居するという形になってしまいました。
とにかく、安全な場所に移動してサポートの下、新しい生活が始まりました。
ちなみに、モーテルや移動の際の交通機関、シェルターはDVコネクトが全て段取りしてくれました。
あと、私のいるところは政府の機関ではなく、キリスト教団体の支援の基に運営されてる機関のようです。
個人のプライバシーも守られています。
他にどのようなシェルターがあるのかはわかりませんが、オーストラリアの各州にDVコネクトとシェルターがある事は間違いありません。
先日、ニュースでゴールドコーストのDV関連事件を報道してました。
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もうひとつ、DV発生が多いのがゴールドコーストみたいです。
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DV加害者に避難先・居場所を特定されるリスクは大きいですね。
シェルターを出た後に、自分の身と子供の安全をどう守るべきかを考えさせられるニュースでした。
過去にも公共の場で銃殺される、DV加害者が子供を道連れに自殺などの痛ましい事件が起きているそうです。
続きは次回…
これはDVに悩んでる人、パートナーとの関係が何かおかしいなと思ってる人に、何かしらの力になれたらいいなと思い、自分の経験を記事として残してます。
友達や家族には相談しづらい。
自分で情報を集めるしかない。
私が悪いのかな?非があるのかな?
どこに・誰に相談したらいいかわからない。
私もそうでした。
勇気が必要かもしれないけど、少しだけいままでと違う事を試してみるだけでも結果は変わります。
いま私にできる事は、情報の発信かなと思いブログを書いてます。
長文を読んでいただき、ありがとうございます。
