学校から帰ってきた弟が
「ねぇ…残酷な質問していい?」
「…うん。何?」と私
「今の俺が消えて○○(前の弟)が戻ってくるのと、
このままと、どっちがいい?」
あぁ…確かに残酷だ
けれど答えられるよ
だってこの質問はこの1ヶ月半の間、
自分で自分に幾度となく問いかけてきたものだったから
8/3以前の弟は8/4以降の自分を知らない
8/4以降の弟は8/3以前の自分を知らない
例えばいつか記憶が戻ったとする
その場合、2012/8/4から記憶が戻った時までの記憶は
逆に消える可能性が高い
そういう風に分けることが適当なのかどうかはともかくとして
前の弟が戻るということは、今の弟が消えるということ
“残酷”
それは質問をしなければならない弟自身に対してだと思う
1ヶ月半かけて出した私の答えを正直に答えた
「あなたは何十年経っても、例え死ぬ間際に聞いても
私を姉と思ってくれることは…その実感を持つ事はないでしょう?」
「うん」
「それは凄く淋しい。哀しい。あなたが生まれた日、私は本当に嬉しかった
××(上の弟)は2歳半しか離れていないからあまり姉の実感はなかったの
だからこそ、あなたが生まれて私は姉になった
だからそのことは本当に淋しいし哀しいよ?
でも、前のあなたに戻ったとして『え~俺この2年間の記憶ないんだけれど!?』って
そこから新たに暮らしていけるかって言ったらそれは有り得ない
耐えきれない現実があったからこそ○○(前の弟)は消えた
だから、あなたの幸せを願う者としてはその状態に戻って欲しいとは思えない
利己的だけれどそれが今の気持ち」
弟が返した言葉は
「優しいね」
私は優しくなんかない
ただ苦しむあなたを見たくないだけだ
そしてその気持ちの裏には
あなたが自分の全てを消してしまうまであなたの苦しみに気付けなかった自分
それを直視したくないという気持ちが絶対に含まれている
姉であったのに
守りたかったのに
守ろうと誓ったのに
それなのに何も出来なかった
前の弟も今の弟も私を責めはしないだろう
誰のことも責めないだろう
だからこれは私の中の罪の意識
それを感じることすらきっとエゴだ
自己満足でしかない
「ねぇ…残酷な質問していい?」
「…うん。何?」と私
「今の俺が消えて○○(前の弟)が戻ってくるのと、
このままと、どっちがいい?」
あぁ…確かに残酷だ
けれど答えられるよ
だってこの質問はこの1ヶ月半の間、
自分で自分に幾度となく問いかけてきたものだったから
8/3以前の弟は8/4以降の自分を知らない
8/4以降の弟は8/3以前の自分を知らない
例えばいつか記憶が戻ったとする
その場合、2012/8/4から記憶が戻った時までの記憶は
逆に消える可能性が高い
そういう風に分けることが適当なのかどうかはともかくとして
前の弟が戻るということは、今の弟が消えるということ
“残酷”
それは質問をしなければならない弟自身に対してだと思う
1ヶ月半かけて出した私の答えを正直に答えた
「あなたは何十年経っても、例え死ぬ間際に聞いても
私を姉と思ってくれることは…その実感を持つ事はないでしょう?」
「うん」
「それは凄く淋しい。哀しい。あなたが生まれた日、私は本当に嬉しかった
××(上の弟)は2歳半しか離れていないからあまり姉の実感はなかったの
だからこそ、あなたが生まれて私は姉になった
だからそのことは本当に淋しいし哀しいよ?
でも、前のあなたに戻ったとして『え~俺この2年間の記憶ないんだけれど!?』って
そこから新たに暮らしていけるかって言ったらそれは有り得ない
耐えきれない現実があったからこそ○○(前の弟)は消えた
だから、あなたの幸せを願う者としてはその状態に戻って欲しいとは思えない
利己的だけれどそれが今の気持ち」
弟が返した言葉は
「優しいね」
私は優しくなんかない
ただ苦しむあなたを見たくないだけだ
そしてその気持ちの裏には
あなたが自分の全てを消してしまうまであなたの苦しみに気付けなかった自分
それを直視したくないという気持ちが絶対に含まれている
姉であったのに
守りたかったのに
守ろうと誓ったのに
それなのに何も出来なかった
前の弟も今の弟も私を責めはしないだろう
誰のことも責めないだろう
だからこれは私の中の罪の意識
それを感じることすらきっとエゴだ
自己満足でしかない