消費意欲強いはずの「35歳」 この層の「絶望」が最大問題
以下、記事抜粋--------------------------------------
モノが売れない背景には、そもそも「お金がないから、買えない」という現実がある。本来であればバリバリと、日本経済のけん引役として働き、消費意欲も旺盛であるはずの35歳。それが今、現状を失望とあきらめの目で冷ややかに眺めている。「35歳」の救済を訴える三菱総合研究所の吉池基泰・主任研究員に対策を聞いた。
モノを買わないのは将来への希望がもてないため
――NHK「あすの日本」プロジェクトとの共著「35歳を救え」では、転職を繰り返したあげく、職に就けない、お金がない、結婚できない、そんな「いまの35歳」が描かれています。なぜ、このような事態になったのでしょうか。
吉池 いまの35歳世代が就職活動していた当時は就職氷河期でした。企業が採用をしぼったこともありますが、団塊世代に次いで人口の多い層であり、職に就けなかった人も多かった。それでも、とりあえず働かなければ食べていけない。そこでアルバイトなどの非正規社員として働くことを選択する人が増えました。正社員になれないまま10年経ち、今度はリーマン・ショック後の不景気で、たくさんの非正規雇用者がリストラされました。
――転職を繰り返したのがよくない結果を招いた、という見方もあります。
吉池 転職が悪いわけではありません。転職を繰り返しても、自分の能力や生活のレベルアップにつながらなかったことが問題です。非正規雇用で次から次へと、渡り歩くような転職だとレベルアップにはつながりにくいでしょう。
ただ、いちばんの問題は将来展望が開けないことにあります。生活の不安から、モノを買わない、結婚しないというのも、将来への安心や希望がもてないことが大きく響いているのでしょう。35歳の実態を知るために行った1万人アンケートでは、「今のまま働いていれば、今後生活がよくなっていくと思いますか」との問いに、「あまりそう思わない」「そう思わない」と答えた人の合計が49.1%と、ほぼ半数いました。働いている人のうちの63.2%が収入の伸び悩みに不安を感じていますし、会社の倒産や解雇、賃金カットへの不安も30%を超える人が感じています。
――「自分にあった職業を見つけたい」といって、あえて就職しなかった世代でもあります。
吉池 たしかに、自分にあった仕事に就くまでアルバイトで頑張るという人はいました。夢や希望をもっているから、多少は辛抱できるのだと思います。しかし、自分が思い描いていた仕事にはそう簡単に就けない。社会に出て5年、10年も経てば、それはわかってきますが、どうしようもなくなってきた。とにかく、いまの35歳は職に飢えています。職がなく、職に就けない人はもとより、職についていても、解雇されるかもしれない不安をもっている人は大勢います。そんな35歳を、「これまで好き勝手やってきたじゃないか」と個人の責任にするにはあまりに酷ですし、社会問題として正面から取り上げないと日本の将来が危うくなるかもしれません。失業率10%超え、医療費自己負担が2倍、年金は30%カット、消費税は18%。35歳問題を放置すれば、日本は20年後そうなる可能性があります。
雇用政策の柱「職業訓練」に力入れるべきだ
――35歳を救うのにはどうしたらいいのでしょうか。
吉池 雇用対策が解決の柱になるのは間違いありません。そこで、まず35歳の人には、企業が求める人材になってほしいと思います。そのために政府がやるべきことの一つは、職業訓練です。
自動車整備を仕事にしてきた人が医療や介護の世界にすぐに転職するのは困難です。それは当たり前のことで、いくら介護の仕事が人手不足だからといって、突然明日から「介護職に就いてください」と言われても、無理ですよね。転職するには医療や介護に必要なスキルを習得する必要があるし、それを教える職業訓練の場が必要になるわけです。もともと日本は雇用政策にかける予算が海外に比べて少ない。とくに職業訓練費は、フランスやドイツなどに比べて大きく見劣りしています。ここを手厚くする必要があります。職業訓練による能力アップにより、企業が求めるスキルを身につけさせてもらい、非正規雇用者の正社員化が進めばいいですね。
その一方で、職を増やすには基幹産業の創出、育成が必要になります。これはそう簡単なことではありませんが、とても重要な課題です。
――企業にできることはないのでしょうか。
吉池 あります。これは正社員の場合ですが、いまの35歳は働いていても「自分の能力や実力に対する評価の満足度が低い」、「評価されていない」と感じている人が多くいるようです。会社内のポストが減って、出世が期待できないこともその背景にあると思いますし、会社の成長が停滞している中で、自分自身の貢献が評価されづらくなっていることもあるでしょう。そういった中で、彼らの「不満」を解消し、モチベーションを高めてあげる必要があります。
企業内にカウンセラーを置くことでもいいでしょうし、スキルアップのために職業訓練の機会を設けてもいい。そして、上司がちょっとした成功を日常的にほめてあげることも大切でしょうね。
吉池基泰(よしいけ・もとやす) プロフィール
三菱総合研究所事業開発コンサルティンググループ主任研究員。1992年入社。専門は、産業戦略、市場戦略。成長戦略、新事業開発、マーケティングなどのプロジェクトに従事。著書に「35歳を救え」(共著、阪急コミュニケーションズ)、「全予測 2030年のニッポン」(共著、日本経済新聞出版社)、「21世紀型 新産業」(共著、東洋経済新報社)など多数。
Source: J-Cast News
http://www.j-cast.com/2010/05/03065375.html?p=all
モノが売れない背景には、そもそも「お金がないから、買えない」という現実がある。本来であればバリバリと、日本経済のけん引役として働き、消費意欲も旺盛であるはずの35歳。それが今、現状を失望とあきらめの目で冷ややかに眺めている。「35歳」の救済を訴える三菱総合研究所の吉池基泰・主任研究員に対策を聞いた。
モノを買わないのは将来への希望がもてないため
――NHK「あすの日本」プロジェクトとの共著「35歳を救え」では、転職を繰り返したあげく、職に就けない、お金がない、結婚できない、そんな「いまの35歳」が描かれています。なぜ、このような事態になったのでしょうか。
吉池 いまの35歳世代が就職活動していた当時は就職氷河期でした。企業が採用をしぼったこともありますが、団塊世代に次いで人口の多い層であり、職に就けなかった人も多かった。それでも、とりあえず働かなければ食べていけない。そこでアルバイトなどの非正規社員として働くことを選択する人が増えました。正社員になれないまま10年経ち、今度はリーマン・ショック後の不景気で、たくさんの非正規雇用者がリストラされました。
――転職を繰り返したのがよくない結果を招いた、という見方もあります。
吉池 転職が悪いわけではありません。転職を繰り返しても、自分の能力や生活のレベルアップにつながらなかったことが問題です。非正規雇用で次から次へと、渡り歩くような転職だとレベルアップにはつながりにくいでしょう。
ただ、いちばんの問題は将来展望が開けないことにあります。生活の不安から、モノを買わない、結婚しないというのも、将来への安心や希望がもてないことが大きく響いているのでしょう。35歳の実態を知るために行った1万人アンケートでは、「今のまま働いていれば、今後生活がよくなっていくと思いますか」との問いに、「あまりそう思わない」「そう思わない」と答えた人の合計が49.1%と、ほぼ半数いました。働いている人のうちの63.2%が収入の伸び悩みに不安を感じていますし、会社の倒産や解雇、賃金カットへの不安も30%を超える人が感じています。
――「自分にあった職業を見つけたい」といって、あえて就職しなかった世代でもあります。
吉池 たしかに、自分にあった仕事に就くまでアルバイトで頑張るという人はいました。夢や希望をもっているから、多少は辛抱できるのだと思います。しかし、自分が思い描いていた仕事にはそう簡単に就けない。社会に出て5年、10年も経てば、それはわかってきますが、どうしようもなくなってきた。とにかく、いまの35歳は職に飢えています。職がなく、職に就けない人はもとより、職についていても、解雇されるかもしれない不安をもっている人は大勢います。そんな35歳を、「これまで好き勝手やってきたじゃないか」と個人の責任にするにはあまりに酷ですし、社会問題として正面から取り上げないと日本の将来が危うくなるかもしれません。失業率10%超え、医療費自己負担が2倍、年金は30%カット、消費税は18%。35歳問題を放置すれば、日本は20年後そうなる可能性があります。
雇用政策の柱「職業訓練」に力入れるべきだ
――35歳を救うのにはどうしたらいいのでしょうか。
吉池 雇用対策が解決の柱になるのは間違いありません。そこで、まず35歳の人には、企業が求める人材になってほしいと思います。そのために政府がやるべきことの一つは、職業訓練です。
自動車整備を仕事にしてきた人が医療や介護の世界にすぐに転職するのは困難です。それは当たり前のことで、いくら介護の仕事が人手不足だからといって、突然明日から「介護職に就いてください」と言われても、無理ですよね。転職するには医療や介護に必要なスキルを習得する必要があるし、それを教える職業訓練の場が必要になるわけです。もともと日本は雇用政策にかける予算が海外に比べて少ない。とくに職業訓練費は、フランスやドイツなどに比べて大きく見劣りしています。ここを手厚くする必要があります。職業訓練による能力アップにより、企業が求めるスキルを身につけさせてもらい、非正規雇用者の正社員化が進めばいいですね。
その一方で、職を増やすには基幹産業の創出、育成が必要になります。これはそう簡単なことではありませんが、とても重要な課題です。
――企業にできることはないのでしょうか。
吉池 あります。これは正社員の場合ですが、いまの35歳は働いていても「自分の能力や実力に対する評価の満足度が低い」、「評価されていない」と感じている人が多くいるようです。会社内のポストが減って、出世が期待できないこともその背景にあると思いますし、会社の成長が停滞している中で、自分自身の貢献が評価されづらくなっていることもあるでしょう。そういった中で、彼らの「不満」を解消し、モチベーションを高めてあげる必要があります。
企業内にカウンセラーを置くことでもいいでしょうし、スキルアップのために職業訓練の機会を設けてもいい。そして、上司がちょっとした成功を日常的にほめてあげることも大切でしょうね。
吉池基泰(よしいけ・もとやす) プロフィール
三菱総合研究所事業開発コンサルティンググループ主任研究員。1992年入社。専門は、産業戦略、市場戦略。成長戦略、新事業開発、マーケティングなどのプロジェクトに従事。著書に「35歳を救え」(共著、阪急コミュニケーションズ)、「全予測 2030年のニッポン」(共著、日本経済新聞出版社)、「21世紀型 新産業」(共著、東洋経済新報社)など多数。
Source: J-Cast News
http://www.j-cast.com/2010/05/03065375.html?p=all
「ケータイ世代」消費の変化 古いものが見直される?
以下、記事抜粋------------------------------------
物心ついた時から携帯を持つ、10歳代後半から20歳代半ばの若者たち。彼らのコミュニケーションの取り方は前の世代と大きく変化している。それが消費にどんな影響を与えているのか。「ケータイ世代」の消費について、若者について研究をしている博報堂 若者生活研究室アナリストの原田曜平氏に聞いた。
人間関係が持ち上がっていき、友達が増える
――若者たちのコミュニケーションの取り方はどのように変化したのでしょうか。
原田 若者たちのメルアド登録数は平均100件を超えます。大人にはまったく理解できない人間関係が生まれているのです。昔だったら中学から高校に進むと、中学時代の友達は疎遠になって、代わりに高校で新しい友達ができました。でも今の若者の場合は、卒業後も友達のメルアドを「保存」しているので、簡単に連絡を取り合うことができ、友人関係そのものが「継続性」のあるものになりました。それも同級生、先輩、部活仲間、塾の友達、違う学校の友達といった具合に、どんどん増えていきます。メールのやりとり以外にも「mixi」などのSNSやブログを読めば近況がわかります。
――消費にどのような影響を与えましたか。
原田 タテにもヨコにも広がった人間関係をさばくのは、とにかく大変です。飲み会にしても1日にいくつもかけもちするので、行く店の数は増えていく。逆に、消費する単価は低くなっているはずです。小さな消費を大量にする、これはポイントだと思います。
――他にはどんな傾向が?
原田 1回の書き込みに500件近くのコメントがつく女子高生や女子大生の人気ブログがたくさんあります。内容は、おいしかった食べ物や好きなファッションに関することで、私たちからみるとたいしたことはないようにみえるのですが、これでヒット商品が生まれたこともあります。空気を読んで周りに合わせる「同調型」や「共感型」が多く、人と違うことをするのは嫌い。人気ブロガーお墨付きのモノを買うという傾向も、携帯世代の特徴とも言えます。
――若者消費の変化はほかにもあります。
原田 実家が東京にあるのに「ルームシェア」する若者が増えている、と知り合いの社長から聞きました。青山や六本木といった便利な場所にあり、個室のほかに共同の風呂とトイレに共有スペースがついて月額賃料10~15万円と結構高い。1人暮らしもできる値段ですから、昔のようにお金がなくてシェアするんじゃなく、なんとなく人の気配が欲しいという感じなんです。
もっとも、バスタブは海外によくある猫足のタイプにしたり、女優さんが使うような豪華な「女優ミラー」をつけたり、と随所に工夫がされています。1 人暮らしではなかなかできない経験ができるのもうけているみたいです。
――注目している新傾向はなんですか。
原田 東京・下町の谷中銀座に休日に行ってみてください。若者であふれているんです。巣鴨の地蔵通りでも、夕方6 時を過ぎると何人も集まっています。若者と縁遠いはずのこうした場所がなぜ注目されているのか、というのが大事です。上の世代はこれを「レトロブームだ」と思ってしまいますが、そうでしょうか。国が成熟してモノが溢れている今、若者はフラットに物事を見て「いい」と思うものは取り入れていきます。だから、古いと思われているものの中からこれから見直されるものが出てくると思います。例えば銭湯です。最近都内で温泉が人気なのをみると、復活の可能性がありますね。これも同じ現象です。
――若者にモノを売るには、過去にヒントがある?
原田 と言っても、ただ過去に戻すのではダメです。都内の温泉にしても昔より大きな風呂になって、プールやジムをつけたりしています。どこかをアレンジして新しいサービスにしてくのがポイントです。ルームシェアや温泉、巣鴨のケースのほかにも同じような事例がどんどん出てきているし、これからも出てくると思いますよ。若い人の感覚をどれだけ取り込んでいけるか、それが大切だと思います。
原田曜平(はらだ・ようへい)プロフィール
博報堂若者生活研究室アナリスト。1977年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。博報堂生活総合研究所時代にJAAA広告賞・新人部門を受賞。専門は若者研究。
Source: J-Cast News
http://www.j-cast.com/2010/05/05065387.html?p=all
物心ついた時から携帯を持つ、10歳代後半から20歳代半ばの若者たち。彼らのコミュニケーションの取り方は前の世代と大きく変化している。それが消費にどんな影響を与えているのか。「ケータイ世代」の消費について、若者について研究をしている博報堂 若者生活研究室アナリストの原田曜平氏に聞いた。
人間関係が持ち上がっていき、友達が増える
――若者たちのコミュニケーションの取り方はどのように変化したのでしょうか。
原田 若者たちのメルアド登録数は平均100件を超えます。大人にはまったく理解できない人間関係が生まれているのです。昔だったら中学から高校に進むと、中学時代の友達は疎遠になって、代わりに高校で新しい友達ができました。でも今の若者の場合は、卒業後も友達のメルアドを「保存」しているので、簡単に連絡を取り合うことができ、友人関係そのものが「継続性」のあるものになりました。それも同級生、先輩、部活仲間、塾の友達、違う学校の友達といった具合に、どんどん増えていきます。メールのやりとり以外にも「mixi」などのSNSやブログを読めば近況がわかります。
――消費にどのような影響を与えましたか。
原田 タテにもヨコにも広がった人間関係をさばくのは、とにかく大変です。飲み会にしても1日にいくつもかけもちするので、行く店の数は増えていく。逆に、消費する単価は低くなっているはずです。小さな消費を大量にする、これはポイントだと思います。
――他にはどんな傾向が?
原田 1回の書き込みに500件近くのコメントがつく女子高生や女子大生の人気ブログがたくさんあります。内容は、おいしかった食べ物や好きなファッションに関することで、私たちからみるとたいしたことはないようにみえるのですが、これでヒット商品が生まれたこともあります。空気を読んで周りに合わせる「同調型」や「共感型」が多く、人と違うことをするのは嫌い。人気ブロガーお墨付きのモノを買うという傾向も、携帯世代の特徴とも言えます。
――若者消費の変化はほかにもあります。
原田 実家が東京にあるのに「ルームシェア」する若者が増えている、と知り合いの社長から聞きました。青山や六本木といった便利な場所にあり、個室のほかに共同の風呂とトイレに共有スペースがついて月額賃料10~15万円と結構高い。1人暮らしもできる値段ですから、昔のようにお金がなくてシェアするんじゃなく、なんとなく人の気配が欲しいという感じなんです。
もっとも、バスタブは海外によくある猫足のタイプにしたり、女優さんが使うような豪華な「女優ミラー」をつけたり、と随所に工夫がされています。1 人暮らしではなかなかできない経験ができるのもうけているみたいです。
――注目している新傾向はなんですか。
原田 東京・下町の谷中銀座に休日に行ってみてください。若者であふれているんです。巣鴨の地蔵通りでも、夕方6 時を過ぎると何人も集まっています。若者と縁遠いはずのこうした場所がなぜ注目されているのか、というのが大事です。上の世代はこれを「レトロブームだ」と思ってしまいますが、そうでしょうか。国が成熟してモノが溢れている今、若者はフラットに物事を見て「いい」と思うものは取り入れていきます。だから、古いと思われているものの中からこれから見直されるものが出てくると思います。例えば銭湯です。最近都内で温泉が人気なのをみると、復活の可能性がありますね。これも同じ現象です。
――若者にモノを売るには、過去にヒントがある?
原田 と言っても、ただ過去に戻すのではダメです。都内の温泉にしても昔より大きな風呂になって、プールやジムをつけたりしています。どこかをアレンジして新しいサービスにしてくのがポイントです。ルームシェアや温泉、巣鴨のケースのほかにも同じような事例がどんどん出てきているし、これからも出てくると思いますよ。若い人の感覚をどれだけ取り込んでいけるか、それが大切だと思います。
原田曜平(はらだ・ようへい)プロフィール
博報堂若者生活研究室アナリスト。1977年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。博報堂生活総合研究所時代にJAAA広告賞・新人部門を受賞。専門は若者研究。
Source: J-Cast News
http://www.j-cast.com/2010/05/05065387.html?p=all
若者のトップブランドはユニクロ ファストファッションここまで成長
以下、記事抜粋--------------------------------------
「ユニクロ」「H&M」「フォーエバー21」といった、流行の衣料品を安く提供するファストファッションが売れまくっている。ファッション消費に詳しい伊藤忠ファッションシステムの辻田泰子さんに、ファストファッションの現状と未来について聞いた。
トレンドが低価格だから買うという感覚
――ファストファッションはどんな人たちが買っていくのでしょうか。
辻田 幅広い世代が買っていきますが、やはり10代後半から20代の若者が特に多いです。景況感の影響はもちろんありますが、お金がないから安いものしか買わないのではなく、トレンドが低価格だから買うという感覚なんです。他の世代もそうですが、若者は特にそうですね。一時、ラグジュアリーがトレンドだった時がありました。みんな、食費を削ったり、アルバイトしたりして、ブランドバッグを買いました。それがカッコイイと思われていたからですが、今は逆で「どれだけ安く今ドキのモノを買ったか」がカッコイイと思われています。友達の間で話のネタにもなりますし。
――どのブランドが人気ですか。
辻田 ちょっと前のことですが、ファッション好きの若者に行った調査で「どこのブランドが好きですか」と聞いたところ、「ユニクロ」がトップにきたんです。調査には「ユナイテッドアローズ」や高級ブランド「プラダ」などが選択肢に含まれていたんですが、「ユニクロ」がそれと同等以上の存在になっていて、一番好きで、一番買っているという結果になりました。好きなブランドとして、ユニクロ以外のブランド名があまり出てこないんですよ。
――若者は高級ブランドに興味を示さなくなっている?
辻田 有名ブランドに対する熱烈なロイヤリティが下がっているのは確かでしょう。それより、どこのショップで買ったとか、友達や人気のタレント、モデルと一緒の商品、が重要のようです。高級ブランドのショップも一応見にいく。でも、あくまで参考にするだけ。似たようなデザインのものを安い店で買ったり、オークションで探したり、という買い方が広がっています。
自分の気分に合わせて自由に選びたい。また自分で組み合わせるスキルを持っています。いつも旬でいたいから、高い服は買わないんです。当社の20歳代の女子社員が「フォーエバー21」でパーティ用に派手なドレスを毎回買って、同じものはあまり着ない、と言っていましたけれど、そんな気分なんですよね。
――ファストファッションは今後も売れ続けますか。
辻田 というより、今後はファストファッションがベースとして当たり前になっていきます。都心中心に展開している H&Mやフォーエバー21も今後全国に進出していきます。でも、安いだけが売りではダメ。何か独自の魅力がないと。価格を下げたら売上げ点数を伸ばさないと収益が出ませんし。
「東京ガールズコレクション」でモデルが来ていた服はすごく売れていますが、同じブランドでも別の商品はそうでもないと聞いています。モデルやタレントが着ている服というだけでは、これからは厳しい。波及効果はそれほど続かないのです。
――ファストファッション以外の衣料品はもうダメなのでしょうか。
辻田 ファストファッションに触発されて、日本の若者向けレディースファッションが「H&M」と変わらないくらいに値段を下げるという動きも見られます。でもファストファッションという切り口以外で売れている服もありますよ。最近では、女優の宮崎あおいさんがテレビCMに起用された「アースミュージック&エコロジー」がすごく売れているみたいですね。CMを観た人はファッションブランドだとは思わずに、エコなことをやっている企業だと思ったようでホームページにアクセスが殺到したそうです。宮崎さんの歌声とか雰囲気が今の時代の気分に合っていたんだと思います。もちろん商品の価格はリーズナブルですし。
要は、いろいろ仕掛けが必要で、例えば環境というキーワードは20歳代に響くんです。売上の一部をエコ活動に使うというような「買った後に自分の行動が何かにつながっていく」という実感を持ってもらうのもポイントです。
辻田泰子(つじた・やすこ)プロフィール
伊藤忠ファッションシステム(株)ブランディング第1グループリーテイルソリューションビジネスユニット マネジャー。大手百貨店、インポート衣料・雑貨を中心としたセレクトショップで販売・バイイングに従事した後、現職に至る。主に、百貨店を含む商業施設開発・リニューアルに向けたマーケティング調査及びプランニング、小売に向けた売場展開案立案及び実施支援などに携わる。
Source: J-Cast News
http://www.j-cast.com/2010/05/06065389.html?p=all
「ユニクロ」「H&M」「フォーエバー21」といった、流行の衣料品を安く提供するファストファッションが売れまくっている。ファッション消費に詳しい伊藤忠ファッションシステムの辻田泰子さんに、ファストファッションの現状と未来について聞いた。
トレンドが低価格だから買うという感覚
――ファストファッションはどんな人たちが買っていくのでしょうか。
辻田 幅広い世代が買っていきますが、やはり10代後半から20代の若者が特に多いです。景況感の影響はもちろんありますが、お金がないから安いものしか買わないのではなく、トレンドが低価格だから買うという感覚なんです。他の世代もそうですが、若者は特にそうですね。一時、ラグジュアリーがトレンドだった時がありました。みんな、食費を削ったり、アルバイトしたりして、ブランドバッグを買いました。それがカッコイイと思われていたからですが、今は逆で「どれだけ安く今ドキのモノを買ったか」がカッコイイと思われています。友達の間で話のネタにもなりますし。
――どのブランドが人気ですか。
辻田 ちょっと前のことですが、ファッション好きの若者に行った調査で「どこのブランドが好きですか」と聞いたところ、「ユニクロ」がトップにきたんです。調査には「ユナイテッドアローズ」や高級ブランド「プラダ」などが選択肢に含まれていたんですが、「ユニクロ」がそれと同等以上の存在になっていて、一番好きで、一番買っているという結果になりました。好きなブランドとして、ユニクロ以外のブランド名があまり出てこないんですよ。
――若者は高級ブランドに興味を示さなくなっている?
辻田 有名ブランドに対する熱烈なロイヤリティが下がっているのは確かでしょう。それより、どこのショップで買ったとか、友達や人気のタレント、モデルと一緒の商品、が重要のようです。高級ブランドのショップも一応見にいく。でも、あくまで参考にするだけ。似たようなデザインのものを安い店で買ったり、オークションで探したり、という買い方が広がっています。
自分の気分に合わせて自由に選びたい。また自分で組み合わせるスキルを持っています。いつも旬でいたいから、高い服は買わないんです。当社の20歳代の女子社員が「フォーエバー21」でパーティ用に派手なドレスを毎回買って、同じものはあまり着ない、と言っていましたけれど、そんな気分なんですよね。
――ファストファッションは今後も売れ続けますか。
辻田 というより、今後はファストファッションがベースとして当たり前になっていきます。都心中心に展開している H&Mやフォーエバー21も今後全国に進出していきます。でも、安いだけが売りではダメ。何か独自の魅力がないと。価格を下げたら売上げ点数を伸ばさないと収益が出ませんし。
「東京ガールズコレクション」でモデルが来ていた服はすごく売れていますが、同じブランドでも別の商品はそうでもないと聞いています。モデルやタレントが着ている服というだけでは、これからは厳しい。波及効果はそれほど続かないのです。
――ファストファッション以外の衣料品はもうダメなのでしょうか。
辻田 ファストファッションに触発されて、日本の若者向けレディースファッションが「H&M」と変わらないくらいに値段を下げるという動きも見られます。でもファストファッションという切り口以外で売れている服もありますよ。最近では、女優の宮崎あおいさんがテレビCMに起用された「アースミュージック&エコロジー」がすごく売れているみたいですね。CMを観た人はファッションブランドだとは思わずに、エコなことをやっている企業だと思ったようでホームページにアクセスが殺到したそうです。宮崎さんの歌声とか雰囲気が今の時代の気分に合っていたんだと思います。もちろん商品の価格はリーズナブルですし。
要は、いろいろ仕掛けが必要で、例えば環境というキーワードは20歳代に響くんです。売上の一部をエコ活動に使うというような「買った後に自分の行動が何かにつながっていく」という実感を持ってもらうのもポイントです。
辻田泰子(つじた・やすこ)プロフィール
伊藤忠ファッションシステム(株)ブランディング第1グループリーテイルソリューションビジネスユニット マネジャー。大手百貨店、インポート衣料・雑貨を中心としたセレクトショップで販売・バイイングに従事した後、現職に至る。主に、百貨店を含む商業施設開発・リニューアルに向けたマーケティング調査及びプランニング、小売に向けた売場展開案立案及び実施支援などに携わる。
Source: J-Cast News
http://www.j-cast.com/2010/05/06065389.html?p=all
モテたい男子よ iPhoneを持て!?
ほんまかいな。
でも統計としてはユニークでおもしろいかも。
以下、記事抜粋--------------------------------------
「女性はiPhoneを持っている男性に、より魅力を感じる」
と、オンラインの携帯販売店が発表したそうです。その携帯販売店が1,500人の女性を対象に調査したところ、54% の女性がiPhoneを持っている男性には、より興味がわくと回答し、37%がiPhoneは男性を頼りがいのある人に見せてくれる効果があると答えたそうです。そして、23歳の小学校の先生は、こんな見解を述べたそうです。
コンピューターを使いこなせると、その男性がより信頼できるように見える何かがある。また、iPhoneを買うお金があるていうことは仕事も順調なんじゃないかと感じさせる。
明らかに、こんな風な考えでiPhoneを持っていることがデート相手を決める必要条件の一つにするっていうのは、物質主義的だし短絡的ですよね...。調査方法も疑わしいし、iPhone売るためにそんなこと言ってるんじゃないのぉという感じもしますけど、お恥ずかしながら、私もこの説にはちょとだけ真実のかけらがあるんじゃないかと思ってるんです。
実は、私もiPhoneを持ってる男性の好きなところがあるから...。ちなみに、私の胸キュンポイントは、どうやっていろいろな場所に行くかを知っているところ。くだらなぁい! って思うかもしれませんけど聞いてください。私は本当に方向音痴だから、的確に道を割り出し、迷わずに目的地にたどり着ける人に関心しちゃうし、それをiPhoneでピピピっと確認している姿は、けっこういい感じなんですよねぇ。
確かに、さっと電話を取り出して苦労せずにスマートに一番近い駅まで連れてってくれる男性を称賛するのは、アンチ・フェミニズムだってことは分かっています。それに、必要な時には、自分ひとりで目的地にたどり着くことだってできます。でも時々、現代生活の責任を誰かと分かち合いたいって思いません? 私にとって最も煩わしいのがナビゲーションなんです。
まぁ、iPhoneはよく壊れるし、バーに置き忘れちゃうっていう危険もありますよね...。もしかしたら、私が本当に必要なのは地図を持った男の人なのかも!?
と、私の話はともかくとして、1500人中810人の女性がiPhoneを持ってない男性より、iPhoneを持ってる男性とデートしたいって思うと答えたそうなので、モテ度をアップさせたい男性は、とりあえずiPhone持ってお試ししてみるといいのかも!? ちなみに、どのバージョンの iPhoneかには触れてませんでした。
Source: Gizmodo
http://www.gizmodo.jp/2010/04/iphone_265.html
でも統計としてはユニークでおもしろいかも。
以下、記事抜粋--------------------------------------
「女性はiPhoneを持っている男性に、より魅力を感じる」
と、オンラインの携帯販売店が発表したそうです。その携帯販売店が1,500人の女性を対象に調査したところ、54% の女性がiPhoneを持っている男性には、より興味がわくと回答し、37%がiPhoneは男性を頼りがいのある人に見せてくれる効果があると答えたそうです。そして、23歳の小学校の先生は、こんな見解を述べたそうです。
コンピューターを使いこなせると、その男性がより信頼できるように見える何かがある。また、iPhoneを買うお金があるていうことは仕事も順調なんじゃないかと感じさせる。
明らかに、こんな風な考えでiPhoneを持っていることがデート相手を決める必要条件の一つにするっていうのは、物質主義的だし短絡的ですよね...。調査方法も疑わしいし、iPhone売るためにそんなこと言ってるんじゃないのぉという感じもしますけど、お恥ずかしながら、私もこの説にはちょとだけ真実のかけらがあるんじゃないかと思ってるんです。
実は、私もiPhoneを持ってる男性の好きなところがあるから...。ちなみに、私の胸キュンポイントは、どうやっていろいろな場所に行くかを知っているところ。くだらなぁい! って思うかもしれませんけど聞いてください。私は本当に方向音痴だから、的確に道を割り出し、迷わずに目的地にたどり着ける人に関心しちゃうし、それをiPhoneでピピピっと確認している姿は、けっこういい感じなんですよねぇ。
確かに、さっと電話を取り出して苦労せずにスマートに一番近い駅まで連れてってくれる男性を称賛するのは、アンチ・フェミニズムだってことは分かっています。それに、必要な時には、自分ひとりで目的地にたどり着くことだってできます。でも時々、現代生活の責任を誰かと分かち合いたいって思いません? 私にとって最も煩わしいのがナビゲーションなんです。
まぁ、iPhoneはよく壊れるし、バーに置き忘れちゃうっていう危険もありますよね...。もしかしたら、私が本当に必要なのは地図を持った男の人なのかも!?
と、私の話はともかくとして、1500人中810人の女性がiPhoneを持ってない男性より、iPhoneを持ってる男性とデートしたいって思うと答えたそうなので、モテ度をアップさせたい男性は、とりあえずiPhone持ってお試ししてみるといいのかも!? ちなみに、どのバージョンの iPhoneかには触れてませんでした。
Source: Gizmodo
http://www.gizmodo.jp/2010/04/iphone_265.html
電話、メール機能のみ搭載の「740N」「741N」の発売日発表
原点回帰ですか。
以下、記事抜粋----------------------------------------
ソフトバンクモバイルは26日、通信手段を通話とメール(SMS)に機能を限定した児童向けのケータイ端末、「SoftBank 740N」と、ビジネスユース向け端末「SoftBank 741N」を30 日に発売すると発表した。
「SoftBank 740N」は、指定した相手にSMSが送信される防犯ブザー機能や防水機能を備えているほか、最大4件の連絡先にワンタッチで電話やメールができるカラーボタンが搭載されている。また、指定された連絡先以外への電話発信、メール送信・閲覧の制限するキッズモードの設定や、有害サイトへのアクセスを防ぐ目的から、インターネット機能、を搭載していないなど、児童向け携帯として各種機能制限を設けている。さらに、端末の位置を確認できる「位置ナビ」サービスにも対応している。
「SoftBank 741N」は対象にビジネスユースも含めた端末で、各種機能制限として、同じく通信手段をを電話とメール(SMS)に制限しており、そのほか発着信制限や、電話帳の編集制限などにも対応している。インターネット機能、カメラ機能は非搭載。また、最大4件の指定連絡先にワンタッチで電話を発信できるカラーボタンを4つ備えている。
両機種ともにサイズは幅48mm×高さ110mm×厚さ11mmで、ディスプレイは2.0インチQVGA(320×240)を搭載。色は「SoftBank 740N」がブルーとレッドの2色、「SoftBank 741N」がブラックとホワイトの2色となっている。
Source: RBB Today
http://www.rbbtoday.com/article/2010/04/26/67364.html
以下、記事抜粋----------------------------------------
ソフトバンクモバイルは26日、通信手段を通話とメール(SMS)に機能を限定した児童向けのケータイ端末、「SoftBank 740N」と、ビジネスユース向け端末「SoftBank 741N」を30 日に発売すると発表した。
「SoftBank 740N」は、指定した相手にSMSが送信される防犯ブザー機能や防水機能を備えているほか、最大4件の連絡先にワンタッチで電話やメールができるカラーボタンが搭載されている。また、指定された連絡先以外への電話発信、メール送信・閲覧の制限するキッズモードの設定や、有害サイトへのアクセスを防ぐ目的から、インターネット機能、を搭載していないなど、児童向け携帯として各種機能制限を設けている。さらに、端末の位置を確認できる「位置ナビ」サービスにも対応している。
「SoftBank 741N」は対象にビジネスユースも含めた端末で、各種機能制限として、同じく通信手段をを電話とメール(SMS)に制限しており、そのほか発着信制限や、電話帳の編集制限などにも対応している。インターネット機能、カメラ機能は非搭載。また、最大4件の指定連絡先にワンタッチで電話を発信できるカラーボタンを4つ備えている。
両機種ともにサイズは幅48mm×高さ110mm×厚さ11mmで、ディスプレイは2.0インチQVGA(320×240)を搭載。色は「SoftBank 740N」がブルーとレッドの2色、「SoftBank 741N」がブラックとホワイトの2色となっている。
Source: RBB Today
http://www.rbbtoday.com/article/2010/04/26/67364.html