遅ればせながら、鎌倉殿の13人を見てみたので、
面白かった点を箇条書きにしてみました。
第一話 大いなる小競り合い
・北条時政役の坂東弥十郎さんがいい味出してる
・頼朝にベタぼれの政子に対して、
その様子を冷静に監視している妹の実衣役の宮澤エマさんがいい味
・宗時(義時の兄)は、源側につきたいということに対して、
義時が「今の平家の世の中で、穏やかに暮らせているのになぜ??」
と素朴な質問をすると...その明確な理由を答える事ができない。
みたいな場面があって、人間の真髄をついてて、ドキッとした
→面白くないと思ってても、何に面白くないかよくわからず、ノリみたいな感じで、
新しい世の中にしよう!!という力が大きくなれば、それで世の中が変わってしまうんだなと、
いう恐怖みたいなのが、ほんのちょっとした場面に描かれている感じがしました
・こういう時代でも、結局女性によって世の中は動いていくって感じが強く描かれてた
→娘をいいとこに嫁に出せば(誠意略結婚的とか)、娘の家族も領土も広げることができるし、
いつの世も、裁量のある女性が男性の出世を助けているんだなあ。という印象を受けました
セリフが噛み砕き過ぎだとかいう批判とかもあるみたいだけど、
鎌倉時代も人間関係がややこしいから、変に難しくするよりも、
これくらいのセリフのほうがわかりやすい感じでいいかなと思います。
三谷さんの脚本もとても面白いので、緊迫したシーンとかにくすっと笑えたり(笑)
史実に基づいているので、展開は読めてしまっていますが、
どういう形で話が続いていくのか、とても楽しみです。