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救護医師 永井隆

 

(写真/朝日新聞デジタルホームページ)

 

長崎に原爆が投下されてから8月9日で78年が経ちました。

 

悲しいことに、今なお核兵器は無くなっていません。

 

今日は永井隆 医師の人生から、平和について考えていただきたいと思います。

 

★2021/8/9の記事を再掲載します。

 

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ここから下は 2021/8/9の記事です

 

 

 

沖縄タイムスで『A級戦犯7人、太平洋に散骨 米軍将校「私がまいた」』という記事が掲載されました。

 

これに関連して、長崎の原爆被災者でありながら多くの人を救護し、天に召された永井隆医師について書きます。

 

(写真/長崎市 永井隆記念館)

 

永井隆医師の博愛

 

永井隆さんは、長崎の原爆で被曝したクリスチャンの医師です。

 

白血病になり自身が被曝した後も、被災者の救護をし続けて、43歳の若さで天に召されました。

 

数年前に、私は長崎の永井隆記念館を訪れました。

 

そこにはこんな言葉がありました。

 

 

「平和を祈る者は、一本の針をも隠し持っていてはならぬ。

武器を持っていては、もう平和を祈る資格はない。

(「平和塔」より)」

 

 

この言葉に私は深い悲しみにくれ涙しました。

 

辛い目にあった時人は良い方か、悪い方か大きく二つの道を選択します。

 

永井医師は辛さを昇華させて、気高いままに亡くなりました。

 

慈愛がある人の内面は、むしろ傷だらけなのかもしれません。

 

人としてどう生きるべきか、後世の私達に訴えかけている気がしました。

 

 

(写真/長崎市 永井隆記念館/廃虚の浦上天主堂で行われた博士の葬儀)

 

 

長崎に原爆が投下されてから76年が経ちました。

 

全国には、今もなお原爆の後遺症に苦しむ人達がいます。

 

 

ローマ教皇フランシスコが、広島の平和記念公園を訪れ時のメッセージです。

 

 「戦争のために原子力を使うことは犯罪以外の何ものでもない」

「ここで起きた出来事を忘れてはいけない」

 

 

戦争という名のもとに行われた76年も人を苦しませ続ける愚かな日を、風化させてはならないと思います。

 

被爆の後遺症に苦しむ方とご家族が平穏に暮らせるように、平和が続くことを祈ります。

 

長崎の人々に永遠の平和と愛を

 

 出典

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

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