えなりくんが長男だから、幸楽を継がなくちゃいけない理由になるのでしょうか。



幼馴染みは。

長男である。



「いい?幼いころから植えつけるのよ、『あなたは跡取りになるんだから』って。」

おばさんは、母に言った。



しかし、幼馴染みは、自らの意思で東京に行ってしまい

就職も結局、東京勤務を希望した。





反発。





うちの母は逆だ。


弟は長男だけれど

長男だから、とは一言も弟に言わない。



「りんこんちって二世帯住宅よね?将来は弟が両親と一緒に住むんだね。

うわぁ、最悪~」

と言った友人が、いた。



私は、その言葉を聞きながら、ズゴっとミルクティーを吸い込む。



うそかホントか、弟が言う。

「将来はこの駐車場をこっちに移動させたいね。

バルコニーを崩して部屋を増築するといいと思って。」



ここに住むつもりだ。

親と。




親を思う気持ちは、人それぞれで、その重さも大きさも違うと思う。


けれど、遠く離れた場所でも週一で電話しちゃうわーとか言う男の子の話を聞いたりすると

「げ、マザコン・・」と思う友人もいるみたいだが、私はそうは思わない。

むしろ、ほほえましいなと思うのだ。

(家族を)愛してるんだな、と思う。




確かに、いちいち、「ママ、今週末さ、大事な接待あるんだけどネクタイの色は赤色がいいかな?」

とかいう内容なら引くけど。