
国連 WFP
★2022/7/31の記事を再掲します
データは当時のものです
(カバー写真/写真/©ACジャパン/国連WFP日本大使・知花くらら)
日本人への困窮支援が最優先
コロナ禍では、困窮している日本人や
福祉の支援からこぼれ落ちる人を
助けるのが最優先です。
ニュースで海外への支援を知る度に
「そのお金をまず日本人に使ってほしいのに」
と思います。
戦後日本は、世界の国々に対して
十分な償いと支援をしてきました。
謝罪と補償金はもう十分だと、私は思います。
さて、この記事はあなたの身近にいるかもしれない人の
十分に食べられない辛さ悲しさを
想像しながら読んでいただきたいと思います
(写真:WFP/Theresa Piorr)
国連WFPの使命
国連WFPは飢餓のない世界を目指して活動する国連機関で
2020年度にノーベル平和賞を受賞しました。
フードロスがある豊かな国がある一方で
今なお飢えている人がいることは
世界規模の経済格差です。
世界の10人に1人、およそ5,000万人もの人々が
飢きんの瀬戸際にあります
紛争や貧困などの厳しい環境に置かれていても、
毎日十分に食べられれば
人は希望を持って生きていけます
飢餓は食料供給だけではなく
世界平和にも密接に関わっています。
食糧供給が不安定になれば
治安も不安定になりがちです
世界の飢餓状況を表した世界地図「ハンガーマップ 2021」
humanity
人道支援をする際の考え方は
宗教、人種、民族、性別にかかわらず
人を助けるhumanityです
日本は世界の中では極めて豊かな国です。
平時で自分に余裕がある時は
ランチ1回、ピザ1枚を
時には我慢して寄付をすると、
自分の世界が格段に広がり
温かい気持ちになれますよ
私は学生時代からあらゆる団体へ寄付をしています。
時々NGOや国連に対する
誤った誹謗中傷がありますが
職員は極めて少ない賃金で
時には危険な地域で活動しています
彼らがその能力と語学力を
外資系企業で生かせば、今の5倍は稼げます。
自分の豊かさを分け与える
自分の豊かさを
戦争や紛争、貧困で
苦しむ人に分け与えれば
世界はもっと住みやすく
笑顔であふれます
日本や世界の人々が毎日十分に食べられる
平和な日が来ることを祈ります
出典
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