マイセンのレモンとレモン哀歌 | ポーセラーツ&シュールデコール【Atelier Memory】の教室ブログ 栃木県宇都宮市

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夏休みもあと少し。
キッズレッスンの作品も続々と焼成していますので、夏休みの宿題として出されるキッズはもうしばらくお待ちください

提出締切のある仕事が数点重なり、またしばらく家を空けていたので、洗濯ものの山に埋もれていた私ですが、少しずつ平常に戻りつつあります。あとは子供達の夏休みの宿題ラストスパートに付き合わなくてすむことを祈るばかりです。

さてこちらはシュールデコールで描くマイセンのレモン。
一回焼成のワンレッスンで描けるというのも驚きです。

こちらのレモンは、酸っぱいでしょうか?シュールデコールの本部講習では、先生方の熱心なレクチャーのおかげでレモンが描けるようになりますが、次回はもっと酸っぱそうなレモンを描いてみたい私です。



レモンと言えば、高村光太郎の「智恵子抄」に出てくるレモン哀歌が思い出されます。

レモンの酸っぱさとせつなさが、広がっていくようで、少し抜粋しました。

レモン哀歌


そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉のどに嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた



私の持参したレモンの香りで洗われた彼女はそれから数時間のうちに極めて静かにこの世を去った。昭和13年10月5日の夜であった。(智恵子の半生 著高村光太郎)

高村光太郎は彫刻家でもありますが、「僕は芸術界の絶對の自由を求めている」と『緑色の太陽』で宣言していることを先日知り、思うまま、見たまま、感じたままを真実の声として現している光太郎の詩だからこそ、魂を揺さぶられるのかもしれません。

改めて、芸術家ってすごいな~と思うばかり。
光太郎と智恵子に関して、また別の機会に紹介したいと思います。



それでは、素敵な夕べをお過ごしください。



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