人前で話すのは緊張する?それ、どーでもいいです。 | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

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●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修

 

話し方三大お悩み(三木調べ)のひとつ、

 

緊張してしまう!!

 

についてです。

 

 

 

「人前に立つと緊張してしまって

 


思うように言葉が出ない、

 

声が震える、

 

おどおどしてしまう、

 


だから話すのが苦手なんです」

 

 


というご相談を受けます。
けっこう頻繁に聞くお悩みです。

 

わたしも緊張することがあるのでお気持ちはよくわかります。

 


だからこそはっきりいいますが、
このご相談に対する回答はこれにつきます。

 

 

 


緊張する?

 

それってお客さま(聞き手)になにか不都合がありますか?

 


ないなら、

 

どーでもいいですよ。

 

 

 

 

 

 

心を動かす話し方の心構え(心を動かす考え方)のひとつに、

 

目的志向

 

があります。

 


自分はなんのために話すのか?

 

目的にフォーカスするという考え方です。

 


話している言葉ひとつひとつ
表情
立ち居振る舞い

 

すべては目的達成のためにあります。

 


目的とは、自分の話を聞くことで

聞き手にどんなアクションを起こしてもらいたいか?

 

です。

 


商品を購入してもらいたい
社会問題への理解を深めてもらいたい
ノウハウを各自の生活に取り入れてもらいたい

 

など。

 


あなたはあくまでも
このような目的を達成するために
話せばいいのです。

 

 

 

ということは…

 


あなたが緊張しているかどうか

 


は、目的と関係ないので、

 

目的さえ達成することができれば、いくら緊張していてもかまわないんです。

 

 

 

思うように言葉が出ない?
→あらかじめ原稿をしっかり用意しましょう。

 

声が震える?
→深呼吸して、あとは気にせず喋りましょう。

 

おどおどしてしまう、
→大丈夫、誰もそんなふうに思っていません。

 

 

 

緊張することによって起こる(自分にとって)まずいことって

けっこう思い込みだったりします。

 

そもそも話し方について
「緊張することが悩み」という時点で
自分に意識が向き過ぎです。

 

自分への意識が不要とはいいませんが、
向け過ぎはいけません。

 

それよりもっと聞き手に集中しましょうキラキラ

 

 

どうすれば聞き手への貢献を最大化できるか
に集中するんです。

 

 

 

そのとき、
あなたが緊張しているかどうかは、
どーでもいいんです。

 

 

 

そして不思議なことに、

 

緊張をどーでもいいと思えたら、

あなたはもう、緊張していないのです。

 

 

腹式呼吸でリラックスし、緊張をとりのぞく…

などの方法もありますが、

根本的な解決にはなりません。

 

緊張はするものと受け止め、

そのうえで、

どーでもいい、と考え方を変える必要があります。

 

 

 

 

 

…ちなみに、どうでもよくないのは、

 

 

 

いくら余裕の表情で堂々としていても

 


聞き手になんの影響も与えることができないとき

 

 

つまり目的を達成できないとき

です。

 

 

 


あなたが話す目的はなんですか?

 


緊張せずに美しく話すこと?

 

それとも、

 

聞き手になんらかの行動を起こしてもらうこと?

 

 

ここをはき違えてはいけません。

 

 

 

 

 

緊張しない人はいません。

話すプロでも緊張することはあります。


緊張を飼い馴らすことができるのは、「目的志向」と経験だけですキラキラ