求める温もりが傍に無いから
ひたすら肌を凍らせる
身を縮ませて息を潜める
そんな孤独に狂わせる君は
今どこにいて今なにしてる

少しの開いた隙間から
冒険家にでもなったのか
痕跡すら消えてしまう程
君は還らない君は戻らない

こんな事なら首輪を着けて
こんな事なら鎖を着けて
ガラスケースに飾ればよかった?

不可侵の女神などいらない
触れて揺れて侵略し合う
生身の君が欲しかったのに


潰れた喉を掻きむしり
爛れた胸を引き裂いて
脳髄までも熔けていく

そんな僕を君は知らない


Replicaと狂い踊る
妖しい夜に気を紛らわし
Replicaと蜜を絡ませ
愛しい君との行為を模倣


そんな僕を君は知らない




吐いた吐息に紫煙乗せて
空に向かう跡を辿る
迷いも孤独も含ませて
消えてくれと祈る

街に流れる音楽は
声が違うだけの
違わぬリズムで
変化も抑揚も無い
響かない台詞ばかり

日常茶飯事な別れと
折り合いつけて
妥協の出逢いに
楽しみ探しながら
笑う仮面 背徳の扉

揺らぎながら
一筋に登りゆく紫煙

溜息の代わりに
永く永く燻らせて

アルテミスの恩恵輝く
月光を浴びよう


日常茶飯事な別れと
折り合いつけて
妥協の出逢いに
楽しみ探しながら
笑う仮面 背徳の扉




錆びついた回路
針路は示さず
ただ同じ辿る道筋

凍らせ叩き割り
新たな羅針盤探せ
留まるな濁るだけ

生まれ換わる事は
望まず今を照らす灯
手を伸ばし掴め

荒れた海に帆を張り
旅立て舞台を目指して


求め泣いた甘い果実
力込めて投げ捨てろ

もう一度踏み出す為に


蜃気楼の中に浮かぶ
Stardust最期に燃える
光と成ろう