本日、2015年1月13日は、Windows Server 2008のメインストリームサポート終了日です。
ちなみに正式には米国時間の1月13日らしいです。
■Windows Server のサポートライフサイクル
http://support2.microsoft.com/lifecycle/?c2=1163
ちなみに、Windows 7も同様です。
■Windows 7 のサポートライフサイクル
http://support2.microsoft.com/lifecycle/?c2=14019
他にもないかなーってざっくり見てたら、Exchange Server 2010も同様みたいです。
http://support2.microsoft.com/lifecycle/?c2=730
他にもあるかもしれませんが。。。。
メインストリームサポートが終わると何が違うのってところが気になりますが、
詳しくは下記を参照してください。
「3. ソフトウェア製品に対してのメインストリーム サポート、延長サポート、オンライン セルフヘルプ サポートで、それぞれどのようなサポートが提供されますか?」の項目にまとめられています。
ちなみに、「13. プレミア契約を持っていない顧客が修正プログラムの延長修正プログラム サポート契約を結ぶにはどうすればよいですか?」というのも記載されています。
http://support2.microsoft.com/gp/lifepolicy/ja
Windows Server 2003のサポート停止が、今年の7月15日なので、
今まさに移行の検討をされている方もいらっしゃると思います。
もし、今時点で移行先のOSのバージョンが未決定で、
プレミアサポートを契約していない場合、
メインストリームサポートが終了し、延長サポートがあと5年である
Windows Server 2008 R2を選択するか、
それとも、
今時点で最新であるWindows Server 2012 R2を選択するかは、
結構大きな選択かもしれません。
考え方によっては、
・2008R2を選択する=5年後に、またマイグレーション案件を得るチャンス
かも、しれません。
ただ、AzureやAWSなどのパブリッククラウドサービスが、
ものすごいスピードで進化している状況を考えると、
次は、5年毎にマイグレーションコストがかかってくるようなITに、
今後ユーザはどのような評価をするかは、ちょっとグレーな感じもします。
もうちょっと積極的なアプローチで、今のOSよりも増えた機能を積極的に導入して、
今よりも進んだITを提案して、その結果移行先のOSが決めるという方法もあります。
少し古い資料ですが、2003R2、2008R2、2012で機能比較した資料がありました。
ただ、無理な移行は、お客様にとっても、SI屋さんにとっても
不幸なことを産む可能性もあります。
そのような場合は、移行時期を少し前倒しにして、
移行を行うのも有りだと思います。
当然、サポートが切れたOSを使うことはセキュリティリスクにもつながるわけですので、
そのリスクヘッジもやっておくことは必要だと思います。
その移行計画を今後整備していくには、やはり、
サポート停止時期の情報を事前に取得することが大切だと思います。