日本史 時代のキーワード3 | 生活の中で使える記憶のコツ

日本史 時代のキーワード3

ユウマです。

今日は奈良時代のキーワードを覚えて行きましょう。

ボクが抜き出したキーワードは

1.三世一身法
2.墾田永年私財法

の2つです。今回は少ないですね。

前回同様流れを確認しておきます。

飛鳥時代から、公地公民が始まり、班田収授法により口分田が国民に与えられました。

そして、税の徴収が始まりました。

ここから、奈良時代の話になりますが、この税が結構きつかったみたいです。

国民たちは、自分の食べる食糧+国に納める食糧を作らなくてはなりませんでした。

あまりのしんどさに、田を耕すことを放棄して作物を作らない国民が出てきました。

作物が作れる田は減るのに、人口は増えていくので口分田が足りなくなってきました。

国としては、困ったわけです。

そこで、考え出されたのが三世一身法です。

内容としては、三世(自分、息子、孫)までは新しく開拓した田を私有地にして良い。というもの。

昔は平均寿命が短いですから、国民はこの条件に心を惹かれなかったわけです。

そこで、国は墾田永年私財法をだして、新しく開拓した土地は私有地にしてよいとしました。

流れ的には、こういう感じです。

ボク的には、墾田永年私財法が出された時は、国民はガンバリ時だったと思います。

なぜなら、ここで少しでも多くの田を開拓した者が未来に力をもつことになるからです。

この力は、武士の時代に繋がっていくのです。


少し、前置きが長くなりましたが、今回のキーワードを覚えていきましょう。

奈良時代は、植物のナラでした⇒この記事

次に、三世一身法をイメージにしていきます。

読み方は「さんぜ」ですが、「さんせ」にして、三線に変換しましょう。

覚え方は、ナラの木で出来た三線をイメージしてみて下さい。
「なんか、持ち心地が悪いな~」みたいに感じてみて下さい。

次に、墾田永年私財法をイメージにしていきます。

コンデンスミルクにしましょう。

覚え方は、ナラがコンデンスミルクでベトベトになっている場面をイメージしてみて下さい。
「なんだ?この甘いどろどろのヤツ~」っていう感じに、ナラの気持ちを感じてみて下さい。


次回は、平安時代のキーワードを覚えていきます。


ボクが記憶法を学んだ教材です。