先日のレッスンで、
さんから手作りのマカロンタワーを見せていただき、本当に素敵でした。
さんは、「後ろは、あまり手の込んだことはできていない」とおっしゃっていましたが、何の何の。もう何処からみても、可愛くて可愛くて
この手を抜かずに、細かい作業をなさる姿勢に、私も感化され、この機会にぜひマカロンタワーを作るぞ!と気合だけ
入りました。フランスのルーブル美術館に、有名な「ミロのヴィーナス」の彫刻が展示されています。もう訪れたのは、かなり昔なので、その時にどう感じたか?はあまり思い出せません。
1820年にエーゲ海のミロス島で発見され、両腕が取れている状態で発見されたので、逆に本来どのような姿だったか想像をかきたてられます。両腕の不在のゆえに、そこには想像力による全体への飛翔(「特殊から普遍へ」の飛翔)が可能なのだと清岡卓行の「手の変幻」でも書いてあります。
またある学校の先生が、「ミロのヴィーナスの後ろ姿を想像できるか?」という話について述べていらっしゃいました。正面から見ると体つきは女性らしさが表現されていますが、髪型は短髪で、ボーイッシュに見えます。でも後ろから見ると、髪の毛を束ねた長髪の女性だったことがわかります。無いものを想像し、色々な角度から見ることで、この作品を理解できるということ。こうした物の見方の姿勢が新たな学習意欲がわいてくるのではないかということ。
このヴィーナスが作られた時代から、上半身:下半身=1:1.6という自然界のバランスや美の基準であるとされる黄金比であったこともすごいのですが、私の作るであろうマカロンタワーは、きっと美しさを追い求めて、精巧にはできないでしょうから、楽しみながらお愛嬌でいきたいと思います
見えないところにも想像力を働かせるということは、物作り、学習すべてにおいて必要なことだと改めて感じました。
実家には、昔からダビデ像が飾ってありますが、小学生の頃、お友達が遊びに来るたびに、美術意識が乏しい私は、何故かとっても恥ずかしく感じたのが、懐かしいです。


