夕暮れの教室で、笑う君が好きだった。 





あの頃の僕は部活に明け暮れて

恋とかそういうものは

自分にはいらないと思ってた




だから、君の感情にも気づいていたようで

知りたくない僕がいた







何年もの時が過ぎ


社会人となった僕ら




恩師を囲む会を開く



提案者は僕



君が来てくれることを望み




今更ながら

ずっと好きでしたと伝えたかった






久しぶりと現れた君は

ますます綺麗な女性になって



あの頃の笑い方と変わることなく

幸せそうに隣に座る






でも、君の世界と僕の世界は

もう別の場所にあった




時は無常で残酷で





人生はいつもif






あの日 




あの夜に君は





君は、来なかった













~Rへ~

いつも励ましてくれる心優しいあなただから

絶対幸せにならなきゃ私は困るよ