めっちゃ久しぶりにブログ書いてみる
実は大晦日が誕生日の俺
普通ならおめでとうとか祝福されるのが誕生日
でも大晦日となるとそれは複雑な感情を持ち合わせてしまう環境です。
小さい頃からクリスマスと誕生日とお正月のお年玉が一緒くたになる。
まず、ケーキがクリスマスと併用されるので弟が2人いた俺は兄弟で分けろと言われる。
俺の誕生日やぞ！とごねても、あんた長男やから我慢しなさいと言われる。
誕生日ケーキを、長男やから弟たちに分けろっておかしいやろ。
次に誕生日プレゼントですが
お年玉と一緒にされてしまうか、ケーキを買ったときのおまけを貰う
するとそれを見た弟がお兄ちゃんだけ悪いとごねて泣き始める
親もめんどくさくなって、それあげなさいと言ってくる
もうね、我慢させられるだけのイベントやった
少し大きくなると、同級生からいただく年賀状の端っこに
昨日誕生日おめでとうと書いてくれるヤツがいてたりする
でも後から言われてもとすねてしまう俺
高校生になると土日だけアルバイトをしてた
冬休みは短いけど稼ぎ時なので大晦日もアルバイトに励む
すでに家族はもう大きいんやからと祝いすらなく
バイト先の人は誰一人祝ってくれず、休憩時間に自転車走らせて
駅前のケーキ屋さんでショートケーキを２つ購入して
アルバイト先の休憩室でむさぼるように食べてた
それを見た周囲のバイト仲間、特に女子はものすごい嫌そうな顔をして
「なんでケーキ食ってるんやろ」
「今日誕生日らしいんやけど誰も祝ってくれへんって言って食べてるんやって」
「えー！アホちゃうか」
という会話が聞こえてた
男子は面白がって
「毎年ここで食べたらええやんｗｗｗ」
「来年は俺らの分も買ってきてや、祝ったるしｗｗｗ」
とあざ笑われてた
大人になって社会人になると
年末年始休暇に当たるのでお祝いなどの風潮はなかったけど
平日の日に誕生日を迎えた社員にみんなで祝おうみたいな流れがあって
プレゼントを割り勘で買うから５００円出してと言われた
俺の誕生日祝ってもらえてないのに出すのは嫌と伝えると
そんな考え方やから祝ってもらわれへんのと違う？と言われ二度と誘われなかった
２０００年前後あたりから
SNSが普及していってネット上で知り合った人でもお祝いしあう風潮に期待したけど
俺に興味がないのかアピールが少ないのかなかなか祝ってもらえず
俺今日誕生日なんやけどとリプするとようやくおめでとうございますと一行だけ返ってきた
何っていうのかな
日付が変わると同時におめでとう！！と言われる人たちみたいな希望があるのか
一行だけの端的なお祝いではと思う気持ちが強くなって
ある年、SNSで「今日誕生日なのでお祝いおねがいします！」と訴えたら
それでもお祝いメッセージがなくめっちゃ腹が立ってきて
「おい！あと〇時間しかないやんけ！俺の誕生日祝ってやー！」
と時間ごとに書いてたら数人の人が知らんかったと言ってお祝いメッセージをくれた
そんな行為に自己嫌悪してしまいそれからはSNSではアピールしないようになった。
そして２０２１年の今
年齢的にも、もう自分の誕生日を祝ってもらおうとは思わなくなった。
それは俺の環境もあるけど、大晦日ならではの不都合もあると考えるようになった。
・家族内ではクリスマスとお正月と一緒にされる
・学生時代は年賀状のコメントで済まされる
・社会人になると年末年始はお休みになる
・彼女や奥さんがいないと親身に祝ってくれる他人がいない
・ネットではお正月のおめでとうリプやコメントが大イベントになってるのでスルーされがち
・大掃除だったり親戚一同が集まるイベントで他人の誕生日がスルーされがち
・サービス業の誕生日サービスが年末なので受け入れられてないので恩恵が少ない
・故に誕生日を祝われる事が少ない、そして他人の誕生日も祝いたくなくなる。
ひねくれた思考に陥ってしまったまま大人になってます。
大晦日が誕生日と知ると昔から一番言われてきた言葉が
「そんな忙しい日に産まれて大変やね」
これは母親が大変なだけで俺は3日間難産の末に産まれた第一子やから。
その言葉を言われだしてから母親が不憫に思えて大晦日は母親にケーキ買ってる
今は俺が糖尿病に罹ってしまい、甘いものは食べないようにしてるので買わなくなったけど
産まれた日によってその人の情緒を作り出してるなーと思ってどうしても文章に残したくて書きました。
大晦日が誕生日のみなさま
心よりおめでとうを申し上げます。